いじめの加害者、意地悪な人、攻撃的な人、威圧する人、煽(あお)る人、挑発する人、嫌味を言う人、僻(ひが)む人、ひねくれている人、人を傷つける言動をとる人、ヒステリックな人、包容力(ほうようりょく)が無い人、人当たりの柔らかさが無い人、温かみが欠落している人、性格の悪い人。
これらの人々の根本に在るのは嫉妬心(しっとしん)なのでしょうか?
また、その原因は毒親なのでしょうか?
つまり、親の愛情が不足しているのでしょうか?
お坊さんからの回答 2件
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こんにちは。
そのような一面もあるかもしれませんが、全員がそうだとも言い切れないでしょう。
私は愛情たっぷりに育ったはずの子からいじめを受けたり高圧的な態度を取られたりしたことが何度もありますし(例えばほめられて育っているから自信満々とか)、お金持ちで才能もあり見た目の良いような全く嫉妬からはかけ離れたような人が人を傷つけるような事を言う(例えば自分が出来るから他の人が手を抜いているように見えるとか)のを見てきましたし。
もちろん愛情たっぷりで、とても親切な人もいることも確かです。
一方で、大変な思いをしている人でも、親切な人もいます。
どちらにしても他人を悪く言うような行動はさみしいものです。気をつけたいです。
人の性格は、AだからB BだからC ゆえにAだとC といった単純なものではないと思います。網目のように様々なご縁と因果関係の結果により生まれてくるものだと思いますよ。
私は寂しさと孤独だと思いますよ。
満たされていないから、自分の都合いいように渇きを満たしたい。
ただ、他者へのあたり方で高圧的だったり、暴力的なものは本能に近い部分だと思いますよ。
本能のぶつかり合いによる、序列やマウントは動物の群れでも見られます。
本能のぶつかり合いだけじゃ、まとまらないから智慧や慈悲が必要だと思っています。
御回答、有り難う御座いました。