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納骨までの心の整理

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母を二月に亡くしました。

まだまだ悲しく涙を流さない日はありません。

四十九日の後、観音霊場巡りや高野山での追善供養など母が父にしていた事を私なりに勤めています。

遠出から帰ってきたら実家の様子がどんどん変わっていき、母と私が長時間過ごしていた部屋はすっかり変わって、私が入る余地が無くなっていっています。
(実家は行き来自由の二世帯住宅で弟家族が住んでいます。私は近くに住んでいますが母が健在の時は三食共に摂り仕事も一緒、自分の部屋には寝に帰るだけでした。)

兄弟三人で、納骨は一周忌にと言っていたのに、、来月半ばに百箇日忌があるのですが、その時に納骨をするとの旨弟から伝えられました。

父の側に行けるといっても土に還すのは…まだ早いのではないか?と思っています。
しかし、そんな風に思っている弟の側にいるよりお墓の父の側にいる方がいいのか?とも思ったり、、。
いっそ私の部屋に、、とも思ったりしています。(←これをすると兄弟喧嘩になりそうなのでしたくありませんが)

宗派は臨済宗です。
私の部屋には、戒名の書かれた廻向の證や両親の写真などをチェストの上に置き祈りの場を作りました。

私の部屋でも両親にお経を読んだりお供えをしたりする場を設けたので、実家に毎日お線香をあげに行くのをやめた方がいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これからはお墓参りをするようにしては?

 お母様が亡くなり、寂しくなりましたね。哀悼の意を表します。

 さて、納骨の件ですが、ご家族の代表(お兄さんかな?)の判断に任せましょう。
 以前似たような問いがあったので貼ります。ここの浦上師の答えが、あなたの心を整理させるヒントになるかもしれません。

 http://hasunoha.jp/questions/5187

 お骨だけがお母さんではありません。思い出や、遺品などあったら、それを大切にしましょう。
 毎日ご実家にお線香を上げに行くのも良い事ですが、ご実家にもご都合があるかもしれません。納骨した後は、マメにお墓参りをするようにしたらいかがでしょうか?

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

光禪様
ありがとうございます。
此方のサイトを知り、身近な人の死のQ&Aを読んで自分の部屋に祈りの場を作りました。供養のQ&Aも拝読しました。
お寺も近いのでお墓参りで心を落ちつけるようにしたく思います。

思い出も遺品もたくさんありすぎて押し潰されています。実家の様子が変わっていくなか、母の荷物の整理に日々追われています。(処分されてしまう前に私の手元に移しています。)

hasunohaがあって、出逢えて良かった。ありがとうございます。

「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 10
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ