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亡くなった母について②

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有り難し有り難し 15

長くなり、申し訳ありません。続きです。

私の自宅に母の写真を置いて、私の息子がおばあちゃんに毎日挨拶していますが、それでも、、母は、本当は、私たちが母の遺志に背いても、強く望んで、遺骨を保管し、お墓に入れることを喜んでくれたんじゃないかという気持ちが消えません。(経済的な問題はありません)
長くなってしまいましたが、母のために私が今からでも出来ることはあるか、ご教示いただけないでしょうか。母は、お骨も捨てられ、お墓もなく、淋しがっていないでしょうか。私は、お墓参りも出来ず、自分の母が、跡形もなく消えてしまったような喪失感とどう向き合えばよいでしょうか。ご意見お伺い出来ればと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

①からの続きです。

また、拠り所という件に関して私達は、亡くなられた方は命終えたと同時に仏となり、阿弥陀様が用意して下さったお浄土へみんな還っていき、悩んでいるこの世に生きる私達を救いに戻ってきてくれると聞かせて頂きます。
ですので、形あるものに頼りたいときは、阿弥陀様の前でお念仏を唱えることで、お母様にも届く…と捉えられます。
阿弥陀様は全ての者を救うと説かれました。
私はその信仰を信じていますので、リカさんのお母様もお浄土におられると考えます。
無宗教・他宗教の人はどうなるか?
お坊さんの学校に通っていた時の先生は「自分は死んだら浄土へ産まれさせて頂くことは信じている。でも、死んでないからどんな人が浄土にいるかは知らない。いなかったら、自分がこの世に輪廻している大切な人を探しだして、必ず救い上げ、今度こそお浄土に産まれさせると決めている」と答えてくれました。
リカさんがご希望されるのであれば、浄土真宗へいらして下さい。
お母様のことも、ご家族と相談されて、改宗…ということであれば力にならせて頂きます。
お金の話はなしで。
私は無宗教で、宗教なんて怪しいクソみたいなものと思っていましたが、人の力ではどうにもならない疑問、悲しみに出逢い、今では浄土真宗の教えが支えであったり、自分を思いやれる大切な拠り所となっています。
お墓や遺骨にお母様はいませんが、悲しみや喜び、生活のすべてにお母様が寄り添って下さっています。
自分のせいで娘が苦しんでいると知って、悲しんでおられるでしょうから、リカさんも出来る範囲で精一杯やったんだと自信をもって下さい。
儀礼も大切ですが、一番大切なのはお母様を思う気持ちです。

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有り難し
おきもち

普通のOLから、結婚をきっかけに仏教に興味を抱きお坊さんになりました。 ...
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質問者からのお礼

緇川杏美様

御回答、本当にありがたく、何度も読み直しています。お礼をどのようにお伝えすればよいか分からないほどです。亡くなってからずっと、しょっちゅう心に浮かんでは、押し込めて核心までは考えこまないようにしていた涙が溢れました。ご提案含め、時間をかけて考えたいと思います。
いつか、島根のお寺にも伺いたいと思います。
あたたかいお言葉、本当にありがとうございました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ