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学校に行くのが辛いときは「からだ」の声を聞いてみて

先般、こんなはなしを聞きました。
自殺をしたいと思っている女の子がおりました。
塾の先生にそれを打ち明けます。おそらく、受験で疲れてしまったのでしょうね。

その先生はあたまをポンポンとなでて、
「そうか。ここ(頭)がつらいんだね。でも、もし叶うのなら一か月
待ってほしい。その一か月間、足に聞いてみてほしい。
手に聞いてみてほしい。
自殺してもいいですか?と。」

そのおんなのこは、自殺をやめました。
身体は、生きようとしている。
いやむしろ、自分は生かされていることに気が付いたということです。

わたしは学校に行けとは言いません。
行かなくてもいいと考えます。

あなたのこれからを、
あなたの「手」に、
あなたの「足」に、
あなたの「体」に、
聞いてみてほしいと思います。

そのうえで「まなぶこと」というのが「いきること」に繋がっていくならば、
学校へかよう道もあるだろうと思います。

いまはそんなことよりも、からだの声をきく。

そこから、ご自身の苦しみと向かい合っていって頂けたらと思います。

あなたにさちあれ。さちあれ。合掌
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有り難し
質問
学校に行けません。疲れました。
生きているだけで疲れてしまいます。 私は小学5年生のときに親に「生きるって疲れるね」と言ったそうです。 弱さを克服出来ぬまま約10年経ち、不登校気味になっています。もうすぐ出席日数が足りず退学になってしまいます。何故かはわかりませんが、学校に対して不安を強く感じ、お腹が痛くなってしまいます。不安障害だと心療内科では診断されました。 体は至って健康なはずなのに、すぐに心身ともに疲れてしまいます。 死にたいとは思いませんが、もう疲れました。 どうしたら明るくなれ、学校に行くことができるのでしょうか。そもそも私は学校に行かなければならないのでしょうか。しかし働く方が大変だとも言われ、どうしたらいいかわかりません。
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