回答 2
有り難し 20こんにちは。
会社の上司が亡くなりました。元々病気だったわけではなく、脳梗塞で突然のことでした。
上司とは6年間隣の席で、仕事以外でも大変お世話になりました。人生の良き先輩に出会えたな、と実感した矢先に突然のお別れです。このご時世で会社は皆テレワークをしており、会社へ行くのは月に2回程度。お別れの実感がないまま、机にお花を手向けております。
さて、ここからが質問です。
上司は直葬だったそうです。生前の世間話の中で菩提寺は聞いたことがあったのですが、ご家族の方がそちらに納骨される様子がなさそうです。
この場合、菩提寺に私がお参りに行っても納骨されてないので供養にはならないのでしょうか。
上司は曹洞宗で、信仰心のあつい方でした。そのような方が直葬かと思うと、私は宗派は違うのですが、悲しく切ない気持ちになります。
もし、供養となる方法があればご教授ください。
今は上司とご先祖様にむけて、般若心経を読む日々です。お経によって少しでも灯がともされていれば良いのですが。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大切な尊敬できる上司が亡くなったとのこと、突然ということもあり、なかなか心の落ち着けどころがないものと思います。
ことにお通夜、葬儀にお参りなさり、お坊さんがホッとするようなご法話をしてくださるのを聞けば、ケジメみたいなものができます。また死後の上司の方は心配ないんだなぁ、と安心することもできるでしょう。
ただ、直葬になさる決断はご家族がなさるんですから、お身内ではないあなたがどうこうできることではありませんよね。時期的にも仕方ないとしかいいようがありませんし。
で、ご質問の件ですが、あなたはじゅうぶん供養なさっています。ほんとうはあなたのご質問は私の大学時代の同級生で先祖供養にかかわる本を書いている藤本晃（文学博士）が答えたらよいと思っていました。もしよければ藤本の「正しい先祖供養」という本を読んでみてください。
供養のために、お坊さんにお布施するとか、たくさんの人びとに何か振る舞うということはもちろん善行です。が、あなたのようにご自宅で上司の方が来世で幸せでありますようにと心から願ってお経をお勤めなさるのはじゅうぶんに供養であるといえます。菩提寺に行ってお参りなさる必要はありません。上司の方の生前の行いに感謝し、有り難うというお心を持ちつづけてください。その心からなされる活動はすべて供養となります。そして、あなた自身のお心もそうすることで清浄に保たれます。
蓮は美しいさん、はじめまして。質問を拝読しました。
蓮は美しいさんは、人生の良き先輩と慕う上司と突然のお別れがあったのですね。
上司は直葬で菩提寺に納骨される予定はないようなのですね。そして、どのように供養すればいいのか分からないのですね。
故人を想い手を合わせることが供養です。
納骨された場所（墓地など）が分かれば、その場所へ出向いて手を合わせることもできます。納骨場所が分からなくても、距離が離れていても、心を向けることで供養になります。
蓮は美しいさんは、上司とご先祖様にむけて般若心経を唱えておられるのですね。お経によって故人に供養の灯がともっています。
よき供養となりますよう祈念しております。
合掌
藤岡様
ありがとうございます。
誰かに言える悩みでもなく、モヤモヤとしておりましたので、お答え頂けて嬉しいです。
このまま感謝の気持ちを忘れることなくお唱えしていこうと思います。また、教えて頂いた本は購入し、読んでいこうと思います。
お答え頂きありがとうございました！
中村様
初めまして、お声かけ頂きありがとうございます。
会社の他の同僚も、供養についてどうしようと思って悩んでいたようです。
こちらで教えて頂いた内容を伝えるようにします。
心や気持ちが大事なのですね。改めてそのように仰っていただき、安心しました。
ありがとうございました
ご回答いただきありがとうございました。
こちらの質問を締め切りたいのですが、やり方がわからないので、こちらに締め切りの旨を書きました。
お返事、誠にありがとうございました！
