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人間の死

こんにちは。
初めて質問させていただきます。京都在住の大学2年の者です。

先日、私の祖父が亡くなりました。
昨日お葬式の後、人生で初めて火葬場に行き、祖父が遺骨になったのを見届けました。

身近な人が骨になってしまったのを初めて間近で見てとても衝撃を受けました。そのときはさみしさや悲しさよりも衝撃が勝っていました。

つい最近まで生身の肉体があり、感情があったのに火葬されることで物質になってしまうことが衝撃でした。
今まであった感情や肉体はどこにいったのか?と混乱しました。

もちろん、人が燃えれば最終的に骨になることは、理論上理解できます。ですが、それを頭ではなく心で受け入れようとしたら難しいです。

そして、いかに人間がはかなくてもろいのかと思うと自然に涙が出てきます。その中にはおじいちゃんがいない寂しさもあり、この先いずれ直面するであろう身近な人の死を乗り越えられるかどうかの不安も混じっています。

そんなわけで今日は死の不思議さと、寂しさと不安を考えてもやもやしています。

お坊さんが人間の死をどのようにお考えか、聞かせていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

死について
有り難し 24
回答 2
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。
回答僧

正念寺

日顕

レンタカー

ご祖父様の逝去にお悔やみ申し上げます。

同じ大学2年の時に祖母が亡くなり、ゆかさんと同様の激しい衝撃を覚えました。
後にも先にも、あんなに心が揺さぶられ大泣きしたのはあれだけです。
そして死や人生についてとても考えさせられ、今の自分があります。

死について、私が師から教わってスッと入ったのは「車の喩え」です。

私たちのこの肉体は、ちょうど自動車です。
車は、それだけでは走りません。運転手が必要です。
運転手が魂です。
この車は壊れるまで自由に使っていいのですが、実はレンタカーです。
壊れたら返さないといけません。
返し先が仏様の会社です。
車が壊れて困った運転手さんは、仏様がちゃんと雇ってくれます。

この肉体という車は万能ではありません。
故障すればメンテナンスが必要ですし、ガソリンがないと元気に動いてくれません。
それでも、お祖父さんは一生懸命正しい運転をして、あなたまでバトンを繋ぎました。

今は仏様の会社で慣れないながらも頑張っていることでしょう。
感謝の気持ちで、これからもご供養をお願いします。

合掌。

ゆっくりと学んでくださいね。

拝読させて頂きました。さぞ悲しみと衝撃とであなたもつらい思いをなさったことかとお察し申し上げます。
まずはお祖父様が正しく仏様のお導きを受けて仏様のもとに生まれ、心安らかにご成仏になさるようにとお念仏おとなえさせて頂きます。
必ずやお祖父様は仏様のもとに生まれ間違いなくご成仏なさいます。そしてこれからもあなたや皆さんをお見守りなさってくださいます。
どの様な人もその肉体には終わりが参ります。そしてまた新たなものごとへと移り変わっていくのです。それは自然の摂理です。お祖父様の死はあなたに身をもって教えてくださっているのです。
心つまり魂は永遠に続くのです。あなたとお祖父様のご縁はこれからも永遠に続く様にずーっと続いていくのです。
そして遠い先あなたの肉体が滅びる時再び仏様のお導きを受けてお祖父様に巡り合うのです。
あなたの身近にお祖父様はいらっしゃいます。悲しみや衝撃は簡単には拭えないですが、これから少しずつ学んでくださいね。
あなたの人生を通して学びますからね。


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