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破壊

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有り難し有り難し 48

何もかもぶっ壊したい。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

にっこり星は実は至る所にある

果たせなかった約束、残念無念でございやした。ううう。
こんな話があります。
一番愛する太陽のような心を亡くした子供がお母さんを求めるはなしです。
その子はちいちゃい時にお母さんを亡くしてしまった。ずっとふさぎ込んでいたのです。
お母さんに代わる存在はお母さんしかありません。
「お母さんを求めてもお母さんが何処にもいないよぅ。」
※もちろん「ま。」さんの笑顔はお母さんではない人の笑顔であるとは伺って存じておりますが、実はこの話、共通するのれす。
さて、その子は、成長して人生の中でさ迷って、色々なことをして、手応えのある事を探りました。
あの人がスゴイらしいぞ、あの人が立派らしいぞ、あれができるといいらしいぞ、あっちこっち行ったり来たりしてみましたが欲する「たいよう」は与えてもらえませんでした。
その子は求め先を変えました。
だんだん、なんかわかってきました。
「外には無い」と思ったそうです。
でも、外にもあるとは感じたそうです。
自分を観てみると、いつも自分は外に求めてばかりで、内なる自分の持ち物を全然見てなかったことに気が付きました。
自分は今まで吸収しよう吸収しようと一生懸命に外の事ばかりに力を注いでいて、まるで掃除機のようであったことに気づきました。
外のことを掃除機のようにいくら吸い込んでも、満足がない。
もっと手応えのある方法、いい方法を見つけたのです。
外にあらかじめ自分で決め込んだ「たいよう」を求めることをやめたのです。
自分が一番欲しかったものをやめました。
やめた瞬間、世界が明るくなりました。
その子はある時、いたるところに「おかあさん星(おかあさん性)」を感じ取れるようになったのれちた。
みんなそれぞれカタチも色も温度も違うのですが、それぞれがみんな「にっこり星」として自分を照らしてくれていることに、ようやく初めて気が付いたのでした。
もっと、大きな気づきがありました。
自分も誰かを照らしていることに気づきました。
自分の作り出した有り難しの数が誰かを助けたり照らしていることに気づいたのです。
お釈迦様も道元禅師も一休さんも幼少の頃お母さんと引き離されて本当はもっと「おかささん星」に照らされたかったのにそれは得られませんでした。
いつの間にか、自分が時空を超えて人を照らしているのでした。
「ま。」さんも実はもう照らして、誰かを笑顔にしていたのです。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

【約束】
果たせなかった約束がある。

ごめんなさい。

もうすぐ3年、あなたの笑う顔がもう一度見たい。

という質問が最初の質問です。投稿のミスで全く違うタイトルと内容にかわってしまってすみませんでした。反省してます。

ありがとうございます。

照らします。

お返事ありがとうございます。

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