過去の過ち
過去に自分が犯してしまった過ちを深く悔やんでおります。
小学生や、中学生の時についてしまった嘘や、人を傷つけたこと、生き物を殺してしまったことなどです。
どんなに冗談や嘘でも言っても良いことと悪いことの判断ができなかった自分をとても悔やんでいます。小学生の頃ではありますが、亡くなった方に対し失礼な嘘をついてしまったと覚えております。
他にも、あぁ、こんな嘘もついたなと思い出してしまいます。
悪口を言って他の方を傷つけたことなど、過去の過ちは思い出せばきりがありません。
心配性な性格で、過去のことを気にしてしまいます。そして、人から嫌われたくないがために見栄を張ったり、自分を守ったり、人に合わせるために嘘をついてしまいます。
先日、この件とは別のことで、お寺で懺悔文を唱え読経していただきました。ザワザワしていた心が落ち着いたように感じました。
しかし、その後このような過去の嘘を思い出し、また悲しく悔しい気持ちになっております。
以前行ったお寺、または違うお寺で何度も懺悔文を唱えたり、読経していただくことは無礼なことでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご自分で唱えましょう
懺悔文(さんげもん)は、お経の内容を見ますと、お坊様に唱えてもらうというより、本来はご自分で唱えるものと私は考えています。
仏壇があれば仏壇前で、なければ静かな場所で唱えましょう。
他の宗派さんはどのようにお唱えするかわかりませんが、曹洞宗では以下の通りです。
我昔所造諸悪業 (がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋癡 (かいゆうむしとんじんち)
従身口意之所生 (じゅうしんくいししょしょう)
一切我今皆懺悔 (いっさいがこんかいさんげ)
意味
私が昔から作った罪のかずかずは、皆むさぼりの心といかりの心とあさましいぐちの心によるものです。
今ここに一切懺悔しますので、み仏の心に救われますように
です。
※意味を噛みしめながらお唱えしましょう。
懺悔文をお唱えすることで、まっさらさらの清浄心になります。過去の過ちも許されます。
そして、是非昔行った悪い行いは忘れ、今後はもう嘘をついたり人を傷つけたり、生き物を殺してしまわないように心がけましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
普段から唱えても良いものだったとは知りませんでした。
今後このような後悔しないよう心がけて行こうと思います。