皆様に大変ご好評をいただき、ご質問が殺到しています。

回答が追いついておりません。お坊さんから丁寧にご回答いただくため質問受付数を制限させていただいております。大変申し訳ございません。

人の幸せに嫉妬してしまう。

私は昔から人の幸せを喜ぶことができません。
芸能人の結婚のニュースを見るとなんだか文句ばかりいってしまいます。
本日は、祝福したいのに素直に祝福できません。自分でも心が狭い(器の小さい)人だと思います。
どうすればこういった嫉妬心をなくすことができますか?
素直に人の幸せを祝福したいです。
こんな私にアドバイスを下さい。お願いします。

嫉妬・蔑み
有り難し 18
回答 2
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。
回答僧

圓勝寺

釋高明

ねたみそねみは当たり前

犬大好きさま、こんばんは。

ご質問拝読しました。

今宵は穏やかなクリスマスイブを過ごしております。余計なことですが、拙僧も犬大好きです。門徒さま宅にお参りに伺って、そこのお家の犬とふれあうのは至上の楽しみですね。

さて、他人のしあわせに嫉妬してしまうということですが、これは当たり前のことなんです。自分がどれだけしあわせであったとしても、無い物ねだりで余所が羨ましく思え、嫉妬して腹を立ててしまうのです。なので、まずは嫉妬してしまう自分を認めて、心を楽に保ちましょう。それから、これは拙僧の持論ですが、夜寝る前に「明日も会えたらいいね」と自分とすべての世界に向けて言って、朝目が覚めたら「今日も会えてよかったね」と、自分とすべての世界に向けて言います。これだけで、不思議とすべてに感謝しようという気持ちになり、嫉妬心が和らぎます。私だけかもしれません..

嫉妬をしてしまうのは貴方の心が狭いのではないのです。それは、自分と他人を比べて、自分の方が正しい、自分の方が頑張っている、立派な生き方をしているといった憍慢心(きょうまんしん)」が出しゃばっているからです。この憍慢心は、気づきはしないかもしれないですが、誰しも持っているものです。取り除くことは出来ないかもしれないけれど、気付くことはできますから、自分の中の憍慢心を認めて許してあげることが出発点になるでしょう。
そして、他の人も心に驕慢という弱さを抱えているんだなという気づきを得ることができるのではないでしょうか。

近いうちに、人に対して優しさと真心を持った犬大好きさんになられていますよ。

合掌

あなたは世界で何番目?

 こんばんは。3つに分けてお話させていただきますね。
 まず、テレビの芸能コーナーを見て「ああ全く、ブツブツ…」とやっているのならば、それで結構だと思うのです。つまりストレス発散しているのですから。ただ心配なのは、芸能コーナーが終わってドラマとかを見ていても「全くもう…」と嫉妬が続いているか?です。そうならば…続きを読んで下さい。

 続きです。
 さて嫉妬が起こるのは「自分と比べるから」です。比較の結果、「自分の方がダメだなー」と(無意識に)感じ、それだと自分がみじめなので「でも、あっちはどうせ…」とディスる。そうして「惨めな自分」はそのままで心の安心を得る。そういう仕組みです。
 この段階では2つの回避法があります。1)比較しない。「あの人はあの人だし。」あなたは自分が世界で何番目に幸せか、なんて興味ありますか? 2)私って惨め…だけどいいや。開き直っていこう。です。 どちらか可能でしょうか?「イヤどっちも無理…」というならば…続きを読んで下さい。

 続きです。
 今日、あなたは誰かを「祝福すべき」立場なのですね。もうその時は過ぎてしまったかしら。分からないけれど「素直に祝福できるか」を心配している。そうですね。であれば。
「今日は本当におめでとう。それだけが言いたかったの。じゃ、帰るね」と、言うだけ言って帰ってしまいましょう。言い終わった瞬間は、素直も何もなく「祝福した」訳で、もうそれでお終い。電話を切るかのように、その場から逃げ出しましょう。
 こういったことは自身の癖付けが必要です。テレビを見て「あの人たちだってどうせ…」と反射的に思っても、「でもまぁ、お幸せに」と口に出して言う練習とかがいいと思います。その練習は、リアルよりもテレビに向かっての方がやりやすいです。棒読みのセリフで構いませんから「でもまぁ、お幸せに」って口に出す。それが身についてくると、今度はそのセリフが貴女の心というか物の見方をリードしてくれるようになります。
 私たちお坊さんも、実は同じです。「口に出して南無阿弥陀仏と称えなさい。称えることで、心が整ってくる、大事な気持がわき上がってきますから」って法然さんは言っているのです!

 まとめ
 ということで、2つのポイントにおける可能性と、実践をひとつ、お伝えしました。どこか「できそう」というものがあったら、挑戦してみて下さいね。


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