職場内の嫌がらせ
友人の事なんですが
職場で嫌がらせや 噂 私物なくされ
等 色々な事ばかりされてます
この一年頑張って耐えて仕事してました❗
私も力になれるよう努力してきました
違う仕事なので 見守ることが出来なくて辛いです
ある時その友人が 強くなって キツくなるとか言い出して
家族や 友達にもキツくなるとか
私は キツくされても ずっと親友でいるが
子供たちに キツくするなと注意したのですが
もう分からないなど言い出してます
強くなるのと キツくなるのは やはり違うと思うのです
どうしたら 友達の 心に安らぎがくるのでしようか❗
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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キツクなるよりも、愛語の実践が効果的と思います
似ているようでも、「強い」と「キツイ」は違っていると思います。
「強さ」とは何か定義するのは難しいですが、私は下記のように考えました。
1、相手の嫌がらせに耐える強さ
2、相手を説得する強さ
強さを考える上で参考になるのが、仏教で説く「四摂法」の中の愛語です。他の方の質問へ回答でも説明して居ますが、酒井大岳老師が書かれた『愛語に学ぶ』という本に有る説明が非常に参考になると思います。愛語とは、慈愛あふれる言葉、思いやりのある言葉という意味です。
http://hasunoha.jp/questions/3538
その著書の中で、酒井老師は、愛語の実践のためには聞き方の修行が必要であると説いています。愛語を愛語として聞く事。相手の言うことを素直に聞く事です。そして、もう一つ重要な聞き方が、「愛語で無い言葉を愛語に転じる聞き方」です。相手の口から発する言葉が悪口雑言であろうと嫌味であろうと、自分の中で愛語に転じていく。単なる悪口や理不尽な嫌味を言われた場合でも、自分自分を振り返り、自分自身を改善するためのきっかけとする。そういう「聞き方の修行」が大事です。と酒井老師は説いておられます。「愛語で無い言葉を愛語に転じる聞き方」が、1の「嫌がらせに耐える強さ」に繋がると思います。
2の「説得する強さ」は、キツイ言葉では無いと思います、酒井老師は、愛語にはやさしい言葉「春風心」ときびしい言葉「秋霜心」があると述べています。春風心は春風のようにふんわりと人を包んであげる言葉であり、秋霜心は短い言葉だけれど、この一語の厳しさは私たちを目覚めさせ変えてゆく力をもらっている言葉です。
相手の方を教え諭そうとする場合、時には強い語調になったり声高に言ったりすることも必要です。そのためにも、相手の言葉を春風の心で受け留め、春風心の言葉を掛けてあげることです。相手の心を和らげてこそ、きびしい言葉「秋霜心」も効果を発揮します。
おどおどしたり、優柔不断な態度であったりすれば、いじめや嫌がらせのターゲットになりやすいと思います。毅然とした態度は必要かと思います。でも、単にキツイだけの対応では、嫌がらせを激化させる危険性がありますよ。
以上の点を考慮して、ご友人に忠告してみて下さい。
質問者からのお礼
ありがとうございます
友人に伝えて どうすべきか
考えてみます
とても 良い言葉をいただき ありがとうございます