hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

運命について

回答数回答 2
有り難し有り難し 38

いつもお世話になっております。私は10年ほど前に悪性リンパ腫を患いましたが、抗がん剤が効いて助かりました。しかしその後も、部位は違えどガンを2度も発症したのです。
それでも、運良く助かっているのです。昨年、婚約者はたった3ヶ月の闘病で亡くなり、今年母も旅立ちました。私だけが残された意味とは?生かされたことはありがたく思います、ですが1人残されて悲しくてなかなか前を向くことが出来ません。
毎日、仏壇に話し掛けています。母の49日、納骨も近くなり
遠くへ行ってしまうのですね
喪失感から抜け出せません。 どうしたらよいのでしょう

2023年3月13日 20:06

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

聞かせて下さい愛する人のことを。語っていく中に生きてくださる

医学の進歩があっても、病には逆らえませんね…
いつか別れの時が来るであろうと考えていても、やはりそれは突然なのですよね。次々に愛する人・支えを失えば、一人で立っていられなくなりますものね。
残されていくのも、耐え難いものですね。

私も、どうやって越えてきたのだろうかと思います。20年経っても苦しいものです。
それでも、周りとの繋がりがあったから、いろんな支えに出会えたから、今もこうして涙しながらも懐かしむことができています。みんなのおかげかな。

こうして繋がっていましょう。
一人になりたいときもあるでしょうが、孤独になってしまうと、心が潰れてしまいますからね。こうして繋がりながら、亡き人と一緒に生きていきましょう。
聞かせてください。愛する人のことを。あなたが語っていく中に、生きてくださるのですもの。

2023年3月14日 0:47
{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

あなたは一人ではありません

愛する人を続けて二人も亡くされたとのこと、本当に悲しいですね辛いですね。そして、あなた自身も癌との闘病をされていたのですね。回復されたことを嬉しく思います。

生老病死は人間が避けて通れない道です。そしてその人その人にいただいている命があるようです。誰が生かされて誰がそうではないのかは量り知ることができません。

しかし、亡くなった方は無に帰するのではありません。あなたがお仏壇に話しかけている事はちゃんと聞いてくださっています。亡き人のためにお仏壇に手を合わせると、亡き人のために手を合わせたのに、お詣りした後に何故か心が落ち着く、ほっとするようなご経験がありませんか?
これを回向(えこう)と言います。回向とは仏様のはたらきを言います。
あなたがお仏壇に手を合わせると亡き人は必ずそれに応えて慈悲のお心を手向けてくださいます、この為にあなたは安心(あんじん)を頂くのです。つまり私たちと仏様は一方通行ではないのです。ですからあなたはひとりぼっちではないのです。
そして、このhasunohaのお坊さんもあなたを一人にはさせません。辛い時はいつでもここにお気持ちをお聞かせ下さい。合掌

2023年3月14日 6:31
{{count}}
有り難し
おきもち

仏教の目的は、抜苦与楽と成仏です。 生きている人の苦しみをどうしたら癒せ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご住職さま、優しいお心を添えて下さって、ありがとうございます。先日、形見分けに親戚を回ってきたのですが、もう他人ごとのようでした。全ての痛みは己の身に起きてこそ、知るものかもしれません。お仏壇に手を合わせ、亡き人と話をしていこうと思います。ありがとうございました。

「運・運命」問答一覧

家族の怪我が続く

以前主人について、離婚すべきかご相談させて頂いたものになります。 その際は心温まるお言葉を誠にありがとうございます。 その後数ヶ月我慢して日々を過ごしていたところ、土曜日出勤で私が仕事中子供を保育園に預けている間、主人が仲間たちと遊んでいたところ、階段を踏みはずし、脛と膝を粉砕骨折、救急車で運ばれ2ヶ月入院の大怪我を致しました。 ちなみに骨折入院中に主人は私と同じ会社を退職しました。2ヶ月ほど前に、私には相談も無く、独立するということで会社に退職届を出していました。 それもこれもやはり神様の思し召しか、独立は時期早々かと思いましたが、私は何も言わずに、毎週3歳の子供を連れて片道2時間かけて面会に行きました。 その退院後、主人も心を入れ替えたのか、家事や育児にも協力的になり、出かけても家に毎日帰ってくるようになりました。昨年の7月頭骨折、9月頭退院の出来事です。 そんな年が明けた矢先、おととい、 姉の旦那が小学生の子供2人と家族4人でスケートをしていたところ、くるぶしを骨折、本日から急遽入院、手術することになりました。姉の家族は私から見ても羨ましいくらい夫婦仲も家族仲もよく、何も悪いことは見当たらなく、夫婦2人3脚でやってきたので、1ヶ月程度の入院ということで姉が大変ショックを受けています。 また、正月に実家に帰った際、姉の家族を見送った翌日に私が帰ろうと駐車場から出た際に、私の父が階段から転倒したらしく、骨折まではいかなかったのですが足を怪我しています。 私の身の回りで、しかも父に当たる人が立て続けに足を怪我をしているのですが、何か良くない運気があるのでしょうか? ちなみに以前のご相談で記載させて頂きました私の母は、3年前の私の出産時末期の白血病だったのですが、私の祈りが通じたのか奇跡が起こり、今年はお正月料理を今までで一番盛大に準備し、私の子供と遊べるくらいまでに回復しました。 私と姉は元気ですが、立て続けに試練が来るのでかなり不安になっています。 偶然でしょうか? 何か断ち切る方法があれば教えてください。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

「運」って何ですか?

初めまして。疑問に思っていることがあります。 「運」という言葉は現代人は皆当たり前のように使う言葉です。「ギャンブルで勝ったから運がいい。」「ソシャゲのガチャで狙いが全然当たらず運が悪い」といった感じに。 このように「過去に起こった出来事」に対して運がよかった、悪かったということに対しては特に疑問はありません。 しかし、「今の俺は運がいいから次も勝てる」「私は運が悪いから何をやってもうまくいかない」といったように、あたかも「運」を自分の才能や能力のように語ることに疑問を感じます。 どんなに過去の結果がよかったとしても、これから振るサイコロの目が出る確率は変わることはないはずです。しかし人は「運」で確率が変わるかのように信じ、験担ぎをしたり神社にお参りに行ったりします。 私の中で「運」という物は以下のどれかかなと思います。 1:「運」は人が持つ才能や能力の一つであり、良い行いをすることで鍛えることができるもの。 2:「運」は天上の存在が与えるチャンスであり、良い行いをすると巡り合いやすくなる。 3:「運」なんて存在しない。全ては過去の結果であり、行いで変化するものでもない。 私は「運」を信用していない人なので3だと思っています。 お坊さんの方々は「運」というものを何だと考えるか知りたいです。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

運命とは

私は周りから見たら、外見才能知能、そんなに恵まれてたら何もかもがイージーだろと言われるように産まれました。 しかしそんな人間は周りから見るといるだけで「ずるい」許せない存在であり、あらゆる人(家族友人教師)から酷い迫害に遭い幼少期からストレスで病気だらけ、頼る人もいず、彼氏も友達(養育環境による鬱で)も自殺し義務教育すら終えられず11年も引きこもりまともな就労経験もなく15年もうつで餓死寸前で入院、差別され続け何で生きているのか分りません。 大人になっても外見のせいで異性にとんでもない目に遭わされ同性には嫉妬、やっと結婚し昨年息子を産み激しいトラウマの末、家族と夫にまで虐待されていた事を40年経って気付き絶縁し自分は悪くなかったと知り一瞬で鬱が治りました。 姉二人は普通の人生です。親戚に誰も似ていない才能があり美しい私「だけ」家族中から虐待され、三歳で殴られ死ねと言われ去年生きている間にと改名しました。 唯一優しかったのは祖母であり、その長女が「この子は産まれてきて良かったという顔をしている」と言い、彼女には何か不思議な力があったらしく私に純白のドレスを小学校入学式に贈ってくれたりもしました。 その通り私は不思議なものを見たり聞いたり奇跡的に助けられたりを何度もしました。物理的にあり得ないことが起き周りの人の方がそれを見、知っていました。 妄想などと診断された事もなく、大抵のスピリチュアルには懐疑的で幽霊や恐ろしいものを見たことは一度も無いのです。一番強烈な体験を信頼できるお坊さんに話したら「私はそんな体験はないけれど真実だと思います」と逆に驚かれました。 親は身近で知りうる限り最も愚かで尊敬できる所のない人間でした。私はたった一人ボコボコにされながら家族を助けてきました。もう十分だろうと思います。彼らが罪を悔い改める時間が残されているといいですが。 神仏がおられるのなら(私は確信しましたが何の神かは分かりません)真に救われるべきは自らの弱さに対峙せず、それを抗えぬ幼い我が子にぶつけた彼らの方だと思います。 夫は酷いモラハラを大変反省してくれ何もかもこれからだと思いましたが、夫はおそらく軽い自閉症であり息子は遺伝したのかもっと重く知的障害も併せ持っているようです。 私の人生よりも、生きる力をくれた息子を不幸にした事が許せません。 運命とは一体何なのでしょう?

有り難し有り難し 6
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ