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忌中の勤行について

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

親戚に不幸がありました。

明王様、菩薩様、如来様は忌中の間、勤行を行なったり、護摩に参加しても構わない。

しかし天部の神様は忌中が開けるまで、拝むのは遠慮すべきと聞きました。

やはり忌中の間は遠慮すべきなのでしょうか?
それとも、遠慮するのはご法事の日だけで良いのでしょうか?

よろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

天部は「神道の神」とは違います

 天部とは、インドの神様で有り、仏教においては「仏法を守護する護法神」として受け止められています。

 通常、神棚には神札をお祀りしますが、伊勢神道系の説明では、中央に「天照大神」の御札、向かって右に氏神(地域の守り神)様の御札、向かって左に崇敬神社(個人的に信仰している神社)の御札を祀る、ということになってます。
神社本庁「神札の祀り方」http://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/otheriroha/ofuda/

 神棚に祀られる神様は基本的には日本由来の神様です。それらの神様は死の穢れを嫌いますので、「神棚封じ」と言って白い紙を神棚の前に貼り穢れを遮るようにします。天部の神様は日本の神様ではありませんので、穢れ云々を心配する必要はありません。忌中であっても、普通に天部をお参りしても構いません。
 

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質問者からのお礼

吉田俊英 様
ありがとうございました。
私は、天部の神様を神道の神様と混同しておりました。

勤行は毎日欠かさずやっておりますので、休みますとかえって落ち着きませんでした。
お坊様に言っていただき、安心して勤行ができます。
あらためまして、ありがとうございました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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