初めまして、お早う御座います。

とてもお辛い出来事を思うと・・心が切なくなります。私自身、妻を病気で看取り、父子家庭で重い障がいがある長男と健常児の次男を育て、過去ばかりを見て自分を見失いながら生きていた私を、取り戻したいと純粋に思ってくれた彼女を曖昧な答えを出したまま震災で失った事があります。おばあちゃんが入院をして手術をする事になり数日後には戻って来る！おみやげ楽しみに待っててね！！とみ私たちに笑顔で手を振ってくれた姿が最後でした。一度だけでなく、二度も切望に嘆き苦しむ出来事を突きつけられ、神も仏もない・・と絶句をした出来事がありました。

お父様はあなたが全てであり宝だったことだと思います。これだけはどうか忘れないでください。

あなたがお母さまの身体に命を宿され、生まれて来る日をどれだけ待ち望んで・・あなたが生まれた日の出来事、あなたは何よりもの宝だった事か。辛い事もあったはずです。そんな時、あなたを思って歯をくいしばって乗り越えて来たのです。ご事情があり離婚となったけれども、人生と言う冒険旅行を歩んでいると、許せない出来事もあると思います。時に許す勇気も必要です。お父様の全てであり、願い、希望があなたなのです。お父様はしがらみも苦しさも切なさも全てから解き放たれて、霊魂はあなたの中に入って時を過ごしています。それが命の時間です。我慢せずに思い切って泣いて、想い出に共感をして寄り添う時を過ごしています。

迷惑をかけてごめんね・・とお父様は、あなたの事をとても心配されています。俺はもう大丈夫だから・・と思っていらっしゃいます。あなたの願いや想いはしっかりとお父様に届いています。ありがとうとあなたに微笑んで応えてくれています。

今はしっかりと立ち止まって、お父様との想い出などと寄り添ってください。お父様の全てはあなたです。ゆっくり、自然と涙が止まったらお父様が大好きだった笑顔を取り戻し、あなたらしく過ごして欲しいとお父様は願っています。それこそが一番の御供養なのです。どうか、ご自身を見失わないように。切なくなった時はいつでもお寺のメールにメッセージ送ってください。

大切なお父様に心から。

南無大師遍照金剛

合掌　礼拝

永寛

皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...

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こんにちは。亀山純史と申します。

お父様がお亡くなりになりましたことに、お悔やみ申し上げます。
どのような死であっても、それが自分と深くかかわっている人の死であるならば、深い悲しみと後悔の中に身を置くことになります。これから一つ一つの仏事を通して、少しずつではありますが、この深い悲しみと後悔の念を癒していかれることを祈念いたします。

さて、お父様の死は事実として眼前にあります。これを変えることは誰にもできません。これからのあなたの人生は、お父様の死と共に生きていく人生になるのです。その中で、遺された家族等にとっては、お父様の死、そしてお父様が歩んできた人生を無駄にしないこと、そして、これからどう私たちは生きていくことが、お父様が喜んでくれる生き方なのか、ということを模索することが大切だと思います。故人の死は、私たちに無常を教えてくれます。故人の人生は私たちの人生に様々な示唆を与えてくれるものになるはずです。そして、故人が喜んでくれる生き方とは…
お父様の死と共に歩む人生は、これからです。まだまだ心が癒されない月日が続くことでしょう。これからも、このhasunohaを使いながら、お父様との対話を続けていただければと思っています。

亀山純史

真行寺

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧...

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