回答 1
有り難し 11こんばんは、初めて相談させて頂きます。
数ヶ月前、お互いにまだ好意はありましたが、どうしても別れないといけないような事情があり別れた男性が居ます。
私はまだ彼の事が好きですが、別れてからまた少し期間があいた後、共通の知人から、彼に新しい彼女さん(付き合っているのかは定かではありませんが…)の存在を知らされました。
私はそれを聞いても彼の事を好きな気持ちは変わりませんでしたし、片想いは辛いですがそれでも彼の事を諦めないでいる選択をしました。
イバラの道を選んだのは私です。
ですが、新しい彼女さんは何も悪くないと思っていても、どうしても嫉妬・怒り・憎しみの様な感情が湧き上がってしまいます。
そんな事を思っているようでは駄目だ、駄目だと自分の感情を押し殺しながら毎日を過ごしていますが、とても辛いです。
彼女さんにそのような感情を抱いてしまう自分に罪悪感があります。
ですがそれも、｢彼女さんへそのような感情を抱いてしまう自分に罪悪感を感じている自分｣に酔い、美化し、良い人を演じているようにも思ってしまいます。
この感情にどう落とし前を付けたら良いのでしょうか、助言頂けますと幸いです。
長文・駄文失礼致しました。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
元彼に新しい彼女ができたことを知って嫉妬や憎しみの心が湧いてしまっているのですね。彼女へそうした恨みを持つことへ罪悪感を抱くことにもまた苦しくなっているのですね。
お釈迦様は、諸行無常であり、愛別離苦（愛するものと別れる苦）は誰も逃れられないと言っています。冷たいように聞こえるかもしれませんが、それが事実です。それを自覚せず、執着するから苦しみます。それと逆行する行動をすれば、事実は違うわけですから、自他共に苦しむことがある。まず、あなたが彼のことに執着することは自然な感情であり、それを無理に押さえつけたり、恥じる必要はないと思います。しかし、その上で、今のあなたの状態はやっぱり、どこか不健康だと思うのです。というのは、あなたはあなたの幸せを「その彼氏」に任せてしまっているからです。彼にあなたの人生を依存させてしまっている。その事が問題だと思います。思い通りにならない「他者」に己の幸・不幸を預けてしまっている。彼からしたらそれは迷惑です。彼は新しい彼女と新しい人生を歩み出しています。あなたにできるのは、彼をそっとしておいてあげることだと思います。そして、あなた自身も次のパートナーを見つけることに力を使うべきです。今の状態は依存です。茨木のり子さんという昭和を代表する詩人がいます。彼女の詩に「一人は賑やか」というものがあります。
「一人でいるのは賑やかだ 誓って負け惜しみなんかじゃない 一人でいるとき淋しいやつが 二人寄ったら なお淋しい おおぜい寄ったなら だだだだだっと 堕落だな 恋人よまだどこにいるのかもわからない 君一人でいるとき 一番賑やかなヤツであってくれ」
あなたは、今一人を楽しめる者に成るべきなのでは？その方が魅了的ではないでしょうか？もちろんこれは、一つの視点で、偶然彼とよりを戻せることがあるかもしれない。でもそれは偶然でしかないし極めて可能性は低い。それをずっと待つのはどこか不健康だと感じます。あとは、とにかく、男は何人もいます…。私も、この人しかいないと思っていました。でも、そうではありませんでした。もちろん、その彼氏も素敵なのだけれども、多くの他者と出会う事で知れる幸せも沢山あります
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