回答 1
有り難し 10同じような悩みを抱えて生きている人がいるのもわかっています。人前で笑顔を作ることもできます。
でも、定期的にやってくるんです。
「なぜ私なの？」という気持ちが。
10代で尋常性乾癬という皮膚の病気になり
現在40代、平均寿命までまだまだあります。心配をかけるので、身近な人には言いませんが、自分の人生だけならいつ死んでもいいと思っています。
夫と娘がいます。両親も健在です。
いつ死んでもいいと思っていますが
悲しませるのがわかっているので
死ぬことはしません。
大事な人たちのために生きます。
でも、辛いんです。治療にはお金が掛かります。毎月毎月高いお金がかかるのに
治ることはないこの病気。
お給料も高いわけじゃありません。
薬のために一生働く人生です。
受け入れなければとずっと思ってます。
でも、やっぱり受け入れられない。
この病気の自分は化け物、普通じゃないと感じてしまいます。多くを望んでいません。ただ、普通の人でいたかった。
健康な体を持っているのに自分から死んでしまう人を恨みたくもなります。
こんな自分は嫌なんです。この病気と、この気持ちとうまく付き合っていくにはどうすればいいのでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
当方の身近にもあなたと同じご病気のお方がいらっしゃるので、あなたのお辛さが少しだけはわかるつもりです。
既にこの病気の治療はなさっているようですし、ならば当然 悪化を防ぐために必要な心掛け（例えば禁煙など）はなさっていることでしょう。
その上で、治癒するかどうかは…これはもう分かりません。
世の中には本当に様々病気が存在します。いのちに直結する病気もありますから、『そんな病気と比べたら、あなたは幸せよ』などと説得されて、余計に悲しみを深められたようなこともあったかも知れませんね。
病気は人それぞれです…ただ「大したことない」病気なんて存在しませんよね。それぞれのお方（私も含めて…です）がそれぞれに病気の苦悩を抱えていらっしゃいます。
でも、それでも生きていきましょうよ。病気を身に得て、それでもけなげに一生懸命に生きている自分を誉めてあげましょうよ。どうか『この病気の自分は化け物、普通じゃないと感じてしまいます』なんて悲しいことは決しておっしゃらないで下さい。そんな思いを持つことで、一番苦しむのは御自身なのですから。
健康なあなたも、ご病気を持つ身となられたあなたも変わらず世界で唯一人の大切なあなたなのです。そのことを御自身が認めないで誰が認めてくれますか。
病気であっても無くても、あなたはあなたです。
病気であっても無くても、今日一日は二度と戻ってはこない、限りある人生の貴重な一日です。
どうか、治療など快癒に向けてあなたの出来る範囲のことは全てやってみて、ならばそれ以上の手出しをするのは、思い悩むのは止めましょう。
でないとあなたがさらに辛い思いをすることになってしまいますから。
あなたには仏様がついていて下さいます。仏様とはあなたのその苦悩を、その様々な思いを取り除いて下さる、受け止めて下さる「おはたらき」と頂いて下さい。
病気から生じる様々な思いは仏様に預け 委ね、少しでも心を軽くして下さい。
そう出来たとき、きっと症状が少し和らぐと思います。いえ医学的にも間違いなくそうなると思います。
陰ながらあなたを応援していますよ…。
