皆様に大変ご好評をいただき、ご質問が殺到しています。

回答が追いついておりません。お坊さんから丁寧にご回答いただくため質問受付数を制限させていただいております。大変申し訳ございません。

どうするべきか

無知ゆえ仕事で失敗しました。信頼していた上司から、大丈夫だと言われ信じて疑わず商談を進めました。自分で調べようとせず大丈夫との請け負いで、全てがうまくいくと信じて疑いませんでした。
結末、大丈夫な事はひとつもなく大失敗。相手先からは、私を信頼し、やった事の損害の責任を求められています。

真実は、相手先も知ってる上司が大丈夫と言った事から始まったわけですが、上司はそんな事は言ってないと1点ばり。私としては、言った言わないと言いはじめると全てを人の責任にするようで、嫌な人間になりそうで。

ただ、信頼していた上司に裏切られた気持ちがひどく落ち込みがひどく。

相手に、説明する時に、あの方に言われてやった!と人の責任にしそうで嫌で。

もう、逃げだしたい。でも、誠心誠意、誠実でありたい。

私は、その上司に対し、相手に対し、何を発し何を謝罪すれば良いのか混乱状態です。

何か良いアドバイスありますでしょうか?

後悔・自己嫌悪
有り難し 8
回答 2
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

所属する組織が対応すべき問題です

ギン様が逃げ出したい気持ちはわかります。ここは冷静になって、事実を検証することから始めなければなりません。上司がいらっしゃるということは、何らかの組織があると考えられます。基本的に所属する従業員が起こしたトラブルは、従業員個人ではなく組織として対応することになります。そのため組織には個人に対する懲戒規定というものがあります。訓戒、減給、停職、退職などです。それ以外に従業員の過失により組織が損害を受けた場合は、組織には損害金などを請求する権利が発生します。
組織は関係せず従業員と顧客の間で処理することはありません。例えば営業中の交通事故でも組織の責任となります。ある程度の組織なら懲戒委員会というものがあり、中立的に判断しますが、小さな組織であっても上司のさらに上の人が、両方の主張を聞いて判断するのが普通です。当事者間で水かけ論をいくら行っても無駄です。
ですから、自分の思っている真実を述べることは責任転嫁ではありません。注意していただきたいのは、真実と事実は違うということです。事実は一つしかありませんが、真実は自分が本当だと思っていることになります。
交差点の交通事故では、双方の信号が青だったという水かけ論は珍しくありません。
どちらが正しいかということは、客観的事実を積み上げて判断して行くことになります。
顧客に対する損害賠償も、組織が対応して行くことになります。当事者だと感情が入ってしまい解決が長引くことになるからです。
ギンさんも以上のことを念頭に置きながら、間に入ってもらえる職場の方を探して、相談してみて下さい。
これからは他人の話しを鵜呑みにせず、最低限のことは自分で確かめる習慣を身につけて下さい。

会社に任せるべきことになります

ギン様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

りゅうよう様もおっしゃられていますように、会社の業務上におけることであるならば、会社が対応すべきことになります。

まだ法的な賠償請求にまでは至ってはいないのでしょうかね。

まず、明らかな不法行為、悪意や重過失等が無いのであれば、貴女様は全面的に責めを負わなければならないことはありません。

逆に、無責任にも責任を逃れようとする上司に注意義務違反・監督義務違反を問わないといけないぐらいです。

とにかく、まず会社の顧問弁護士がいるようであれば、水掛け論に終始してしまわないように、間に顧問弁護士を立てて話し合いを行うべきです。

もし、無いようでしたら、会社から弁護士へと相談されて、相手方と話し合うことも必要となるでしょう。

また、業務上におけることでの損害賠償となれば、基本的には、民法715条の使用者責任により、会社側へと賠償は請求されるべきことになります。ただ、この場合は、不法行為によるものであるのかどうかですが、本件の場合は、明らかな不法行為、悪意、過失があったとは考えにくく、それならば、やはり別の問題になります。

商取引上においては色々なリスクも折り込まれてのことがあるはずですので、契約上の保障、免責事項等も今一度確認なされて下さい。

もしも、仮に何らかの賠償が認められて、貴女様にも賠償の責めが及ぶ場合でも、「信義則上相当な限度」までとなりますから、不法行為、重過失でないのであれば、そんな大変なことにはならないですので、どうかご安心下さい。

素人の私では説明不足になるのは否めませんから、ネットにて関連を調べました下記の内容もご参照下さいませ。

「働く人のための労働相談室」
http://rodosoudan.net/

業務上のミスを理由に会社から損害賠償請求をされたときに知っておきたいこと
http://rodosoudan.net/blog-entry-53.html

従業員のミスと会社からの損害賠償請求
http://rodosoudan.net/blog-entry-151.html

川口英俊 合掌


関連する問答
このページの先頭へ