1年以上前にアカハライモリという生き物を虐待してしなせてしまいました。
少し温かいお湯にいれてみて反応をみようとしました。この時点で最低なのですが、
嫌がることをして反応を見てみたいという好奇心がありました。
そしてお湯に入ったあとすぐに救って安静にさせたのですが、火傷しており、時間が経って死んでしまいました。
生き物を殺してしまったのです。
生き物をいじめてしまいたいと思って行動に移してしまうことがよくあり、
今では絶対に生き物は飼わないと誓っています。
2匹いて1匹は死なせてしまい、もう一匹はネットで売りました。
自分で自分を許すことはできず、
最低な人間だと蔑んでしまいます。
これからどうやって生きていけばいいでしょうか?
後悔して反省しています。
また生き物を飼えばいじめてしまうかもしれません。だから絶対に飼いません。
生き物を殺してしまった罪悪感があります。
罪悪感で苦しくなります。
生き物はもっと辛かったと思います。
これから前に進むにはどうしたらいいでしょうか?
これからは虐待しないようにすれば自分を許してあげていいのでしょうか?
お坊さん、ぼくをお救いください
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
罪の意識は、人によって異なるものです。
また自分が犯した悪業(罪)は、自身が善悪の冷静な判断能力ができたときに、「後悔・懺悔・羞恥」となって自身に戻ってきます。これが因果応報ととるのが仏教の立場です。
釈迦の弟子に"アングリマーラ(指鬘外道)"という人がいました。たくさんネットでも出てきますので、釈迦はどのように諭し、悪を起こさないようにされたのかを「考察・洞察」しながら考えてみてください。
hasunohaでの相談はさまざまですが、ひとつの例を比較して挙げます。
①イジメをした人
②イジメをされた人
どちらの相談者が多いと思いますか。
圧倒的に①イジメをした人が、過去の自身の行い(業)によって、自身を苦しめているケースがほとんどです。
人は罪を犯したときや、悪いことを行うときは、罪の意識より、自己優先的な思考が先立ちます。それが人誰もが持つ「欲」なのです。「欲」は、他人を生かすために使うと自身に安楽の報酬を与えてくれるように働きます。しかし、欲を悪として利用した場合には「欲」は、苦悩に変化し欲を利用して悪を行った人に攻撃し続けます。
仏教では、身体と心は別ものと考えます。
そのすべての行いを業(ごう)とします。そのすべての行いは「意」という心が造り出します。
アカハライモリへ手を合わせ、心から謝罪(供養)をし、イモリへの命を無駄にしないように善の行いをしていくことで、心の悪は減少していくでしょう。
解剖などを専門にしている職業の方は、命を奪うものの、その犠牲となった命を無駄にせず、医療や多くの人々に生かされるように命を致し方なく犠牲にしています。
無駄であると強く感じるからこそ、後悔の念が起こります。
命を無駄にしないように、これからは後々後悔が先に立たないように心がけていきましょう。
坂田さんは、これを機縁に善人へと変わっていくことでしょう。
合掌
拝読させて頂きました。
あなたがその生き物を虐待して死なせてしまったことをとても悔やんでおられるのですね。そして深い罪悪感を抱いておられるのですね。詳細なことはわからないですけれど、あなたのその思いをくみとらせて頂きます。
その子が心安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます。そして仏様や神様に優しく迎えられて一切に痛みや苦しみからも救われて心から安心なさり清らかに円満にご成仏なさっていくでしょう。そしてあなたのことも見守っていて下さるでしょう。
あなたもどうかその子が心安らかになります様にと心を込めて仏様や神様やあなたのご先祖様にお祈りなさって下さい。
そして仏様や神様やあなたのご先祖様にあなたがなさった罪をありのまま告白なさり反省し心から懺悔なさって下さい。そしてその子や仏様や神様やご先祖様に心から謝りましょう。そしてこれからその様な悪行をなさらない様にとお誓いなさって下さい。
あなたのその祈りやお誓いは必ず仏様や神様やご先祖様が受けとめて下さいます。その子もあなたの祈りや謝罪を受け入れて下さりお許しなさって下さるでしょう。
そしてあなたをなぐさめてくださるでしょう。
あなたがこれからの未来その様な悪意や悪行をなさらずに、善き行いを心がけて毎日を周りの人々や生きものの命を大切になさり、皆さんと一緒に健やかに生き抜いていかれます様に切に神仏やあなたのご先祖様方そしてその子に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。
坂田さん
こんにちは
拝読させていただきました。
生き物を殺してしまったことへの罪悪感に悩まれ、お辛いですね。
>これからは虐待しないようにすれば自分を許してあげていいのでしょうか?
今すぐに自分を許してあげてください、1年以上前のことです。
人への虐待や暴力的な行為の前に、動物虐待の傾向があるとされる報告もあります。
もしかすると、日頃のストレスが生き物に向かっているのかもしれません。
今抱かれている罪悪感や生き物への思いに、あまり執着せず、他に趣味や運動など、身体を動かしたり汗をかく、自分の心身をリラックスさせてあげることを定期的に生活に入れていかれるのはどうでしょうか。
無意識に、何らかのストレスを身体が受けているのかもしれません。
自然に触れる、陽射しを浴びる、頑張りすぎない、いろいろと自分をリラックスさせることをやってみられると、自分を許してあげられるようになるのかもしれません。
応援しています。
一つの参考となれば幸いです。
ありがとうございました