皆様に大変ご好評をいただき、ご質問が殺到しています。

回答が追いついておりません。お坊さんから丁寧にご回答いただくため質問受付数を制限させていただいております。大変申し訳ございません。

病気の彼とどう向き合えばよいでしょうか。

随分年が離れた彼が、末期がんでかなり弱ってきています。
彼との関係は六年ほどになります。

もともと私が居ることで彼の日々が少し楽しくなったり、
華やいだりしたらいいな、と思っていました。
すごく尊敬していた別次元の人だったので、
相手にしてもらえるとも思っていませんでした。

ですが彼も私を大切に想ってくれるようになり、
お付き合いが始まりました。

三年くらい前にガンが見つかり、
それから三回手術を行い、その度に彼はカムバックしてきました。

本当に強い人で、私は傍にいるだけで、自分も強くなれる気がして、
彼を支えたいと思ってきました。

ただそんな彼の体ももう限界が来ているようで、
ほとんど歩けない状態になってきました。
彼の口からも今回ばかりはもう難しいかもと
弱音がおおくなってきました。

できる限りのことをしてあげたい、と思いますが、
彼にはお子さんがいて、私のことを隠していることもあり、
ほとんど会うことができず、
無力さと空しさとそんな想いが募って、
仕事のない週末は一人泣き崩れてしまいます。

楽になる考え方は何かありませんか。
私は何に苦しんでいるのかすらわからなくなっています。

有り難し 3
回答 1
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

『愛する人に「ありがとう」を伝えること』

かじ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

愛する者との別れの苦しみ・・愛別離苦と申しますが、誠につらく悲しいものでございます・・

「愛別離苦」につきましては、これまでにも下記の各問いにて扱わせて頂いて参りました。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_319854.html

とにかく、事情は深くまでわかりませんが、お互いに支え合い、励まし合える存在がいることは、本当に有り難く尊いことでございます。

しかし、彼がもはや末期の癌に侵されておられて、かなり限界となられてしまわれているとのこと・・できるだけ寄り添い、少しでも苦しみが和らぐようにお話をするなどして頂きたいものでございますが・・お立場的にもやや難しくなってしまわれているご様子・・誠につらいことでございます。

「楽になる考え方は何かありませんか。」・・正直、楽になる方法はそう簡単にはございません・・

愛する者との別れはやはり苦しいものです。しかし、問題は、その別れ、苦しみとどう向き合うかで、その後が変わっていくのではないかとは思います。

「私は何に苦しんでいるのかすらわからなくなっています。」・・愛別離苦をそう簡単には受け入れられないお気持ち、誠にお察し申し上げます・・

しかし、どうか、その別れ、苦しみとしっかりと向き合いながら、後悔のないように、中途半端な心残りを残さないように、今、まだお話ができるうちに感謝の気持ちなど伝えるべきことを伝えられておかれるのが一つ大切なことになるのではないかと存じております。

死ぬ時に後悔することに、『愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと』が挙げられていますように、お互い、愛する者同士であるならば、かじ様からも「ありがとう」を、そして、彼にも、後悔のないように「ありがとう」をどうにか言わせてあげて頂けましたらとは存じております。

どうかまだ時間の余裕がありますことを祈念申し上げます。ご回答が遅くなりまして誠にお詫び申し上げます。すみませんでした。

川口英俊 合掌


質問者からの有り難し - お礼

お礼が遅くなり、失礼いたしました。

こちらのご回答をいただき、
悲しみや辛い感情を抑えずに、泣きたいだけ泣くようにして、彼にも愛していることを表現するようにしました。

少しずつ彼の死を受け止める準備ができてきたように思います。

本当にありがとうございました。

お礼が遅くなり、失礼いたしました。

このご回答をいただいて、今まで「彼は死なない、だからなにも辛くないし、悲しくもない」と思い込もうとしていたことに気づきました。
そこできちんと悲しもう、泣きたいだけ泣いてもいいんだ、と自分に素直になることにしました。
そうしたら少しずつですが、彼の死を受け止める準備ができてきたように思います。

ありがとうございました。

※お礼が重複し、失礼いたしました

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