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人生を再スタートします

回答数回答 2
有り難し有り難し 21

こんにちは。私は39歳の女性です。
どうか私のお話を聞いてください。
私は実家暮らしで、お恥ずかしながら、まったく定職に
就いておりません。
この年になって、定職に就いておらず、毎日ネットをやっていて、
たまに旅行していて、我ながら情けないです。
障がい年金で生活しているので、お金には
まったく困っておりません。
もうすぐ40代に入るので、そろそろ活動開始したいと思っております。
アルバイトをしながら、就活をしようと考えております。
就職するとき地元で就職した方が幸せか、県外で
就職した方が幸せかまったくわかりません。
仕事の他にやりたいことや目標があります。
(例:年に1,2回旅行に行く、週に1回大好きな英会話の先生と
勉強する、など。)
社会や人間関係などで傷つくことを恐れて「自分には働くことは無理だ」
などと言い訳して、あきらめたり、投げやりになったりして、すべてから
逃げていました。
もう逃げることに少し疲れ気味です。
まず最初にアルバイトを始めたいです。
人生を再スタートしたいです。
がんばってみようと思います。
「自分はできる」と信じたいです。
住職様、どうか私に喝を入れてください。

お話を聞いてくださってありがとうございました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

環境を変えてこそ、人は変われる

はじめまして。玲奈さま。お悩み拝見させていただきました。

実家か県外かとのことでしたが、単刀直入に申しますが絶対に県外にすべきです。

これはお坊さんの修行の話ではありますが、私は高野山の修行専門のお寺に一年間ほぼカンヅメ(マンガ、ゲーム、ネットなしetc)で修行をしていました。

修行のことをよく知らない人は「仏道を学ぼうという気持ちさえあれば、街の中でもどこでも修行はできるだろう」と言いますが、そんなことができる人間はかなり稀です。人間は頑張れる環境にいないと頑張ることができない生き物なのです。

絶対に想像できないと思いますが、

テレビやネットのある環境にいて「朝四時から掃除の修行があるから早寝しなきゃ」とか、

歩いてすぐのところにある環境にいて「7日間の断食修行を頑張るぞ!」

なんて言っても絶対にできなかったでしょう。
ほぼ幽閉生活か軟禁生活といえるような状態だったからこそ、頑張れたのだと思います。
「世のため人のため立派なお坊さんになるぞ!」などと決意したところで、きっと緩い環境にあってはその誘惑に負けていたに違いありません。

悲しい話ですが、意志の力など、環境の影響力に比べたらカス同然です。

花を砂漠に植えるようなものです。

人生を再スタートしようという気持ちは素晴らしいもので、なんとしても大事にしてほしいので、ここは心を強く持って県外に飛び出してみてください。

苦労はあるでしょうが、頑張るあなたをきっと多くの人が応援してくれるはずです。微力ながら、私も応援をさせていただきます。玲奈さまの新たな旅立ちがうまくいくことを、祈っております。

南無大師遍照金剛

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有り難し
おきもち

新たな人生、おめでとー!

玲奈さん、こんにちは。

いよいよ、あらたな生き方を求めて、まずは動いてみるのですね。
おめでとうございます。
人生のやりなおしに遅いは、ありません。気づいてチャレンジした時が出発点なのです。
失敗はいいのです。何回でも失敗してください。失敗を恐れては前に進めません。

がんばって、アルバイトしてください。実家か県外かは、まず今の環境で行動して、うまく行けば、県外を選択してもいいでしょう。まずはなるべく負荷のかからない生き方をしてください。

がんばって!辛くなったらいつでも相談してくださいね。合掌

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有り難し
おきもち

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質問者からのお礼

染川智勇様
ご回答ありがとうございます。
あなた様のお言葉にとても救われました。
人生のやり直しに遅いはないんですね。
まず地元でアルバイトをして、うまく行ったら
県外を選択します。
無理をせず、後悔しない生き方をします。

鈴木泰祥 様
ご回答ありがとうございます。
思い切って県外に飛び出してみようと
思います。

「心構え・生きる智慧」問答一覧

ヘルパーに酸素マスクを外され、、、

母は老人施設で老衰で亡くなりました。最後は点滴も出来ない体になり、息も上がっていたので酸素もチューブで鼻から入れてもらっていました。亡くなった当日面会に行っていたのですが目も開ける事なく、問いかけにも微動だにせず、腕も指も動かない状態でした。途中看護師が「口も開いているのでマスクに替えますね」と鼻のチューブをマスクに替えて退室。暫くしてヘルパーがオムツ交換に来たので退室し、終わったのでと声をかけに来てくれてから再度部屋に戻ったところ、鬼の形相(に見えました)で亡くなっていました。その時は亡くなったという現実で頭がいっぱいで気が回らなかったのですが、酸素マスクが外されベッドに置いてあったということが2日後に気付きました。 葬儀を終えてから施設の方へ挨拶へ行き、その際にマスクが外されていた事も話しました。ヘルパーからは何の報告も上がっていなかったので私たちの話で初めて知ったとの事でした。 マスクがあれば看取れたかもしれない。マスクが外されていたので苦しいまま息を引き取ったのかもしれない。それが悔しくて残念でなりません。ただ、マスクがついていたとしても、命の限りは決まっていたでしょうから、施設やヘルパー個人を責める気は無かったのですが、施設からビデオで確認した所オムツ交換をすると言って来たヘルパーと実際にオムツ交換をしたヘルパーは違うヘルパーである。オムツ交換をしたヘルパーに聞いた所顔には触っていない。オムツ交換をした時にマスクがずれたかもしれない。退室時にマスクの確認はしなかった。と曖昧、ウソばかりであろう報告を受けました。 こちらとしては特に報告をして欲しいと言っていなかったので、逆に気持ちを逆撫でされる報告を受け苛立ちや悔しさ、腹立たしさばかりが込み上げてきています。 施設の言い訳、ウソを聞く度にモヤモヤが増して行きます。事を大きくしたく無いと思っていましたがウソをつかれると言い返したくなってしまいます。この気持ちは時が解決してくれるのでしょうか。気の持ち方を教えて頂きたくお話しさせて頂きました。どうぞよろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

夫にかける言葉や心持ちについて

お坊さんはじめまして。私は三十代半ばの女性です。昨年結婚した三十代後半の夫についてご相談させていただきます。 私たち夫婦に子どもはいません。共働きで円満に暮らしております。しかし最近夫が自身の実家との関わり方に疲弊しているようで、妻として一人の人間としてどういったフォローをすれば良いかわからない状況です。 夫は小学生の頃に父親を病気で亡くしており、母と年の離れた妹と三人の家庭で育ちました。社会人になってからは単身で暮らしていたそうです。 そして今現在は家から車で一時間ほどの距離で義母と義妹(三十代前半)が同じ家で暮らしています。 数年前から義妹の体調が優れず(原因不明)身体に不調が滲み出ており、私から見ても心配になる顔つき体つきをしています。 またその義妹を支えるためか義母も老体にむち打つようにアルバイトをしています。 義妹には義妹の、義母には義母のストレスがあるのだと思います。二人は言い争いが多々あるようです。 そんな二人の板挟みとなっている夫は、息子・兄の立場以上に「亡くなった父親の代わりに自分がなんとかしなければいけない」と使命感があるようで、私から見ると不要な心配や気遣いをして神経をすり減らしているように見えます。 亡くなった父親の代わりに〜というのは夫本人から出た言葉です。 そんな生真面目で優しい夫に惹かれて結婚したのですが、いつかどこかで夫がぽっきり折れてしまいそうで怖いのです。 私自身も病気がちで夫に助けてもらっている部分がたくさんあります。 なので夫からしたら、病気がちで手のかかる妻、日に日にやせ細り見放せば死んでしまいそうな妹、年老いて体が悪くとも働かなければならない母の三者に気を配る生活をしています。でも夫自身は誰にも助けを求めていないように思うのです。 父親と死別した長男というのは、これからもずっと残された家族を守る使命感に縛られていくのでしょうか。夫自身がそのような使命感から放たれる日は来ないのでしょうか。 義母義妹について悩む夫を見ているのがとても辛いです。 なにか私がかけてあげられる言葉や、知った方が良い心持ちがあれば教えていただきたくご相談とさせていただきます。 まとまらない文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 10
回答数回答 2

賢く生きるのが難しいです

 春休みが長期間あったので、バイトをたくさん入れました。しかし、一日数時間しか入れないので、1ヶ月で合計すると、そんなにバイト代はもらえません。  しかし、バカな私は、いつもよりたくさん入れたら、たくさんもらえるというように考えていました。  バイト代が入ったときに、春休みにしては全然稼げてなかったので、シフトを入れた時に計算しなかったことに、自己嫌悪に陥りました。  新しいバイトを探そうとはしていますが、周りの人が当たり前にできてることにつまずくのが悔しいです。  高校までぬるま湯で生活していたので、社会の厳しさを垣間見たのもあります。  もともと、生活やあらゆることをうまく賢くするのが苦手だったのですが、周りが賢く生きている話を聞いたり、今回のつまずきで、一気にこの先の自信がなくなりました。  周りの人が考えたら失敗しないようなミスを、私は失敗しないと間違えることに気づけなかったりなど、全部失敗していって学んでいくスタイルが嫌です。  春休みは、資格も取ったり、友達と遊んだり、バイト以外にもしましたが、バイトで稼げなかったことで、自信とやる気を失いました。  どうしたら、賢くうまく生きれて、失敗しても立ち直れますか?全部失敗していって学んでいくスタイルは、なおせますか?

有り難し有り難し 6
回答数回答 2

普通の幸せを手に入れたけれど。

 こんにちは。 30代後半の専業主婦です。  私は10代のときに精神病を患いましたが、実家の家族の懸命なサポートのおかげで寛解をし、30代で結婚もでき、子供も授かることができました。 子供が幼稚園に通い始めるようになると、お母さんたちとの付き合いも増えるようになり、いわゆる「健常者」の方との付き合いも出てきました。  普通ならば、ママ付き合いはたやすく出来そうなものですが、私は10代で精神病になり、20代全てを療養に費やしてきました。 なので、皆が一般的にやっている就職や社会人経験がゼロの状態で結婚、出産、育児をしていることになり、周りのお母さんたちとは、どうしても「違い」を感じてしまいます。テンションも違うし、話す話題も仕事の話ばかり。 人の裏を常に警戒しているような人だらけで、あまりに空気感が違いすぎて付き合いなんて私には無理、と不安でいっぱいです。  実家の両親は、「社会人経験なんて、ないほうがいい。社会に毒されてしまった女の子に本当の人付き合いなんて出来ない。 あなたは、社会人経験がないおかげで人とオフで表の顔で付き合いができるんだよ。」と言ってくれています。  しかし、どうしても他のお母さんたちと接すると、彼女たちのほうがうんと「大人」に見えて感じてしまい、私はまるで10代から精神的な時間がストップしているみたいに感じています。  友人には健常者の友達はいて、プライベートな話もできる仲です。でも、幼稚園のママさんたちは、それとは違うように思います。  どうしたら彼女たちと対等に、劣等感を感じずに付き合えるでしょうか?

有り難し有り難し 12
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ