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父の供養

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2/4に実父が亡くなりました。35年前に母と離婚をしており私もその際、母方に。

今現在、父の血の繋がりでは、娘の私のほか、父の妹2人(76.78才)と、異母兄妹が3人います。父は、2年前脳梗塞で倒れてからは寝たきりとなり、生活保護を受給しながら施設におりました。

私は海外在住ですが、実父が亡くなる時ちょうど名古屋におり、お見送りができました。葬儀は市が設けて下さりましたが、宗派を問われ、あわてて父方の静岡にあるお墓の菩提寺を調べ、名古屋の曹洞宗のお坊さんを呼んでいただきお経をあげていただきました。遺骨はしばらく葬儀所に預かっていただき、納骨は私がまた日本に帰国した際に、静岡の菩提寺へと思っていましたが。。
確認のために、菩提寺に葬儀後にご連絡をしましたら、もう一度葬儀(戒名式)をしないと納骨はできないと言われてしまいました。ただ、もう一度お葬式をあげ、納骨をしても、父方ご先祖様のお墓をこれから引き継ぎお守りする人がいなく、どうしたらよいものか悩んでます。

しかも、菩提寺でもう一度葬儀(戒名式)をして、納骨するにしても100万、先祖代々を永代供養するとしたら、もう何百万とか言われてしまい、あまりの金額に途方にくれています。

ただ、葬儀に来ていただいた、名古屋の曹洞宗のお寺さんでは、合同墓地ですが、永代供養に10-15万と、こちらは私でも出費できる金額でした。
代々続くご先祖様のお墓に納骨するには莫大なお金がかかりますが、やはり菩提寺へ納骨してあげるべきでしょうか。お墓を引きつぎ見守りする人もいないので、それを放置するのも心配ですが、、先行くお金もなく、どうしたら父を供養できるのか、混乱してます。

よきアドバイスいただけたら幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「お父様を偲び感謝すること」ができるように・・・。

お父様が亡くなられたとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。
〈菩提寺でもう一度葬儀(戒名式)をして、納骨するにしても100万、先祖代々を永代供養するとしたら、もう何百万とか言われてしまい〉とありますが・・・。
①最初のご葬儀では、俗名(生前の名前)のまま行ったのではないでしょうか?。一般に仏教では亡くなった時「導師(普通は菩提寺の住職様)」が戒名(真宗では法名)を授けて下さいます。菩提寺様は自分が戒名を付けていないので、再度自分が授与しないと、納骨できないとおっしゃったのでしょう。
②〈葬儀に来ていただいた名古屋の曹洞宗のお寺さんでは、合同墓地ですが、永代供養に10-15万〉とおっしゃられたようですね。という事は、その時のご葬儀では、戒名を授与され、勤められたようですね・・・。
【小生の結論】
後者の名古屋のお寺様にお願いして、「合同墓地に永代供養」なさるのがいいように思います(もしも俗名のままでご葬儀をしていたなら、戒名料を追加請求されるかもしれませんが・・・)。
一番大切な事は、どこに納骨しようが、あなた&ご縁のある方々が《お参り》に行って手を合わし、お父様を偲び感謝することなのです。それがかなうなら、どんな形でもいいのです。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

この度は早々にご返信ご助言いただき誠にありがとうございます。
優しいお言葉に感謝の気持ちでいっぱいです。

葬儀のあとすぐに日本を離れないと行けなかったため、父のお遺骨は葬儀所に預かったままですが、アメリカの自宅亡き父の写真とともに、毎日ロウソクと御線香、朝一に入れたお茶をお供えして手を合わせるしかできず、ずっとどうしたらよいものか悩んでいたので、有難し救いのお言葉に涙がこみ上げてきました。

父の供養は、菩提寺でなくても、私が帰国のたびに足を運べるお寺さんに安置していただこうと思います。

ただ、父方のご先祖様代々のお墓を今後引き継ぐ人が誰もいないことが、やはり気になっています。ご先祖様代々の永代供養をするには、多額のお金が必要とあり、静岡の親戚方々も永代供養ができず管理費のみ払っているのが現状のようです。

やはりどこのお寺さまでも、ご先祖代々のお墓を墓じまいして、永代供養するとなると、何百万とかかるのでしょうか。お金があれば問題ないことなのですが、、ないからと放置もできず、
私も子供がいないので、誰かしら管理費がいつか払えなくなる前に、解決するべきか、やはり悩める一点です。。

父を偲び、感謝する気持ちをまずは一番に思い、有難し教えをいただき、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。拝

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深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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