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息子が身内に騙されお金を取られ続けてました

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私は、母子家庭で20才の息子がいます。

段々とやつれていき、オカシイとは思って聞いてはいましたが、何でもない!との一言。
いよいよ様子がおかしくて、キツく問い詰めると、私のイトコに口止めされ、給料のほとんどと、サラ金からの借り入れ強要など、総額何百万円も、ゆすられていました。

現在、裁判中ですが、だらしない性格のイトコで、他にも同じ様な事をしており、身内ということで、あまり証拠もなく、お金などが戻って来る確率は、高くはありませんが、泣き寝入りだけは息子の為にも良くないと思い頑張っています。

息子の心情もさることながら、身内であり、しかも20才の弱者にこういうことが出来る事が考えられません。
息子は、身内に騙され、ゆるされ、人間不信になってます。

加害者には、バチみたいなものはあたらないのでしょうか?

息子には、どんな言葉をかけてあげたらいいのでしょう?

何かひとつでも、お言葉いただけたら、ありがたいです。
よろしくお願いいたしますm(__)m


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人生には、四苦八苦が付いてきます。耐えて生きる力を養おう。

 誰しも、日々の生活の中で不愉快な思いをすることがあり、辛い仕打ちに遭うことがあります。これが単発なら痛みも治まりますが、連発で受けるとうちひしがれてしまいますよね。そして、「何で自分だけがこんな酷い目に遭わなければならないのか?」と嘆き悲しみ、我が身の運命を呪う。

 hanako様と御子息の胸中は上記のようなことかと思います。このような状況のことを仏教では四苦八苦と言います。たちの悪いイトコに付きまとわれ、お金を取られたようなことを、怨憎会苦(おんぞうえく)と言います。嫌な相手、憎い相手と会うことの苦しみです。親戚なら付き合いを断つことも解決策の一つですが、地域によってはそれも難しい場合もありますね。刑事告発、民事訴訟、とにかく子供さんを守るため頑張ってください。

 嫌な会社な上司やブラックな取引先と関係を断ちたいと思っても、仕事を辞めればもっと困るし、取引先を失えば会社が潰れることもあります。多くの人々が怨憎会苦の中にいながらも、苦しみに耐えて生きています。辛いかもしれませんが、これからの人生にはもっともっと多くの試練が待っていると思います。今回のことは自らを鍛えるための試練だったと受け止め、多くの苦しみに立ち向かうための一つの機会だったと受け止めて下さい。

 hanako様が御子息の最大の味方であるように、これからの御子息を支え見守って下さる方々もまわりにたくさん居る筈です。正しい生き方を続ければ、たくさんいい人にも出会うはずです。生きてきてよかったということも必ずたくさんあります。
  世の中、いいことだらけじゃないですし、とんでもないやつもいっぱいいます。四苦八苦とは、そういう現実を受け止めるための教えなんです。そして、「そういう連中に負けちゃいけない。そういう連中に負けないで、生きていく。」ことを考えるための教えです。苦しみに耐える力を養い、いい人生にしてください。

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見方を変えれば薬となります

hanakoさん、はじめまして。
徳島県の法話と天井絵の寺、観音寺 中村太釈です。

息子さんが大変な目にあいましたね。裁判などで神経をすり減らすこともあると思います。

弘法大師空海の言葉に、「道端の草も見る人が見れば薬となる」とあります。

今回のことは災難ですが、見方を変えれば社会勉強になります。今後、同じ様なことがないよう、勉強として受け止めてはいかがでしょうか。

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徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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インフルエンザをうつされたと思って

インフルエンザをうつされたとしたら、自分にうつした相手を恨まないでしょう。

いとこさんは、心が煩悩にむしばまれていたのです。
たまたま、煩悩の患者の近くにいたから、息子さんも被害を受けたのです。

加害者を恨み怒っていては、心の苦しみがなくならないのです。

法的な処罰や賠償は求めればよいが、感情的には、恨みを捨てないと自分が幸せになれないのです。
いとこの煩悩のために被害を受けたのに、自分の煩悩を大事にしていてはいけない。
インフルエンザをうつされたことを恨んでいるくせに、自分のインフルエンザは治したくない、というのでは、自分の苦しみは消えないのです。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

全ての回答アドバイスに
感謝いたします。

ありがとうございましたm(__)m

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