最近、ある記事の内容で6のゾロ目は良くないという事を目にしてしまいました。それから街でその数字を見かけたり、車を運転していてそのナンバーの車が走っていたりすると、嫌な気持ちになったり不安に思う気持ちが拭えません。気にしているせいか余計に目に入ってしまいます。元々時計などでゾロ目をよく目にしていた為、ただの偶然なのだと思いながらも何となく数字の意味など調べたりしてしまった為に偶々そんな記事を目にしてしまいました。仏教では数字の節目などがあるので、数字に関する意味などはあるのかどうかお聞きしたいと思いました。占いなどと一緒で単純に自分が気にしなければ良いだけことなのだとは思いますが、目に入るとついつい関連付けて考えてしまいます。気持ちの問題かと思いますが、ご意見お聞かせください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談ありがとうございます。
まず仏教では
「気にしなくていい」
が回答でございます。
以上、終わり、
でもいいくらいですが、それでは寂しいので、笑
アメリカの社会学者マートンが提唱している
「予言の自己成就」
という理論はご存じでしょうか。
例えば、
「黒猫は縁起が悪い」
を信じている人が、朝に黒猫に出会ったら、
その日はずっと、
「悪いこと探し」をすることになります。
そして、
私たちの一日には多少の悪いことは毎日あるのが普通ですが、
その少しの「悪いこと」を目にして、
「やっぱり縁起が悪い」
と結論付けるのです。
仏教で「縁起」には良いも悪いもありません。
逆に考えると、
「良いこと」を探せるようになると、
私たちには幸せなことがどんどん見つかるようになります。
予言の自己成就をしますね。
明日から66は気にならなくなるでしょう。
そして、
明日はきっといいことがあります。
一日一日を大切に過ごしてくださいね。
仏さまはどのようなときでも優しく見守ってくださります。
ご回答ありがとうございます。つまらない質問に丁寧に答えて下さり感謝致します。元気を頂きました。明日から数字にとらわれず、良い事を探して貴重な毎日を大切に過ごしていきたいです。