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苦しみ

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有り難し有り難し 21

毎日苦しくて夜も眠れません…
何もする気になりません


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

脳が苦しいのと、胃が苦しいの…。

脳みそは「考える臓器」です。たくさんある臓器の1つでしかありません。それは私自身ではありません。

思考は堂々巡りします。思考は、無いものを求めたり、今あるものから逃げるのが癖です。求めても得られませんし、逃げても逃げきれません。脳の仕組みと、脳と私との関係性を知りましょう。

脳みそがオーバーヒートしたんだと思います。胃を休めるために食べるのを控えるように、考えるのを休みましょう。大丈夫です。苦しんでるのは私自身ではありません。安心して、しっかり休みましょう。

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有り難し
おきもち

若輩者ですが、宜しくお願い致します。
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HANA様
こんにちは。拝見させていただきました。

夜も寝られないとは本当につらいですね。具体的な事は文面からはわかりませんが、「後悔」という事で考えてみたいと思います。まず、後悔する事は自然な事です。後悔することそのものを否定しないようにいたしましょう。それは人間に備わった「過去の間違いに学び今後に適応していく」という能力です。

とは言え今苦しいのは確かに事実ですから、出来そうな事を考えてみましょう。まずは掃除です。断捨離。自分の身の回りのものを整理することは気持ちを整理するよりも簡単にできる上に効果が期待できます。

後悔する心に寄り添うこと。後悔が起こってきたら「後悔してもいいよ」と声に出す。思いにくければ今はいいよと「今は」とつけてください。そしてどのあたりに後悔しているのかを聞いていきます。批評はなしです。その時自分がかけてほしかった言葉を声に出して自分に聞かせてあげる。どうしても難しければカウンセラーに頼む手段もあります。

書くこと。ただ「つらい」でも良いのですが、書くことになれれば出来たら具体的にどの部分に後悔しているのかを書いていくこと。どんな気持ちなのか。自分の心になぜ・・とインタビューしていきます。自分の心を知るためです。

鏡に映る自分をほめる。つらかったねぇ頑張ってるねぇよくやったねぇと「思ってなくても」声にだしてかけること。

ここからは更に先の話です。過去に償わせようとしている気持ちが何なのかですね。殺したい程の憎しみなのか、自分は出来るという思い込みなのか。これだけ頑張ったのにという受け入れてもらえなかった気持ちなのか。言えることは「その過去であなたは最善の事をした」という事です。後悔する部分もあると思いますが、仮に別の選択をすればもっとひどくなっていたかもしれない。大切なものを失っていたかもしれない。世の中で楽に生きている人は正解を選択した人ではありません。選択したもの(あるいは与えられた御縁として)自分なりの正解にしていっている人です。

「ないものねだりからあるもの探しへ」根源は今現在の不満なのです。今の不満がなければ、後悔の過去は経験の過去に変わります「あの失敗のおかげで今こうして生きていられるのだ」と。心に余裕が出来たら当たり前の事を感じてみてください。見落としていたたくさんいただいているものが見つかると思います。合掌

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おきもち

御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせて...
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苦しみの地平の先

HANAさん

お仕事のことなど具体的な問題がいろいろあったのでしょうが,「いま」あなたが体験しているのは「存在することの苦悩」なのでしょう。

きっかけは具体的なことであったかもしれませんが、それを機縁としてHANAさんは人が生きるということの真実に直面するところにやってきたということです。

そこは絶望しかない闇夜のような場所で何の救いもみいだせないし、身を横たえているだけでも苦しいし何もする気にもなれないでしょう。

それがこの世の真実で一切は苦であるということです。こういうときに理屈はあまり役にたたないです。

いまのHANAさんに何が必要か考えてみました。

海や草原の景色でしょうか・・・。
身を横たえるときのふわふわの布団でしょうか・・・。
大好きな花の香りでしょうか・・・。
あたたかくて甘い飲み物でしょうか・・・。
小鳥のさえずりでしょか・・・。
苦しいときは何もせず、眠ろうともせず、五感で感じるもので好きなモノと一緒にいたらどうでしょうか。目で見る  耳で聞く 鼻で嗅ぐ 舌で味わう 身で感じるものです。

この世は苦しみの世界ですが、その苦しみの地平にたどり着き、存在の苦悩と直面したものは、その地平の先をみることも許さるのではないかと思います。そこにはいろいろなかたちの救いがあります。

HANAさんがいまの苦しみから解放され、その先にある救いの世界を見いだすことができますように、お祈りさせていただきます。仙如

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おきもち

お釈迦様の教えと瞑想法は苦悩の多いこの世を生きるための「船」のようなもので...
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質問者からのお礼

ありがとうございます…

辛すぎです。自分が自分で居られません。

「苦しい・苦しみからの解放」問答一覧

妄想から抜け出したいけど…

私には強い妄想癖があります。 過去の辛い出来事がきっかけで妄想に逃げ込み、いつの間にか妄想の世界で生きていました。 妄想の世界は楽しいです。自分が凄くなったように思えるし、皆が良くしてくれる。しかし、最近は色々あって妄想が苦しくなってきてしまい、現実を垣間見ることも多くなってきました。そしてふと現実を見るとふわふわしたり心にぽっかりと穴が空いたような気分になるのです。 なんというか自分は妄想のしすぎで妄想の世界での自己の確立が過度になりすぎていたのかもしれません。しかし、先程も言ったとおり妄想の世界が苦しくなってきた今、現実とのギャップに悩まされることが多くなりました。 私もこれをきっかけに現実を見て自分を変えていかないと…。と思うのですが、楽しい妄想の世界が消えることや現実への恐怖感、理想の自分と現実のギャップ、そして妄想の自分とは違い、自分がない、現実の自分には凄いところなんて何もないということを突きつけられるからか苦しみや恐怖、焦躁感や自己嫌悪に襲われます。 正直、今までもこういったことはあったのですが、その度に妄想の世界に逆戻りということを繰り返していました。今回も下手するとまたこのような悪循環に陥ってしまうんじゃ…といった思いもあります。 どうすればこの苦しさや恐怖を断ち切ることができるでしょうか?どうすれば妄想から抜け出して現実を生きれるようになるのでしょうか?

有り難し有り難し 8
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毎日不安で苦しいです

現在、お付き合いして10ヶ月ほどになる彼がいます。 彼とは半同棲で鍵をもらっており、自由に入って良い状態で信用されていると思います。 先日、彼が昔使用していたスマホが出てきました。 中身は見ていませんが、マッチングアプリが入っていることが見えてしまいました。 見た瞬間すごくショックで手が震えましたが彼はマッチングアプリをやるような人と思えず、見なかったことにしようと思いました。 しかし、やはりモヤモヤしてしまう為、アプリ欄を見てしまった謝罪と共に真相を聞きました。 すると「使ってないよ、すごく昔のスマホでアプリがそのままになっていただけだよ。ごめんね」とのこと。 しかし私からすると、彼女がいるのに登録したままいることに違和感があり、退会しないのか問うと「するよ」との返答。 私から聞かなければきっと退会すると自分から言ってくれなかったのだろうと思ったのと、彼女が不安に思っていることを無くそうと努力をしてくれないのか?と悲しくなりました。 アプリは私の希望で目の前で退会してもらいましたが、本当に使用していないのか、メッセージ欄を見せて貰えば安心できたかもしれない…と後悔しています。 古いスマホは、現在使用しているスマホの容量が足りなくなったから入れ替える為に使っていただけだよと言われ、それは本当にそうだと思うし、Wi-Fiに繋げなければ使えない状態でマッチングアプリを使用する意味がわからないので使っていないことは信じたつもりです。(彼女がいない時に使っている分には全然気にしないので、過去のことだと気にしないようにしました) 話は一応解決しましたが、そこから毎日ネガティブな妄想が止まらずにいます。 本当は浮気用のスマホで、とんでもない遊び人だったらどうしよう 最近家の中でもスマホを離さない気がする 浮気相手のLINEの通知は来ないようにしているのでは?など 今まで心から信用できる相手で不安になることがなかったのに、ここに来てこの一件で全てネガティブになり眠れない日が続いています。 終わった話なのでまた掘り返すのが嫌で我慢していますが、毎日苦しくて食欲もない日が続き、どうしたらいいか分かりません。 話して面倒と思われる相手ならそれまでの男というのもわかるのですが大好きなので別れることになるなら我慢しよう。と思ってしまいます。 安心できる言葉を頂きたいです。

有り難し有り難し 11
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生き方の正解がわかりません

よろしくお願いします。 少し前に父が亡くなりました。 兄弟が複数人います。 遺産相続で揉めに揉めました。あまりに酷いやり方に私と1人の兄弟は相続放棄し、結果的に傲慢な人たちだけが相続するという形になりました。 口ではこれからは母を守るし、詐欺にあったら助けるなどと夢物語ばかり上等なことを言います。 でも現実は、初盆の準備や片付けなど一切せず香典も出しませんでした。 昔から母の様子を見たりお墓参りをするのは放棄した側です。 相続した側から「貰える物は貰えばいいのに〜。面倒なことはやりたい奴にやらせておけばいい」と見下され笑われました。 兄弟の考え方に触れるたびに 真面目すぎて融通が効かない自分のことが嫌いになります。 終わってみれば相続した側は得しかしていません。 自分のために人が世話を焼くのは当たり前のことで、そこに何の感情もないようです。 本人はただあるがままに生きているので悪気がなく「俺の言う通りにしないやつが悪い」と平然と言います。 いつかバチが当たると思っていましたが、実際には得しかしていません。 最近は私の方がずれていておかしいんじゃないかと思い始めてきました。 間違った生き方をしているのは私の方で、感謝や慈悲なんて実はなくてもいいことなんじゃないかと… もう生き方がわからなくなってしまいました。 相続に勝ったと笑っている人たちのことを指をくわえて見ながら雑用をやっている姿を 我が子が見て育つと思うと、私のようになって欲しくありません。 私は頑張って相続するべきだったのでしょうか。 ズルさや傲慢は私が思うほど悪いことではないのでしょうか。 相続以外でもずっと損をしている自覚があるにも関わらず改善されないのは、やはり私に問題があるのだと思います。 でも生き方の正解がわからなくてすごく苦しいです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ