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実姉が亡くなりました ご教示お願いいたします。

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姉が亡くなりました。義兄の姉の言動に納得いきません。

入院先の病院で亡くなり病院から自宅へ帰る際に、車に同乗できる人数が2人だけなので義兄と、母の代わり(父は他界しており、母は足が不自由な為に動ける私がいいだろうということで)に私が同乗しました。

病院が200キロ以上離れた場所にあった事と、深夜の移送になった為、他の車で同行することもできずに、今回二人だけが迎えに行く事になりました。

仲が良かった二人だけの姉妹で私にとっては可愛い妹でしてので、1分でも1秒でも早く会いたかったのです。

義兄は、母が「一緒に行ってもいいでしょうか?」と言ったらお願いしますと言ったので向かう準備をしたら、二人しか乗れないとの事で私が行く事にしたのですが、このことで、義兄の姉は私ではなく嫁ぎ先の長である義父が同乗するべきだと言ったり、葬儀社との打ち合わせの際には、○○家の事なんだから私と母は同席してもらわなくて結構です、別宅で休んでいてくださいと言ったり、義兄が、葬儀の内容で、まず私と母に意見を求めた際には、順番が違う、お父さん(義父)を優先するべきだと言ったりしました。

入院中から何かの決断の際には母は、嫁がせた娘なので義兄にお任せしますと言って、出しゃばった事はせずに我慢していました。

私も嫁いでますので、実姉として接してきましたが、義弟の姉も嫁いでいて○○家の人では無いはずです。

姉が嫁いで5年、母も私も立場をわきまえていますが、実の娘と、実の姉を突然失った哀しみを蔑ろにされたようでやりきれません。

病院から帰る際は、私は迎えに行ったのは間違いだったのでしょうか。嫁ぎ先に任せなければならなかったのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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病院への迎えに関しては、特に決まりは無い

お姉さまの御他界、心よりお悔やみ申し上げます。

葬儀は、今日でも地域によって進め方が異なったり、独特の風習が色濃く残っている場合があります。それ故、他の地域に住む者にとっては違和感を感じることも多々あると思います。

まず、病院へ迎えに行かれたことですが、特に決まりは無いと思います。誰が行くのが正しいか、判断すべき基準は特に無く、敢えて考えるなら親等の近い方がふさわしいと思います。実家を代表されて、実母であるお母様が行こうとしたことは決して非難されるべきことでは無いと思います。但し、義兄も父親に「実家のお母さんにまず会わせてあげたいので、病院にお連れする。」と事前に断わり、その後で「自動車のスペースの関係もあり、実母の健康状態も考慮して実家を代表して妹さんを連れて行く。」と説明しておけば良かったと思います。でも、後になって冷静な状態だからこそ言えることです。亡くなった直後には、なかなか冷静な判断は出来ません。
  「嫁ぎ先の長である義父が同乗するべき」という意見も間違いとは言えないと思います。もし、お姉さまのお子様が居られるなら、お子様が幼児で無ければ、お子様を病院に行くべきだったと思います。


葬儀社との打ち合わせの際には、○○家の事なんだから私と母は同席してもらわなくて結構です、別宅で休んでいてくださいと言ったり、義兄が、葬儀の内容で、まず私と母に意見を求めた際には、順番が違う、お父さん(義父)を優先するべきだと言ったりしました。

  義兄も喪主を初めて経験するので、勝手がわからなかったのでしょう。嫁ぎ先の宗派宗教で葬儀を行い、嫁ぎ先の墓所や納骨堂に埋葬するのでしょうから、一家の長である父親をたてるのが筋です。義兄の姉の言動に不愉快は思いをされていることと思います。お姉さまを無くされて悲しい上に、そういう言葉を聞くのはつらいですね。
  つらいですが、お姉さまは他家に嫁がれた身ですから、義兄が喪主となり他家のしきたりで葬儀を進めていくのは止むを得ないことだと思います。嫁ぎ先には嫁ぎ先の親戚関係がありますし、義兄よりもその姉の方が親戚関係をきちんと把握している場合もあります。不愉快な点は多々あるかもしれませんが、亡きお姉さまのことを思って波風を立てないようふるまうことが賢明かと思います。

御冥福をお祈り申し上げます。

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有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
争い事が大嫌いな姉でしたから姉が一番悲しむと思います。
本当に辛いです。母は嫁がせなければ良かったとまで言っています。勿論、私の前だけですが…
姉の為、残された幼い子供の為に教えていただいたように、波風立てずに付き合っていきたいと思います。

「葬儀」問答一覧

祖父の葬儀での出来事

先日祖父が亡くなり、生前からの祖父の意向もあり、家族のみ参列し、所謂直葬を執り行いました。 無宗教ということと、以前身内の葬儀の際にお坊さんの振る舞いについてとても嫌な思いをしたことがあったようで、それ以来自分が死んだら戒名もお経もいらないから家族だけで見送って欲しいとのことでした。 祖父の希望通りに直葬を執り行ったのですが、せめて火葬場ではお経を1回くらい読んで貰った方がいいのではないか、と親族の一人から声が上がり、じゃあそうしようということで、その際お世話になっていた葬儀屋さんに相談し、お坊さんを手配して下さるとのことで火葬の前に読経していただけることになりました。 お経が始まり、喪主である祖母がまず焼香し、それに続いて参列者が順番に焼香を行っていたのですが、一人ずつではなく三人ずつ焼香を行って欲しかったようで、お坊さんが読経中ですが参列者のいる後ろを振り返り、すごい目付きで睨んできました。 確かに焼香台は三つありましたが、特に何も言われなかったため、喪主に続き一人ずつ焼香を行っていました。 お坊さんの様子に気付いた火葬場の職員の方が、三人ずつどうぞと声をかけてくださったのですが、その間も時折こちらを睨みつけるように見ており、更には肩を竦めため息を吐いていました。 あまりの出来事に唖然としたと同時に頭にカッと血が登り、動悸が激しくなりました。 そのくらいの衝撃を受けました。 そのお坊さんにとっては数ある内の一つかもしれませんが、私たち遺族にとってはそうではありません。 大切な祖父を侮辱されたようでとても腹が立つと同時に悲しくて仕方ありません。 祖母も気付いており悲しがっていました。 こんなことなら祖父の言葉通り、読経してもらうべきでは無かったと後悔しております。 そのお坊さんへのお布施は一万円お渡ししましたが、お金さえ貰えれば後はどうでもいいのでしょうか? 腹の中で何を思ってようが自由ですが、それを表に出さないようたった数分も我慢できないのでしょうか、それが不思議でなりません。 上記したように、以前にもお坊さんのことで嫌な思いをしたことがあり、それに今回のこともあり、もちろんそんな事はないと分かってはいるのですが、こんな人ばかりなのですか? また、この悔しい気持ちの落ち着け方が分かりません。 アドバイスいただきたいです。 よろしくお願いいたします。

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母の葬儀を神式でやりたい父を理解出来ない

2月5日に、母がガンで他界しました。まだ60代の若さでした。今、悲しみと喪失感に暮れて居ます。 そんな中でも、葬儀の準備を進めなければなりません。我が家は、代々仏教式での葬儀を行なって来ました。 しかし、何故か父が神道式にしたいと言い出したのです。 ちなみに、父は特別神道を崇拝している訳でも無く知識もほとんどありません。 神式では、代々のお墓に遺骨を入れられません。魂も輪廻転生の輪に入れず、神棚に奉られる状態になると聴きました。 私は、生前散々苦労して来た母を、極楽浄土に送りたかったのです。 生まれ変わって、来世こそは、苦労無く、幸せな人生を送って欲しい。 しかし、神式では嫌な思い出ばかりが残る我が家に、魂を縛りつける事になるのでは無いかと心配しています。 父が私に相談も無しに依頼した葬儀屋さんも、神式葬儀の事例はほとんど無く、儀式なども曖昧に形だけやっている状態です。 母の亡骸は、まだ自宅に安置されています。枕直しの儀に必要な小刀などを担当の方が置いてくれました。 しかし、刀の置く向きが違います。葬儀屋さんのスタッフさん側に、神式の知識が無いのです。 用意出来る祭壇も小さく質素で、どうにも必要な用具が足りていません。これでは、あまりにも可哀想です。 まさか、お葬式の件で父とケンカをするとは思いませんでした。 どうしても神式で葬儀を行いたいのであれば、そこは仕方がありません。 ですが、せめて今の葬儀屋さんをキャンセルして、神式の儀式に詳しい、専門の葬儀屋さんに変えて貰いたいのです。 枕直しの儀を取り行ってしまった後のキャンセルは、失礼に当たるので出来ないのでしょうか…。 逆に、儀式をしたにも関わらず、別の葬儀屋さんで2度目の儀式を取り行う事は、 母の魂が迷ってしまったりなどの影響があるのでしょうか…。 葬儀業者をキャンセルして切り替えた経験のある方。 そして、数多くの魂を送って来られた、お坊様。 もう時間がありません。何卒、救いの手を差し伸べて戴けます様、お願い申し上げます。 大切な母親が人生の最後に、主役になれる日が葬儀だと考えています。 とびきり美しく、良いお式だったと言って戴ける様なものにしたい。私が出来る、最後の親孝行です。

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檀家総代について

先日父方の祖父が亡くなり、週末にかけて葬儀等を済ませたのですが 実は父が檀家総代をしているお寺の住職の母親の四十九日が祖父のお通夜と告別式が終わった次の日にあり 父は間もなくその手伝いに向かいました。 亡くなる1ヶ月前から祖父は施設のベッドから落ちて大腿骨を骨折したのちに入院と手術をしていたのですが その際はちょうど住職の母親が亡くなったあたりのタイミングだったため 本来であれば医師からの説明のためずっと病院に居なければならないはずが 檀家総代であるという理由から葬儀をまとめなければならず あまりそばに居ることができないような状況でした 「なんとかして祖父のそばに居てやれないものか」と言っても 父は「俺が葬儀のまとめをやらなければいけない」と返され聞き入れてもらえませんでした その時でも色々と疑問に思うことはありましたが まだ祖父は生きている状態だったので とりあえずはあまり口を出さずにいました でもなんだか今回は話が違うような気がするのです 昔からお世話になっているお寺なので 色々と感謝することがあるのは間違いなく 手伝う義務のようなものがあるのは十分理解しているつもりなのですが 身内の、しかも自分の親を見送るという時に葬儀から荼毘まで最低限のことだけして それが過ぎたあとは先にひかえている他人の葬儀を優先的にまとめるというのは なんだか祖父をないがしろにしているような感じに見えてしまってわたしは納得できません。 せめて四十九日までは自分の親のために集中できないものなのかと ただでさえ葬儀の前も後も大変だというのに… 檀家総代というのは、大切な家族の時間を犠牲にしてまでこなさなければならないものなのでしょうか? 本人に言っても、まわりに相談しても 「仕方がないことだから」と言われて終わってしまいます。 自分の行いは大なり小なり必ず自分にかえってくるものです もし自分があの世に行くときでも同じようにないがしろにされても良いということなんでしょうか。 あまりに薄情な気がしてなりません。。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ