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猫がそろそろ…

こんにちは。

うちで14年間一緒に暮らしている猫が、今年に入ってから体調を崩すことが増えてきました。

猫は14歳、人間なら70歳を越えています。

私が社会人になってから、ずっと一緒にいてくれた猫で、悲しいときは慰めてくれたし、嬉しいときは一緒に喜んできた存在です。

私の祖父が67歳で亡くなっているので、そろそろ本当に「覚悟」が必要なのかなと、考えずにはいられません。

猫が生きようとしている限りは、できる限りの治療は受けさせてやりたいし、できるだけ穏やかに最期を迎えさせてやりたいと思ってはいますが、飼い主の私の方がこの先かかる治療費や、猫のいなくなった後の生活など、色々考え、不安で泣かずにはいられません。

どうしたら、猫にこの先「このうちで生きてきてよかった」と思える余生を送らせてあげられるのでしょうか?

そして猫も、ちゃんと成仏して仏になることができるのでしょうか…?

老い・介護・看病・病気
有り難し 19
回答 2
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

猫ちゃんとの時間を大切にして下さい。

そうですか。
体調の事、心配ですね。

生きとし生けるものは、すべて年老いて死んでいく。
当たり前の事ですが、悲しいことです。

猫ちゃんは、今を生きています。
この先どうなるかなんて心配していません。

今の時間を大切にしてあげること、喜怒哀楽を共に歩んできたあなたが、しっかりと関わってあげる事が、猫ちゃんにとって一番幸せだと思います。

お金の事は、事前に準備して解決しておいて下さい。
一人で考え込まず、みんなに協力、援助してもらう選択もあります。

猫ちゃんが亡くなられた時の事を考えると、確かに胸が押しつぶされそうになりますね。
かつて、私も経験しました。

だからこそ、今の時間を大切にしていただければと思うのです。

先にも書きましたが......
猫ちゃんは、人間のように過去を悔やんだり、未来を悲観したりしませんし、欲求が満たされなくても、ガマンします。

要するに、人間よりも煩悩が少なく、成仏しやすいのですよ。
ご安心下さい。

ただ、しつこいですが、猫ちゃんは生きておられます。
あまり悲観的にならず、大切なふたりの時間を作り出して下さいね。

供養

家族同然の愛猫や愛犬との別れは誠につらいものでございます。

拙生も家族同然の愛犬、愛兎、愛鶏と、何匹と見送って参りました・・

その度ごとに、感謝の意とお礼を述べて、どうかより良い赴きでありますようにと、御供養をお勤めして葬送し、また定期的にも、当山で埋葬されました動物たちと共に供養を致しております。

その動物供養におけるお経の次に読ませて頂きます回向文の中には、「(どうか、次には、)浄域(仏様の教えにあずかれる清らかな境涯(浄土や仏国土など)、あるいは、この現世のように仏様の教えがまだ残ってある世界)に生まれて、悟りへの道をのぼらしめたまわんことを」という一節がございます。

また、「供養」というのは、「供(とも)に(仏様の教えを)養う」とありますように、今、生きているものたち、亡くなったものたちとも一緒に、仏様の教えを頂いて、悟り・涅槃へと向けた善き行い(功徳)に努め養っていくということも大切となります。

その功徳が、私たちや動物たちも含めて、やがては全ての衆生たちの悟りへと至るための糧としていくことにより、拙生も、貴女様もその猫ちゃんも、いずれは皆が悟りへと至りたいものでございます。

「願わくは此の功徳を以て、普く一切に及ぼし、我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを」

川口英俊 合掌


質問者からの有り難し - お礼

ありがたいお返事を、誠にありがとうございます。

こちらを書いている時点では、猫はまだ生きています。
しかし、食事も取れなくなってきて、昨日・今日と流動食を食べましたが、それすら欲しがらなくなってきました。

家族は「もう、お迎えが近いんだよ…」と言っています。

弱っていく猫を見て、本当につらく悲しい気持ちでいっぱいですが、こうしてご回答を下さるお坊様をはじめ、周りにも猫を案じて下さる方が沢山いることが、せめてもの慰めとなっています。

いつもと違う雰囲気に猫がストレスを感じてしまわないように、せめて家族みんな、普段通りに過ごす努力をしようと思っています…(;_;)

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