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起きたことって全て前世の因果?

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私の行く環境(仕事)の中に必ず自分を嫌って嫌がらせしてくる女性がいます。
絶対に女性なんです。どこに行っても同じでした。

私が何をしたんだ!って言うぐらい現れます。ちなみに全く関わりのない人ばかりです。

ストレスはたまりますが、自分を嫌う人は必ずいる!と思って嫌がらせされないようにするんではなくてそういう人とうまく付き合うのがいいのかなと。(相手にしない、関わらない、周りに相談)

ところで、前世での因果はあるのでしょうか。昔(女性から)いじめをずっと受けてたりなにかと女性から酷いことをされます。
同じことがぐるぐる回ってるんです。
なにかをされても我慢して乗り越えろと教えられてるような気がします。

ですが今の部署はなかなか人に恵まれ、嫌がらせ相手とも部署が離れ関わりがなくなり、だんだん良い方向に行ってる気がします。

今関わってる人も前世と繋がっていて、みんな一つは生きる上で課題が与えられてその課題を乗り越えるためにいきてるのかな、とちょっと思っています。乗り越えられない試練は与えられていないようだし。
どうなんでしょう。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

因果は日々時々刻々のもの

よく「前世の因果でこうなった」という言い方をしますが、これは厳密には正しくありません。
生命は日々時々刻々に生滅を繰り返しています。そのあり方を決めるのが因果です。
この世にこのような姿かたちで生まれたのは確かに前世の因果にみちびかれたものですが、今現在の苦しみや悲しみは、今現在、私という生命が関わっている因果によるものです。
生命は様々な形で輪廻を繰り返していますが、人として生まれることはかなりの善い因果によるものであると考えられています。人として生まれることは稀有の事で、それだけで「前世の因果」は非常に良いものだったのです。
生命は輪廻生成するかぎり、苦しみ悲しみとは切り離されません。
その苦しみや悲しみを「誰かのせいでこうなった」災難として考えるのではなく、質問文の中に書かれているように、生命として解決するべき「課題」として取り組むことが、仏の教えにかなった道筋ではないでしょうか。

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有り難し
おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。
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「因果応報」問答一覧

過去の過ちと因果応報への恐れ

過去の過ちから日々不安で押し潰されそうです。 一年前に下手をしたらクビになるようなことをしてしまいました。 私は最近因果応報という言葉を実感しており、それを強く確信する度に過去の過ちが広まり、自分に返ってくるのではないかと不安でいっぱいになります。 また、あろうことか ・その当時に口の軽い同僚2人に酔った勢いで話してしまった ・その行為を共に行った社外の相手と喧嘩別れをしている上に証拠写真を持たれている 以上の2点から会社にいつかバレる可能性が十分にあります。 今のところそういった脅迫や噂は立っていないのですが、何事も因果応報だと思い、いつか明るみに出るのではないかと毎日怯えています。 また、最近になって守りたい存在ができ、その為にも今の職を失うことはしたくないです。 そして、その存在のお陰で日々幸せを得ているのですが、いつか来るかもしれないしっぺ返しを恐れて幸せを素直に喜べません。 忘れた頃に因果応報がやってくるのではないかと思うと、忘れることも出来ません。 最近不安になると胃腸を痛めるようになってしまいました。 また、今ある幸せを感じられないことに辛さがあります。 今は昔のことを大いに反省し、誠実に生きることを心掛けています。 本題です。 罪を帳消しにしたいとは言いません。 いつか罰は下るだろうと常に考えています。 ですが、いつまでも続くこの不安から解放され、今ある幸せを心から感じてみたいのです。 こんな私はどう心がけ、考え、日々生きれば良いのでしょうか。 ※内容をかなりぼかしていてすみません。 この過去の行為は、人を傷つけたり、社会に迷惑をかけるような内容ではありませんが会社の規則に反した行為です。実際どうなるかはわかりませんが、注意とかでは済まないレベルではあると思います。 また、会社での立場は確実に無くなります。

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