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煩悩

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

乱筆になることを失礼いたします。

お寺さんや神社さんに詣でさせていただいている最中に妄想をしてしまい集中ができません。
時にはひどい言葉を頭に浮かべたりすることもあります。
また、日常生活でも嫌なことがあったときなど心の中でひどい言葉を言い、八つ当たりをしてしまいます。

考えたくないと思いながらも考えてしまい悩んでいます。素直に日頃の感謝の言葉をお伝えしたいと思ってもできないことの方が多いです。

どのようにすれば良いのでしょうか?
お知恵をお貸しください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心というものはなかなか思い通りにならないものですから、あなたの場合も普通のことなのですよ。
仏教では身口意を正しくしましょうといわれます。これは行いと、言葉と、心のことです。
しかし心は扱いが難しいですね。
なので先ずは、正しい行いと言葉を保つように努力しましょう。
そうすれば自然に心も正しい方向に向かうと思いますよ。

感謝の言葉は良いですね。
是非感謝の言葉をお伝えください。
食事の時も、いただきます、ごちそうさま、と唱えていますか?
これも大切な感謝の言葉ですよ。
声に出して唱えしましょうね。

また、日常生活で嫌なことがあった時は、なぜそんな嫌なことが起きたのか考えてみてください。
原因が分かれば、なるほど仕方ないことだった、と納得できることもありますよ。
そして、その原因を取り除けば日常生活がより良いものになるでしょう。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
少し気持ちがほぐれたような気がします。
私のために時間を使いお応えいただき、誠にありがとうございました。

「煩悩」問答一覧

「足るを知る」と「向上心」のバランス

明けましておめでとうございます。 全ての皆様にとって、健やかな一年となることを祈念いたします。   *   「足るを知る」と「向上心」をどうバランスさせるかについて質問です。   ■質問の内容 ・人間の煩悩はキリがありません ・煩悩とうまく付き合うために「知足」が重要との理解です ・一方で、より良い生を営むには、「向上心」が必要です ・しかし「知足」「向上心」は、ときに相容れないように思われます ・そこで、両者の使い分けについて、ご意見を頂戴したかったもの   ■質問の背景 ・私は肉体や精神、能力等の向上(=欲求を満たせる自分に成長すること)を目標として努力してきました ・結果、自分自身や周りの人の幸せを実現できると考えてきたためです ・しかしある時、幸福度は上昇していないことに気付きました ・そんな時に「知足」の重要性に気付き、「向上心」との折り合わせについて強い興味を抱いたものです   ・両者の使い分け方法について、下記2パターン考えました   ■仮説① 行為の目的(相手のため/自分のため)で、以下の通り使い分けるべき 【良さそうな例】 A「相手のため」×「向上心」 (例)より喜ばれる仕事をしたい B「自分のため」×「知 足」 (例)菜食で十分 【悪そうな例】 C「相手のため」×「知 足」 (例)今の仕事の質で十分 D「自分のため」×「向上心」 (例)より美味しい食事をしたい   ■仮説② ・「知足」と「向上心」のバランスを考える必要は無い。 ・自らの欲求を満たせる自分に成長する「向上心」が重要である ・逆説的だが、向上心(欲望)を満たした経験により「足るライン」を把握できるようになる ・肥大する向上心(欲望)を実現した経験が、「自らを満たさない、長く続かない」ことを体感させる ・知足は、頭で理解するものではない。体得させる必要がある    (例)お金をもっと稼ぎ、食事にお金をかける。結果、最高級の焼肉もファミチキも両方美味しいし、どっちも幸せで、(実は)どっちも大差ないことを体感する。 しかしずっと貧しいままだと、どうしてもやせ我慢での知足となる。「知足の習得」には、欲求を満たして「こんなもんか」という体験が必要不可欠。 お釈迦様が王子の頃に豊かだったことは、悟るための必須条件。。?   少し漠然とした問いで申し訳ございません。 どうぞよろしくお願い致します。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ