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御葬式について

回答数回答 3
有り難し有り難し 31

姉の旦那様のお母様が亡くなりました。
急の訃報だったと母から連絡があり、兄弟の私と兄夫婦は、
御葬式のみ参列して貰えれば良いとの事でした。

直ぐに姉と御主人に連絡を入れ、
お悔やみをお伝えし、早々に失礼しました後、
御葬式に行くにあたり、
再度母に今度はメールで連絡を入れたのですが、
故人の宗派と、喪主、故人の名前を聞いた所、
「何するの?
宗派は分からない、、、
名前も漢字が難しい、、、」
と不審がられてしまいました。

以前にもこちらのサイトにご相談をさせて頂く機会がありましたが、
私は少しお寺に行く機会が多いので、
宗派によって葬儀のマナーや、持ち物などが違うと言う、
少しだけの知識ですが、そういった事もありますので、
母が、故人の宗派を聞いている物と思い伺ったのですけれども、
予想外に引かれてしまったので、私は驚いてしまいました。

母には、
故人の宗派が特にない場合はそれでいいけど、
あるようだったら、聞いておいた方がいいよ。
豆知識程度に読んで貰えれば幸いです。
と、返信をしておきました。
返事が来ない所を考えますと、さらに不審がられてしまったかもしれませんが、
仕方ありませんね(⌒-⌒; )
普通はそのような反応をする物でしょうね。

御葬式に行くにあたりお教え頂きたい事があります。
子供の頃に出て依頼ですので、
御香典の書き方や、数珠、葬儀時のマナーについて、
お教え頂けますでしょうか。

故人の宗派はこれ以上は聞かない方が良いかもしれませんし、
教えて貰えなかもしれません。
現状、催事場での家族、近い親族葬のようです。
行った時に、どの状況でも大丈夫のようなマナーや、
持ち物などがありましたら、宜しくお願い致します。

又、会社に親族関係で不幸があった際は、
伝える事になっておりますが、
ご確認でお伺いしたいのですが、
姉の旦那様のお母様は3親等でしょうか。
(私の会社からの弔電はいらないよと、
断られたら報告は控えようと思います。)

ご質問は以上です。
長いご質問で申し訳ございません。

サイトを検索すればわかる事だとは思いますが、
皆様からのお伺いが、より安心致しますので、
どうぞ宜しく御願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どうしても知りたい場合は葬儀社へ。その宗旨に合わせた作法を。

突然の訃報、お悔やみ申し上げます。

宗旨により 作法は違いますし、どうしても知りたい場合は、葬儀社へ 直接 問い合わせされると、いいかと思いますが。

地方のほうでは、地域の 決め事があったりしますが。。。一般に参られるのでしたら、あまり細かく気にされず、あなたの いつもの作法で参られたらいいのですよ。わからなければ、あなたの宗旨の お念仏を、心の中で唱え、丁寧に 手を合わせましょう。

お姉さまも、心細いことでしょうから、こんな時、力になって さしあげてね。

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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※追記・補足 御礼拝見致しました。

aluseus様

御礼拝見致しました。

色々な事情が考えられますが、自由葬、直葬、無宗教葬・・と現在では、葬送の方法も色々と選択する余地があり、仏教への帰依・信仰心の希薄化も相まって、今後もそのような形式が増えていくことが予想されております。

ただ、この度は、ご葬儀式だけは仏式にてお勤めになられたということにて、宗派は分かりませんが、「ご仏縁」・「ご法縁」はひとまず途切れずに少しくでも保つことができたのではないかとは存じております。

よく拙生がお通夜式の法話の際にお話しするのは、仏道を歩む故人を、受験生に、先生を如来・菩薩に、合格を悟りを得ることとして、例えてお話を致します。

ご葬儀式、つまり、授戒・得度・引導式は、あくまでも合格(悟り)へ向けた準備の一つの段階であり、実際に合格する(悟る)ためには、先生(如来・菩薩)から色々と教えを頂いて、それを基に予習・復習・応用などを繰り返して、実践(入試)に役立てるように(仏道における聞・思・修、戒・定・慧に)精進努力する必要があります。もちろん、合格(悟り)は本人の精進努力次第が大ですが、合格のためには応援してくれる様々な支えも当然に無視はできません。その応援、支えというものが、仏道の場合、追善供養・功徳回向というものであり、受験生を応援し、励まし、支えてくれる先生、両親や友人たち周囲の色々な力と同じようなもので、故人が無事に悟りを得れますようにと、私たちがご仏縁・ご法縁を大切にする中において、故人へと向けた応援、励まし、支えとして勤めていくことが望まれるものであるかと存じております。

是非、aluseus様にも故人様が無事に仏道を成就できますようにとして、これからもどうぞご供養を続けて頂けましたらと存じております。

川口英俊 合掌

・・

会葬者の知識
http://manner.sougi-support.net/chishiki-kaisousha/index.html

親等表
http://jp.happy.nu/gengou/kakei.html
http://www.world-kenpo.com/procedure/todoke_shinsei/3shintozu.html

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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仏教にもともと宗派の別なし

そもそも原点のお釈迦様の時代の人間がはたして現代日本人のように、やたら作法にこだわって葬儀に参列していたでしょうか。こういう時こそルーツに還って物事を考えるべきだと思います。
「慇懃無礼」という言葉もありますが、私個人としては最近そういうお作法をきっちりやる演出家的な参列者が多いことを式場で感じます。作法うんぬんより、弔うという気持ちこそ優先されるできです。
故人を悼むきもちと遺族をいたむ気持ちがそこにあれば、宗教が違う方は持ってこないのだから数珠や作法はあっても無くてもよろしい。あまり華美なものは本義から外れます。
焼香は、焼香客が多い場合は、皆が三回も香をたけば会場が煙たくなるし、時間がかかるので、他への配慮として心を込めての一回焼香。(香は聴くもの 多量に焚くべきではない)
香典は「亡くなった方のことを思うと、墨をする力も入らない」ということから必然的に薄墨で記されたということが昔はありますが、現代では墨汁、筆ペンなどもありますし、墨をする人も少ないので、あまりこだわらなくて良いでしょう。親族にうるさがたが居て気になるようでしたら墨汁などを薄めてご使用ください。
会場では、葬儀業者の人が一切取り仕切ってやってくださいます。
気遣いうんぬんよりも頼まれたことだけやって(もしくは受付でも何でもやるという姿勢)、じっとしていてくれる事の方が葬儀がスムーズに運ぶので助かるということもあります。

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質問者からのお礼

お礼が遅くなりまして、申し訳御座いませんでした。
昨日葬儀を終えました。

皆様の早々のご回答、本当に助かりました。
有難う御座いました。

私からの質問時に、いろいろと書きましたが、
母が不審になったような回答が聞け、納得し解決致しました。
直接話しをするのが一番ですね(⌒-⌒; )

それとは別になりますが、
姉の旦那様のお母様がお亡くなりになった後、
実はお通夜もやらなかったようで、
(母からは、お母さんとお父さんだけ出るからいいよと
言われていたのですが、無いとは言えなかったそうです。。)
その上、葬儀時に、いらして頂いた姉の旦那様のお母様のご友人達の前で、
いきなり「家族と親族のみ。」と、葬儀参列を断っていた事、
(お三方の悲しい顔が忘れられません。。なぜ知らせたのでしょうか。)
また、戒名もなく、初七日、49日もやらないらしく、その後もおそらくしない。。と、
そんな事を本当にやるのかと、驚いております。
ありますか?そんな事。

そうなった訳は、
姉の旦那様の御家族関係があまりよくなく、
姉も困っておりましたが、
旦那様の弟が少し難ありのようで、
お金の問題か、なんの理由かは聞きませんが、
せめてお母様にお線香あげにいらした方達には、
心よくご対応をしてもらえたらなと思いました。

私も直接行く事ができなくなるかも知れませんが、
故人のお名前はこっそり書きとめてきたので、
御葬式後は、自宅で毎日お線香を焚き、
いつも行っているお寺に行き、
供養をしてきました。
自分のご先祖と一緒に、
お線香をあげようと思います。

こちらのサイトの御質問にありました、
「家族葬について」
の皆様からのご回答が、よくわかりました。
お別れをしたい側の気持ちも
本当に考え所ですね。

長々となりましたが
有難う御座いました。

また御質問させて頂く際は、
宜しくお願い致します。

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《御礼②》

川口英俊様

改めて、ご回答を頂きまして、
誠に有難う御座いました。

葬送の方法も色々な形式が増えていくだろうとの事ですが、
現在の葬送を体験しまして感じた私の見えない問いに、
お見事にご回答をして頂き、
私は故人にどうして行く事がよいのかわかりました。
内容をわかってするご供養ができ、大変感謝しております。

仏道を歩く故人の法話、
とてもわかりやすく、大納得しました。
故人が無事に悟りを得られますよう、
応援、励まし、お支えに、勤めて行こうと思います。
有難う御座いました。

また、ご葬儀式まで不明でしたが、お勤めにいらしたご住職は、
日蓮宗の方でした。

葬儀で読まれるお経は宗派により、
色々と違うと思いますが、
『父母恩重経』を唱えられました。
その後の法話でも、
御先祖様、故人、御家族についてを中心にお話をされまして、
私には御家族への訴えのように聞こえ、
よく言ってくれたと思いましたが、
故人の御家族にもしっかりと届いている事を思いたいです。
(いろいろと訳のある御家族でしたので、、、)

今回の事を通し私の両親からも、
御先祖様や、お墓、双方の親兄弟の宗派がどうなっているか、
両親自身が密かに決めていたお寺さんが実はあったとか(⌒-⌒; )
もろもろ聞く事がスムーズにできてよかったです。
そちらのお寺様にもお顔を出しにお伺いしようと思います。

また、各々が良いと思う宗派があってよいと思いますが、
自分の宗派が一番良いという争いになってしまう一般と、
お寺様方の柔軟な考えがもっと浸透すると良いなとも、
改めて思いました。

後半は別件になってしまい、
再度御質問にあげる時が来ると思いますが、
その時はまた宜しくお願い致します。

川口様、本当に有難う御座いました。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。

aluseus
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「葬儀」問答一覧

祖父の葬儀での出来事

先日祖父が亡くなり、生前からの祖父の意向もあり、家族のみ参列し、所謂直葬を執り行いました。 無宗教ということと、以前身内の葬儀の際にお坊さんの振る舞いについてとても嫌な思いをしたことがあったようで、それ以来自分が死んだら戒名もお経もいらないから家族だけで見送って欲しいとのことでした。 祖父の希望通りに直葬を執り行ったのですが、せめて火葬場ではお経を1回くらい読んで貰った方がいいのではないか、と親族の一人から声が上がり、じゃあそうしようということで、その際お世話になっていた葬儀屋さんに相談し、お坊さんを手配して下さるとのことで火葬の前に読経していただけることになりました。 お経が始まり、喪主である祖母がまず焼香し、それに続いて参列者が順番に焼香を行っていたのですが、一人ずつではなく三人ずつ焼香を行って欲しかったようで、お坊さんが読経中ですが参列者のいる後ろを振り返り、すごい目付きで睨んできました。 確かに焼香台は三つありましたが、特に何も言われなかったため、喪主に続き一人ずつ焼香を行っていました。 お坊さんの様子に気付いた火葬場の職員の方が、三人ずつどうぞと声をかけてくださったのですが、その間も時折こちらを睨みつけるように見ており、更には肩を竦めため息を吐いていました。 あまりの出来事に唖然としたと同時に頭にカッと血が登り、動悸が激しくなりました。 そのくらいの衝撃を受けました。 そのお坊さんにとっては数ある内の一つかもしれませんが、私たち遺族にとってはそうではありません。 大切な祖父を侮辱されたようでとても腹が立つと同時に悲しくて仕方ありません。 祖母も気付いており悲しがっていました。 こんなことなら祖父の言葉通り、読経してもらうべきでは無かったと後悔しております。 そのお坊さんへのお布施は一万円お渡ししましたが、お金さえ貰えれば後はどうでもいいのでしょうか? 腹の中で何を思ってようが自由ですが、それを表に出さないようたった数分も我慢できないのでしょうか、それが不思議でなりません。 上記したように、以前にもお坊さんのことで嫌な思いをしたことがあり、それに今回のこともあり、もちろんそんな事はないと分かってはいるのですが、こんな人ばかりなのですか? また、この悔しい気持ちの落ち着け方が分かりません。 アドバイスいただきたいです。 よろしくお願いいたします。

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回答数回答 2

母の葬儀を神式でやりたい父を理解出来ない

2月5日に、母がガンで他界しました。まだ60代の若さでした。今、悲しみと喪失感に暮れて居ます。 そんな中でも、葬儀の準備を進めなければなりません。我が家は、代々仏教式での葬儀を行なって来ました。 しかし、何故か父が神道式にしたいと言い出したのです。 ちなみに、父は特別神道を崇拝している訳でも無く知識もほとんどありません。 神式では、代々のお墓に遺骨を入れられません。魂も輪廻転生の輪に入れず、神棚に奉られる状態になると聴きました。 私は、生前散々苦労して来た母を、極楽浄土に送りたかったのです。 生まれ変わって、来世こそは、苦労無く、幸せな人生を送って欲しい。 しかし、神式では嫌な思い出ばかりが残る我が家に、魂を縛りつける事になるのでは無いかと心配しています。 父が私に相談も無しに依頼した葬儀屋さんも、神式葬儀の事例はほとんど無く、儀式なども曖昧に形だけやっている状態です。 母の亡骸は、まだ自宅に安置されています。枕直しの儀に必要な小刀などを担当の方が置いてくれました。 しかし、刀の置く向きが違います。葬儀屋さんのスタッフさん側に、神式の知識が無いのです。 用意出来る祭壇も小さく質素で、どうにも必要な用具が足りていません。これでは、あまりにも可哀想です。 まさか、お葬式の件で父とケンカをするとは思いませんでした。 どうしても神式で葬儀を行いたいのであれば、そこは仕方がありません。 ですが、せめて今の葬儀屋さんをキャンセルして、神式の儀式に詳しい、専門の葬儀屋さんに変えて貰いたいのです。 枕直しの儀を取り行ってしまった後のキャンセルは、失礼に当たるので出来ないのでしょうか…。 逆に、儀式をしたにも関わらず、別の葬儀屋さんで2度目の儀式を取り行う事は、 母の魂が迷ってしまったりなどの影響があるのでしょうか…。 葬儀業者をキャンセルして切り替えた経験のある方。 そして、数多くの魂を送って来られた、お坊様。 もう時間がありません。何卒、救いの手を差し伸べて戴けます様、お願い申し上げます。 大切な母親が人生の最後に、主役になれる日が葬儀だと考えています。 とびきり美しく、良いお式だったと言って戴ける様なものにしたい。私が出来る、最後の親孝行です。

有り難し有り難し 9
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檀家総代について

先日父方の祖父が亡くなり、週末にかけて葬儀等を済ませたのですが 実は父が檀家総代をしているお寺の住職の母親の四十九日が祖父のお通夜と告別式が終わった次の日にあり 父は間もなくその手伝いに向かいました。 亡くなる1ヶ月前から祖父は施設のベッドから落ちて大腿骨を骨折したのちに入院と手術をしていたのですが その際はちょうど住職の母親が亡くなったあたりのタイミングだったため 本来であれば医師からの説明のためずっと病院に居なければならないはずが 檀家総代であるという理由から葬儀をまとめなければならず あまりそばに居ることができないような状況でした 「なんとかして祖父のそばに居てやれないものか」と言っても 父は「俺が葬儀のまとめをやらなければいけない」と返され聞き入れてもらえませんでした その時でも色々と疑問に思うことはありましたが まだ祖父は生きている状態だったので とりあえずはあまり口を出さずにいました でもなんだか今回は話が違うような気がするのです 昔からお世話になっているお寺なので 色々と感謝することがあるのは間違いなく 手伝う義務のようなものがあるのは十分理解しているつもりなのですが 身内の、しかも自分の親を見送るという時に葬儀から荼毘まで最低限のことだけして それが過ぎたあとは先にひかえている他人の葬儀を優先的にまとめるというのは なんだか祖父をないがしろにしているような感じに見えてしまってわたしは納得できません。 せめて四十九日までは自分の親のために集中できないものなのかと ただでさえ葬儀の前も後も大変だというのに… 檀家総代というのは、大切な家族の時間を犠牲にしてまでこなさなければならないものなのでしょうか? 本人に言っても、まわりに相談しても 「仕方がないことだから」と言われて終わってしまいます。 自分の行いは大なり小なり必ず自分にかえってくるものです もし自分があの世に行くときでも同じようにないがしろにされても良いということなんでしょうか。 あまりに薄情な気がしてなりません。。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ