縁なきものは
おかげさまで成人も過ぎ、本人の望む仕事に就いた次男から
「結婚しようと思っている。」と言われました。
「おめでとう!やったね!!」
というところなのですが
その言葉を聞いたとき、一瞬真っ白になりました。
「反対はしないけれど…賛成もできないよ。」
どうにかそう答えると
「…わかってる。ふつう、そうだよね。」と返事がありました。
次男が以前からお付き合いしているお譲さんは
一昨年のお正月には遊びに来たこともありましたが
3,4年前より統合失調症を発症し、入退院を繰り返している方です。
現在は『限りなく良い症状迄落ち着いている』とのことですが
疾患を知った後も隠していた様子から、自分の職業を鑑みても
祝福される要素が極僅かも無いと思ったのでしょう。
病に偏見を持ってはいけないと
頭では理解しているつもりでも、わが子可愛さの心は
ふざけんなよ
なんでよりによってその子なんだよ
妻に刺されて殉職とかマジ無いから!
と叫びだしそうです。
楽しませてもらうだけ、とは当然いかなかった3兄弟の子育て。
授かりものを私たちなりに精一杯、大事に育ててきました。
…本当に可愛かった。
祖母が日頃云っていた「御縁があれば」との言葉を
初めて、違う意味で使えればと思う愚かな母は
どう心持を変えたら楽になれるでしょうか。
有り難し 20
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