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自分が信用できない

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 今年の2月にアルバイトを辞め、現在何もしておりません。
今月からまた短期のバイトを予定しております。

 2月にアルバイトを辞めてから、正社員の仕事の面接を受けたのですが、結局自分から辞退してしまいました。
 
 面接時に会社の方から「他の仕事も見てから決めた方が良い、その上でうちを選ぶなら歓迎する」と言われ、3週間ほど時間を頂きました。3週間後私がその会社に「御社で働かせてください」と伝えると、3日間試しにアルバイトをすることになり、3日間通いました。結局、「この仕事は体力的にきつすぎる、他にもっと良い仕事があるかもしれない」と思って、辞退しました。

 大学時代の就活でも、面接を受けて内定を頂いたのに自分から辞退する(結局どこにも就職していない)ということがあったため、これからは気を付けようと反省したつもりでしたが、結果的にまた同じことをしてしまいました。

 断りの電話を入れてから、すごく後悔が襲ってきました。仕事を選ぶほど余裕のある立場ではないのに、またチャンスを無駄にしました。

 また仕事を探せばいいと思って辞めたのに、それ以来、自分が信用できなくなり気力がなくなって全然面接を受けてません。

 中途半端なことばかりして周りに迷惑をかける自分はこれから幸せにはなれないと思うと、人生の希望がなくなり、前向きに頑張ろうという気持ちがなくなりました。
 これからどうすればいいでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

他を作らない生き方

結局他と比べてしまうんだと思います。体験を頭の中で評価して、「これだったらもっと楽な仕事が他にあるかも…」と。それも分かりますが、どこに価値をおくかですかね?楽ならいいのか?それよりもやりがいとか、目先の苦楽よりもっと奥にあるものを見据えたいですね。

仏教(禅)では、「二見にわたらず」という教えがあります。頭で二つに分けない、本来二つではないんだよということです。ついつい、楽しい苦しい、良い悪い、好き嫌い、優ってる劣ってると、自分を中心に置いて目の前のことを「自分にとってどうか?」という見方で審査してしまいますが、本来はそうではない。それは考えでしかないのです。

私の思いに従うことが必ずしも私のためにはなりません。頭の中の声はちょっと放っておいて、体験にしばらく浸ってみてはいかがでしょうか?頭の中の声は「私自身」ではなく、「私のほんの一部」でしかなく、むしろ「私ではない」かもしれません。

頭の中に「他」をつくらず、目の前の一つの仕事に「決めて」、しばらく浸ってみるのがよいとおもいます。

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若輩者ですが、宜しくお願い致します。
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長い目で見て

こういった感じの思考の段取りは私もよくしてしまいがちになりますので、相談者様の辛さが手に取るように分かります(^_^; 以下、自分への戒めでもあったり(^_^;

「ご自身で自己の今を見極める」、これが偏った思考に依ると「ご自身で自己の今を決めつける」になってしまいます。従って解決法というか予防法になるのですが、結論を早めないことが肝心ですね。もっと時間をかけてもいい、失敗してもいい、上手くいったら儲けもの、と柔軟な捉え方で「自分を見られる」ようになれば、今より楽になれるでしょう。だから、今の落ち込んだ状態の自分から復帰すること自体も、あまり急がないようにしましょう。出だしから躓かないように、ゆっくりと。。。

学校だったり仕事だったり、人生の大きな柱が生活の大部分を占めるとどうしてもそれ自体が自分を構成する重要な要素でありそれ無くしては自分の今は有り得ないように「限定的に」感じられるものです。ですがあなたの頭の中を今パンパンにしている「ソレ」は、本当にあなた自身を形作るものなのでしょうか?
人一人の人格は、そんな端的に表現できるものではありません。あなたも私も周りの人も、もっと複雑で多様性のある生き物のはずですよ。そして次のお仕事では、自分を裏切らず目標に向かって奮闘してください。それは成功せよだとか失敗を避けろだとかの話ではなく、これからの自分に自信を取り戻すために出来る限りの「挑戦」をしていってほしいということです。結果なんて二の次ですから、今は将来の自分の為の勉強期間だと思って、多少の回り道もぜひ楽しんでください。

いつか必ず、全てが実を結ぶ時が来ます。大丈夫です!

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現代は実に「背負い込んでる」人が多いと思う。 別に自分が背負い込まなくて...
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質問者からのお礼

頭の中の考えだけが先行して身動きがとれなくなっていたので、回答を見て少し楽になりました。アドバイス通りにやってみようと思います。ありがとうございました。

TAIKEN様

アドバイスを見て、また挑戦しようという前向きな気持ちが湧いてきました。
本当にありがとうございました。

「自分に自信がない」問答一覧

盗撮をしようとしてしまいました

一年ほど前、電車内で前に座っておられた方を魔が差して盗撮しようとしてしまいました。 当時、自分は別の健全な目的で無音カメラのアプリを入れていました。また、自分のスマホのカメラには広い角度で撮れる機能がついていました。これらを使えば、スマホを向けずとも簡単に盗撮ができるのではないかと思ってしまいました。そしてその方が映るようにカメラを起動してしまいました。 シャッターを切る前に我に返り、アプリをすぐ閉じました。そして無音アプリを悪用しようとしてしまったことが恐ろしくなり、その場ですぐに無音アプリを削除しました。それ以降、盗撮しようとしてしまったことをずっと後悔しています。 シャッターを切らなかったとはいえ、盗撮未遂も盗撮と同様に犯罪です。盗撮や痴漢防止のポスター等を見たときなど、事あるごとに過去の過ちを思い出し、罪悪感で胸が苦しくなります。本来なら謝罪し、罪を償うべきですが、それを包み隠さず打ち明ける勇気がなく、ここまできてしまいました。 自分が撮ろうとしてしまった方は、おそらく自分のやろうとしてしまった事には気づいておられませんでした。また、証拠となる写真は撮っていないことから、自分が言わなければ誰にもこのことはわからないと思います。しかし、そのことが却ってつらく感じます。かと言って誰かに打ち明ける勇気もなく、保身に走る自分がとても嫌になります。 世界には盗撮や性犯罪に苦しむ方が大勢おられます。自分も過去に猥褻なことをされたことがあり、被害に遭われている方の気持ちがわかっていたつもりでいました。しかし、自分の軽はずみな行動で自分自身が加害者の側に立ち、人を傷つけようとしてしまいました。 この罪とどのように向き合っていくべきなのでしょうか。

有り難し有り難し 12
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私の悪行について

新高校1年生です。私はたくさんの人を傷つけてきました。小学生の頃、友達に嫌なことを度々言いました。 その子は親御さんの事情で引越して、その後に小学校の運動会であって、眼鏡の模様可愛いねという会話をした記憶があります。 もう1人私は掃除をちゃんとしない子に暴言を吐きました。他にも工作のぽんぽんや小さい消しゴムを人からとりました。 中学にあがって反省したのに私はまた過ちを犯しました。友達に嫌われたくなくて友人、先生、他人にまで悪口を言いました。本当に酷かったと思います。聞こえていたかは分からないけど本当に酷いことをしました。謝れる人には謝ったけれども私は嫌われたくないというエゴのために知らぬ人まで傷つけました。最低です。私が覚えてるより多くの人を傷つけていると思います。 そして、また新たな罪を見つけました。YouTubeのスカッと系の投稿に棒読みというコメントがついていて、5年前の私はそれに「たしかに」というコメントをしていました。それは結構前にしたコメントですが今更ながら削除させていただきました。投稿主さんはその後も動画を上げていましたが5年前に止まっていて、先程私は意味は無いかもしれないし、ひとりよがりですが、絵が見やすくて分かりやすかったという旨のコメントをしました。良かったのかは分かりませんし、投稿主さんがみているかは分かりません。 そして他に嫌なコメントをしてたらどうしよう、嫌なコメントにいいねしてたらどうしようと考えるようになりました。私が覚えてないだけで他の方も傷つけたんじゃないかと不安になります。誹謗中傷にあたるような容姿や振る舞い方について何か言っていないか本当に不安でたまりません。自業自得ですね。 死んだ方がいいと思うけど、両親を悲しませたくなく死ぬことはまだできません。謝れる人には謝りましたが、傷は消えません。私が傷つけた多くの人たちがまだ苦しんでいるかもしれない、私は人を殺してしまったのではないかと考えます。身勝手ですが私にはその人たちがどうか幸せに生きているように願うしかありません。私の罪は消えません。私はのうのうと生きていていい人間じゃないと解っています。ですが、私が今止まってしまったら、さらに多くの人に迷惑をかけることになります。どうしたらいいのでしょうか。おこがましいですが、私を導いてくださると嬉しいです。長文で申し訳ありませんでした。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ