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妻との関係

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有り難し有り難し 6

結婚6年目の妻と事あるごとに
私の実家の事で嫌な思いをさせてしまいます。

私が妻を守ってやれていなかったのだなと
思っています。

私の父は、もう長くありませんが
妻は葬儀にも出たくないと言います。

ここまで妻を追い詰めた自分が
嫌になっています。

しかし、なんとかして状況を改善したい
と思っています。

和解させたいと思うことは、
甘い考えでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

和解するための橋をかけてあげるのがあなたの仕事

お嫁さんという考え、発想は、良い面もあるはあるのですが、現代女性に対してはもはや古法具です。互いの尊重が無かったのが最大の原因なので、これから互いに尊重し合えば解決できます。
一番望ましい方法は奥さま、御連れ合い様に対して、謝罪と誓いをすることではないかと。
私だったら、こう謝ります。
「私を含め私の家族があなたにしてきてしまったこと、迷惑をかけてきてしまったことを全面的にお詫び申し上げます。私は自分の親に対して理想的な在り方を何度も望んできたのだけれども、今日に至るまで、世に良く描かれる理想的な親像からほど遠い在り方で悲しかった。その事が原因で、今後も家族同士でいがみ合っていくのは本当に辛い。
愚かな親であるけれども、出来る事ならば、この家に生まれた私。その妻であるあなたに、ウチの愚かな親を少しずつでも赦す努力をして頂けないだろうか。
もしくは私の私の親への最後の孝行として子供をウチの親に合わせてやってくれないだろうか。これは子供たちにとっても祖父という存在を知ってもらいたいからでもあるんだ。
私の親は私という子どもを愛する立場としての親子関係は一生。
私の親の過剰な愛ゆえに今日まであなたに大変苦しい思いをさせてきてしまった事を本当に後悔しています。これからはあまり家意識に縛られずに、親の子ではなく、あなたの夫としてこの家を守っていくことを誓う。」
といった趣旨の事をお伝えして奥様の本当に苦しかったことを理解してあげることから始めてはいかがでしょうか?
アナタノワイフは奪われ続けてきたのです。
これからはアナタの幸せや尊厳を奪わない奪わせない、オレが守り、与え続ける、という決意を示して安心感を与えて差し上げましょう。

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リスクヘッジ・リスクマネジメント

シーザー様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

嫁姑、嫁舅問題・・世間的にも色々と大なり小なりあるものではないかと存じます。

これまでにも下記の各問いにてこの問題を扱わせて頂いております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_323309.html

もちろん、仲良くうまくいくことに越したことはありませんが・・なかなか難しい現実もございます。

この度におけることも、何とか和解、改善へと向かうと誠に良いのですが・・双方から色々と言われて挟まれている立場としては、つらいものがありますよね・・どちらか一方の肩を持ってしまえば、解決が難しくなってしまう・・かと言って、今度は逆の方の肩を持ってしまうと余計にこじれてしまう・・バランスをどうとっていくべきか・・悩みの尽きないものでございます・・

とにかく、幾ら仲が悪くても、死にゆく者の臨終、葬儀においては、別であると少しでも考えてほしいのが人情ではあります。お気持ちの程、お察し申し上げます。

これが最期の今生の別れ、少しだけでもと、どうかお願いしてみてくださいませ・・

それでもダメだとなれば、シーザー様がお父様のお見舞いに行かれてのお話の中で、色々と家族の近況を伝えることと併せて、後のことは任せて下さい、家族皆で力を合わせて頑張っていきますということもお伝えして安心をお与え頂けましたらと存じます。

こういった場合で、最近の拙生においては、最悪なことは何かというリスクを考えることで、その最悪のことを回避できるのであれば、少々のことはやむを得ない、仕方ないと捉えるように致しております。

例えば、シーザー様の場合では、お父様との和解にあまりにこだわってしまったことで、それが原因となり、先で離婚や家族離散へと至ってしまえば、それこそ元も子もないぐらいに最悪の事態として、当然にお父様にとっても最も意に沿わない宜しくない事態になるのではないかと考えることができます。

その最悪の事態を回避できるのであれば、多少のことであれば今はもう目をつむっておいて、後々での善後策をとすることが得策となる場合もあるということで、この度は少しばかり参考にして頂けましたらと存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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「助けたい・寄り添いたい」問答一覧

寄り添ってくれる人を信じ、支え合いたい

いつもお世話になっております。 母として、妻として、毎日が過労で押しつぶされそうになるほどのここ数年あまりでした。 その苦しみから「離れてもいいんじゃないか」という一つの選択肢が現れ、じっくりと行きつ戻りつの今日この頃です。 前回の質問、結果的にはお坊さんのお言葉に絡まった心を解かれ「伝えた」ことで新たな進展・深まりがありました。 また前々回の質問にも深謝の限りです。 その節は本当に、ありがとうございました。 私を助けてくれた相手は、 悲しみをこぼせる人 その時背中に手を当ててくれる人 「なんでも、何時間でも聴きます」と胸に手を当ててくれた人 一緒に「おかしいこと」には憤ってくれる人 自己実現への相談に乗ってくれる人 「あなたが努力家だと、わかっています」と認めてくれた人 私の夢が叶い、将来互いに仕事仲間となることを楽しみにしてくれる人 本を貸したお返しに「僕のも良かったら」と差し出してくれる人 自分についてきてほしいと、遠回しに私を待っていてくれる人 自分の身を多少犠牲にしても、荷物を取ってくれる人 「焦らずに自分のペースで」と、必要なブレーキをかけてくれる人 しなやかな体力のある人 大切なことを伝えるためには、あえて強い声・まなざしもくれる人 むしろ、私の前では作り笑顔はしない人 「僕には気を遣わないで」と強く放つ人 「直感」で選ぶ人=ここ一番の決断力がある人の 観察、傾聴ののち熟慮したうえで客観的なアドバイスをくれる人 自分の使命感にまっすぐに、仕事を増やしたいと燃えている人 「結婚したい、けど(今は)できない」と率直に投げてくれた人 私を必要としてくれ、私が楽になれるように心も体も知恵も捧げてくれる人 もちろんまずは、「離婚を経てから」ですが、心をえぐられ続ける関係の家族とは、いったんリセットし、夫も私も子もお互いに幸せになれる第二の人生を歩みたいと考えています。 良き相手の存在を感知した深く狭い付き合いの親しい女性友人は「ゆっくりね」「よかったね」と、有り難く共感と心強くエール・GOサインをくれます。 彼の職場関係の仲間も同じく、ウェルカムで関係を育んでくれています。 このまま流れに従い、相手が望むのであれば、私を選んでくれるのであれば、慎重に、焦らずに…つらく痛い心の胸騒ぎをどうにか新しきご縁の手と真心で鎮めながら、毎日を積み重ねていきたいです。

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人に寄り添えるようになるには

約一年前から、夫が慢性疼痛で、昼も夜も痛みに耐える日々を送っております。 疼痛は『過度なストレス』が続いた時に、脳が混乱して、触れただけでも激痛、というような状態を作ってしまう鬱の一種のようなものです。 もともと神経質な上に、コロナ、事業のこと、両親の離婚問題、経済的な問題などなど、いろいろなことが重なって起きたことが原因だと思います。 夫から疼痛を早く治したいからもっと寄り添ってほしい、と求められます。 夫のいう『寄り添う』、とは常に相手を視野に入れ、気遣い、自我を抑えて相手に合わせる、自分がやりたいことではなく相手が求めることをする、というようなことです。 夫は私(人)に対してそのようにしているそうですし、実際に私が落ち込んだ時には全集中で対応してくれます。 そう言われて、いかに私が自分の人生で人に寄り添うことが出来ていなかったか、を痛感しております。だから夫が疼痛になったとも言えます。 これを機に人に寄り添うことが出来るようになったら、素晴らしいと思いますが、とても難しいようにも感じます。 実際には、癒やすどころかもう夫と離れたいと思っている自分も居るからです。 でもこんな自分で独りになっても、孤独な人生だろうと想像します。 人に寄り添うことについて、何か教えていただけたら有り難いです。 どうぞ宜しくお願いいたします。 追記:夫の不眠症は、疼痛の処方でもらった睡眠導入剤で今は緩和されています。ただ、私の抑えられない眠気は、疼痛の主な原因になっているようです。

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精神科主治医の「回復ポイント」になりたい

 いつもお世話になっております。昨年の暮れから今年の1月 中旬まで、普段通院している病院に入院しておりました。  その際、外来も担当してくれている先生が、献身的に治療して くれました。  毎週面談があったのですが、 「改めて、ロータスさんの家の話、亡くなった親御さんたちの話 (成育歴。ケアに大事な手掛かりとなる)を詳しく聞かせてほしい」 と言われたので、話しました。先生は、一言一句漏らさずカルテに メモを取りながら、眉間に皺を寄せていました。  ある夜、廊下の死角に隠れて、医局に入る先生を驚かそうと思い 飛び出したら、先生の上司の先生で、やんわりと、 「あんまり、そういう事しないほうがいいよ~」 と注意されてしまいました。薬を飲みにナースステーションに 行ったら先生がいたので、先生が来たと思い込んでやらかしたのです。  看護師さんに、軽い気持ちで「やらかした~」と話したら、なぜ そういう事をしたのか尋ねられました。 「なんか…先生とか支援者さんに甘えたくなっちゃうんですよ」 と言ったら、 「じゃあ、その『甘えたい』って気持ち、先生に言ってごらん」 と言われました。  そして、成育歴を話した後、ふと、 「気持ち悪いって思われちゃうかもしれないんですけど…その… 先生たちに、甘えたくなっちゃって」 と言ったら、 「大変な家で育ったんだから、しょうがない。別に、かまいませんよ」 と、受容してくれました。  退院後初めての診察で、やらかした夜の話をしたら、先生は、 机に突っ伏して、「聞いたよ、看護師さんから!」と言って大笑い していました。クールな先生がそこまで笑う姿は新鮮で、それを 見た瞬間、普段激務の先生に和んでほしい、先生の「回復ポイント」 になりたい、と思うようになりました。体を壊してほしくないので。  先生は、病棟と外来を兼務し、ロクデナシどもと毎日やり取りして、 消耗しています。看護師さんにも、 「先生、帰るときヘトヘトだから、大好きなら、労わってあげて」 と言われました。  先生は、冗談の類が通じません。エイプリルフールも、好きでは ないそうです。何がリフレッシュになるのか聞いてみようかと思い ましたが、個人的な事を聞くと、「ヒミツ」と言われてしまいます。  どうしたものでしょうか。くだらない質問ですが、ご高見を 頂けましたら幸いです。

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精神疾患があったかも知れない夫との離婚

元夫との離婚についてです。結婚直後から精神的DVがあり、私が適応障害になって仕事にもいけないほど悪化したことからまだ好きな気持ちがあったものの行政機関の助けを経て逃げるように離婚しました。 離婚当時はうつ状態に近く自分を立て直すことに精一杯で相手の事まで考えられなかったのですが、最近になって元夫の生育歴や行動を落ち着いて調べていくと愛着障害からくる人格障害や強迫性障害などの症状と一致しました。本人に病識はなく、社会的にも迷惑をかけるところまでいっていないのでグレーゾーンなのだと思います。 元夫は自己中心的ではあったものの、生きずらさに悩みを抱えていました。ただし、「自分は悪くない、周りが悪いからオレは上手くいかない」という発想でしたが。 前述したように元夫に病識はなく、おそらく周りも気が付いていません。単純な嫌がらせではなく病気からくるものであればもう少し様子を見ても良かったのに、と離婚を激しく後悔している自分がいます。 この思いをどのようにしたら手放す事ができるでしょうか。 また、一度は結婚するほど好きになった相手であり、出来ることなら適切な治療を受けて楽になって欲しいという思いがあります。 離婚時に逃げるように去ってしまった後ろめたさから交流は一切していません。私は元夫にこの事を伝えたほうが良いのでしょうか。

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主人に対しての申し訳ない気持ち

私は8年程前に離婚し、その1年半後に今の主人と再婚しました。 再婚当時私は45歳で、子供は授からないとあきらめていました。 なので主人にはその旨を初めに伝え、そんなこと気にしないと言ってくれたので再婚することになりました。 元主人から離婚を言われましたが、離婚の何年も前に元主人が浮気をし、その時離婚して欲しいとお願いしましたが信用取り戻すとか色々言い、その時は離婚しませんでしたが、その日を境に相手に対してしてあげようと思う気持ちが薄れて行き、家事等を適当にするようになりました。それは私のいけないところだったのかもしれません。 その元主人との共通の友達から最近双子の子供が出来たと聞きました。 今では本当に元主人に対して恨みも妬みも未練も全くなく、よかったねって思ったのですが、その気持ちと同時に主人に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 元主人は離婚後私より若い奥さんをもらえば子宝に恵まれるのは当たり前の流れです。 でも私はどんどん年を取り、子供が産めない年齢になり今の主人と再婚し・・・ 頭ではわかってるのですが、どうしても心のもやもやしたものが取れません。 主人に対してごめんねって気持ちが大きいです。 もちろんこんな気持ちでいることを伝えてはいません。 自分の気持ちの持って行き方が今分からなくなっています。 主人には感謝の気持ちでいっぱいで本当に大切で、何年経っても大好きです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ