回答 5
有り難し 161欲や期待を振り回された生活を続けることが嫌になりました。
いっそ捨ててしまって、何も欲しない、何にも期待しない人間になりたいです。
しかし、欲は勝手に湧いてきますし、期待も意図的にしないということもできません。
どうすれば、欲と期待を捨てた人間になれるでしょうか。
お坊さんからの回答 5件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まず「欲と期待を捨てた人間になりたい」という欲と期待をもたないことです。(._. )
はじめまして。つねに期待外れの回答を提供しつづけるカタスカシ丹下と申します。
私にナイスな回答は期待しない。笑 まずはそこから。
期待があると、現実がそうでない時に『損ね感』が生じます。
だから期待は持たないに越したことはありません。そのためにはマイルールを無くせばよいのです。
バッティングマシンやモグラたたきでお金を入れた後、一切何もしないで居てみてください。
「ああ、もったいない」
自分の中の「したい」「こうすべき」という思う期待・衝動の発生に気づくイイ修行になります。
あなたがそこで打つべき球、叩くべきモグラは「したい」「した方が良い」と思う「その心」。
「それ」を見つめて、その接待を外せれば人生楽です。
悟りを得たある老師※が「空振りも仏道だ」と教えてくださいました。
空ぶってOK。それはカラぶりという真実。
そこに人間的な損ねは何もない。
損得・善し悪しの評価は人間ｻﾏの後付けの落書き。人間の思いのタレを塗る前はいつもまっさら。
たとえば清原氏が捕まりました。ご本人に世間にとっても衝撃。生涯アウトです。
ですが、その空振りも真実。彼の人生はまだ続いています。
イチロー選手も著書で「それが失敗かどうかは乗り越えてからでないとわからない」と言っています。
期待も無ければ評価もない。
これは「ものの評価以前の姿を見ろ」と言う禅の悟りに通じます。
私は先日、半額のアサリを冷蔵庫に入れ忘れて翌朝味噌汁にしたら人生史上最大のピーゴロに。
パンツを洗いながら「これが失敗かどうかなんて洗い終わってからじゃないとわからない」（完全アウト）
期待や欲をなくすんじゃないのです。
【自分を苦しめるのは、自分の思い】だと知ると良いです。
期待外れでも、笑える人もいます。「ｱﾊﾊ！この坊主、超期待外れー♡ププｐ」
期待外れでも、裏切られても、その直後の悪い思いの評価を暴走させないことが大事。
それが自分も相手も損ねない方法なのです。
私たちは自他ともに失敗を叩き過ぎ。
「アマリ」にも「ゲスい」評価は慎む「ベッキー」です。
それが心の原っぱを清らかに保つ安打なのです。
今後の清原選手の誠実な活動と数年後の「しくじり先生出演」を期待したい思います。
あ、期待しないって話でしたっけ。
Ｋｈさんは、
欲や期待に振り回された生活の虚しさに気づかれました。
次は、
その欲や期待をコントロールできないかチャレンジしませんか？
自分の欲や期待は決して捨てることはできませんが、
客観的に見つめることはできますよ。
つまるところ捨てたいと思ってもとても難しい
私も欲の塊です
坊主なのに欲持ってんじゃねぇwwwと巷では言われることもありますが捨てられるならとっくに捨てておるわ、と
自分の欲を 我欲 と言うけども私が俺が僕がというものを手放すのは非常に難しい
何かが自分に足りないと思えばそれを欲する、手に入れてもまだ違うものを欲する、人の欲とはかくも鳴門の大渦のごとく、ひたすらにただひたすらに湧き続ける
それをある程度自分で理性で抑えながら今は無理でも来世で、それが無理ならまだその先で、無くしていきましょう ということです
欲を無くすのではなく、呑まれないように、くらいに考えてみてはいかがでしょうか
欲は持っても呑まれるな
＞欲や期待を持ったまま生活を続けることが嫌になりました。
とのことですが、本当でしょうか？
私の勝手な推測ですが、
（睡眠欲、食欲は満たされても）その他の色んな欲がなかなか満たされず、そして何かを期待しても自分の思い通りにならないから、生活を続けることが嫌になってのではないでしょうか？
※違っていたらすみません。
＞どうすれば、欲と期待を捨てた人間になれるでしょうか。
Khさんは、欲と期待を捨てて、
「具体的に」どういう人間になりたいと思っているんでしょうか？
そしてそういう人間になるには、
欲と期待を捨てる必要があるんでしょうか？
ぜひ自分自身と真摯に向き合っていってください。
生き物は、目耳鼻舌身意から入る刺激に反応して心身を動かします。
行動や思考には、その原因となる刺激があります。
刺激は、肉体の内外から入ってきます。自分の脳がつくりだす思いも、刺激のひとつです。
刺激が、行動や思考という動きをしたくなる衝動の原因です。刺激→衝動→心身が動く の連続が生きることです。
例。耳に音が入ったら、音を何の音か判断したくなり、「鳥の声だ」とか心が動きます。
問題は、私たちが価値観や執着で、刺激に価値・好き嫌いをつけることです。
入ってくる刺激は、「○○せずにはおれない」という衝動(ウズウズ)を生み出す、「苦」です。その「苦」は、瞬間瞬間に変化する「無常」です。
どんな刺激も苦・無常である点で同じです。
気持ち良い刺激も、衝動を生み出す苦です。
(性欲とかも○○せずにおれなくなる衝動。)
不快な刺激も、普通の刺激も、みんな苦・無常です。
欲が強いときは、特定の刺激に価値をつけすぎなのかも。苦・無常である点で、大差ない、平等なのです。それを差別すると欲が強くなります。
