回答 1
有り難し 590歳になる母が入院しており、終末期医療の話が出るなど厳しい状態です。昨年末に夫を亡くし、子供は私だけ。
父のときも、入院・施設の手続き、葬儀関係など、耳が遠く足腰の悪い母に代わってすべての手続きを私がしました。
その後も週に一度は実家へ行き、世話していたのですが、文句ばかり。
思えば子供のころからどんなに勉強ができてもほめることがなく、逆に愛嬌がないと罵倒されました。
大学に合格した時も母が望んだ学科でないと文句を言われ、就職した時も母の望む職業でなかったため、散々文句を言われました。
母が体調を崩してから、施設、病院の手配や実家の後始末など、すべての手続きを私一人でしているのに文句しか言わず、挙句の果てにボケて娘の顔を忘れられました。ショックで心が折れました。
この先、ずっと母を恨む心が消えないのかと思うと気が沈みます。私は救われることはないのでしょうか。
どのような心持ちで過ごしたら良いのかご教示いただけたら幸いです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させて頂きました。
あなたは今まで長い間お母様からとてもひどいことを言われひどい扱いを受けて大変辛い思いをなさって生きていらしたのですね。様々文句を言われあなたの生き方や考えを否定したり、あなたをおとしめる様なことをされてきたのですね。そしてお母様は余命いくばくもない状況であなたの顔さえ忘れてしまう様な状態になってしまったのですね。
今までの詳細な経緯はわからないですけれども、あなたのその悔しいお気持ちや辛い思いを心よりお察しします。
あなたがお母様を恨んでしまうお気持ちもわかる様に感じます。あなたをありのままに愛して受け止め、あなたらしく生きることをお母様が認めて進めて下さったならば善かったのですからね。
しかしお母様は自分の考えや意見をあなたに強要し続けてきたのでしょうし、今はほとんどあなたのお世話になりながらも悪言をあなたに言ってきてあなたの顔さえ忘れているのですからね。あなたがそう思ってしまうのももっともです。
お母様はその様に悪意や悪言や悪行をなさっていらしたのでしょう、お母様の心の中はわからないですけれど、お母様の心は自分の考えしかなく人を思いやる余裕もなかったのかもしれません、人を受け入れていく心のゆとりもなかったのかもしれません。ただ植え付けられた自分の考えしか持つことできなかったのかもしれません。
あなたはその様なお母様を許すことできないかもしれませんが、ひとまず一息ついて落ち着いて少しずつ冷静になってお母様を見つめてみてはいかがでしょうか？
お母様が何故その様に生きざるを得なかったのか、それは煩悩が中枢にあるからです。欲や貪りや怒りや愚かな心があるからです。
いずれお母様はその様な愚かな自らを心から反省して仏様や神様に懺悔し謝罪なさることでしょう。そしてその様な愚かなことや罪を二度と犯さない様にとお誓いなさることでしょう。
お母様が与えられた命を全うなさり、仏様や神様やご先祖様に心から懺悔なさり心から反省し、傷つけた方々に心から謝り、罪を犯さない様にとお誓いなさいます様に、お母様が仏様や神様に導かれてご先祖様に優しく迎えられ一切の迷いゃ苦しみから救われます様にと心から仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏
そしてあなた自身も救われます様に切にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏
回答ありがとうございました。
一人でも私のために祈ってくださる方がいると思うと救われる思いです。
私は私の人生を歩んで行きます！
