hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

母の死

回答数回答 2
有り難し有り難し 20

認知症の母を亡くしました。
私が目を離したすきに、室内の事故で、です。
直前まで元気だったのに、突然でした。

母と一緒にいることや母の回復に喜びを感じる一方、私が自分勝手な父の要求をきかないといけないことや自分の時間がなく、社会から遅れていくことに不安や怒りを持っていた、こう言う気持ちが結果的にこのような結果になったと、何処に気持ちを持っていけばいいか、辛くてたまりません。

実生活では時間や家事に追われ、辛かったですが、こうなると世話をやらせていただいていて、一番幸せであり、もう二度とお願いしても大金をはたいてもやらせてもらえない。大事なものは身近にあったのに、それを活かせなかったじぶんにも後悔しかありません。

これからも私のいのちあるかぎり、いきていかないといけないですが、寂しすぎて私も母のところにいきたいし、ダメならこれからどうやって、何をして生きていけばいいのか、全くわかりません。

突然だったので、子供の頃から今までのこと、謝ることもお礼も言えなかった。全て、後悔しかなく苦しくてたまりません。

せめて夢などで話せたら…ただ、出ても来てくれませんが…


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

在宅でしたか

後悔しない人生はありませんが、
後悔を忘れない人生もありません。

あちらの世界へは簡単に行けます。
ですが、あなたは私と同じ40代。折り返し地点です。黙っていてもしばらくしたらあっちへ行ける年齢です。
僕は常に死ぬことを考えて生きてきた人間です。きっかけを探して生きてきました。

辛いことしかないと思っていた10〜20代。
幸せになる資格などないと信じた30代。
けれど、気がつけば48歳。
それなりに辛さや悲しみを忘れさせてくれる瞬間があったのでしょう。

残酷なようですが忘れることです。
やがて納得できるかたちで思い出すことができるようになりますよ。

来年1月は父の一周忌。
最期を看取った身内はおりません。

{{count}}
有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れ...
このお坊さんを応援する

お父ちゃんを責めない

お母さんはお母さんで大変だった。
お父ちゃんはお父ちゃんで大変だった。
どっちも大変だった。
あなたも大変だった。
みんな大変なんだねぇ。
その大変さは比較できない。
お父さんお母さんもその前のお母さんお父さんたち4人の面倒を看てきた。
そして、あなたにその生命、人間の生命のバトンを渡して安心して死んでいった。
ありがとう、と言っていると思うよ。
お母さんにとって大事だったお父ちゃん。
お母さんの存在は大きかった。
だけれどもお父ちゃんをたのんだよ、と言われているはずです。
そのお母さんの期待を感じてください。
お母さんが一生かけて添い遂げてきた、お父ちゃんを軽んじることなく、お父ちゃんのせいでと責めることなく、お母さんの最後の頼み、頼まれを感じて、孝行、孝順の行を尽くしてください。
お父ちゃんを大事にすることで、お母さんを必ず感じるはずです。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

そうですね、気がつけば折り返し地点。
私もずっと辛いことばかりで、楽にはならない人生でした。なぜ自分だけこんなに苦しいのか、淡々と日々を送りながらも浮き上がりたいともがき、自由にならないことを家族のせいにもしていたのだと、どうにもやりきれない気持ちでいっぱいです。

忘れることができるときがくるのでしょうか?後悔と、家のあちこちに母の姿を思いだし、辛く、息苦しく、押し潰されそうてす。

それでも生きないといけないですよね。
全く人生観が変わってしまったし、楽しめないし、笑えない。少しでも前に進めるようになれればありがたいです。

ありがとうございました。

ありがとうございます。
そうですね、父や回りへの恨みばかりで、自分だけはが大変だった、とだけしかかんがえられなくなっていました。それぞれが悲しいんですよね。
前を向かなければならないのですが、母に会いたい。一緒に散歩したい。約束した買い物にいきたい…
やり残したことばかり、まだ後悔し、寂しがり、涙する日々です。

シッカリしないといけないのはわかるのですが…
ほんとにありがとうございます。

「親・家族・恋人・大切な人の死が悲しい・乗り越え・立ち直る」問答一覧

好きなバンドのボーカルが死んでしまった

好きなバンドのボーカルの訃報が今日発表された事に付いて相談させて下さい。 私は今日授業前にSNSのニュースで訃報が発表され 「え、そんな事ある?まだ25歳だよ?」と誤報を疑いながら授業に望みました。 でも段々授業を受けながら本当の訃報ではという気持ちになっていき辛くなって授業に集中出来なくなってしまいました。 次の休憩時間の時にバンドの公式アカウントで本当に亡くなってしまった事を知り他のメンバーの追悼コメントを見て実感して本当に辛くなり 先生にその事を伝えるとあまり質問を当てないようにしてくれました。 バンド自体は続き他のメンバーが作詞作曲すると言っておりその発言が訃報のショックの精神の支えになっています これからもっと売れて大活躍するんだろうなって思っていたのでこれから活躍する彼を見る事が出来ないショック 彼の曲の新作がもう出ない事は勿論、彼と言う人間も好きだったので もう 彼が生きていないこと もう彼の歌声やパフォーマンスが見れない事 もう彼の書いた曲を聞けないこと もう彼の居る状態のバンドが見れない事 もう彼の話や投稿を見る事が出来ない事 来月初めてそのバンドのライブに行く予定だったので もう本当に生で見れない事を考えると 本当に涙が出てきて 落ち込んできて明日以降もその事を考えてこれからもまた落ち込むのではないか?。 他のアーティストの追悼を見て落ち着こうと思うのですがこの状態はSNSを見ないほうが良いんでしょうか? この事を考えないようにしても何らかで死の話題を連想して考えてしまう などの不安のせいで明日以降ちゃんと学校や課題に集中出来たり、 この事を思い出しても大丈夫なぐらい平気になるぐらい立ち直る為に如何すればいいか? 後お坊さん目線の回答を求めるんですが 彼はあの世でメンバーの事見てくれているでしょうか?もう一度彼に会える可能性はあるのでしょうか? 今日起きた事なのでショックで長文になりましたがご回答宜しくお願いします。 本当に助かります

有り難し有り難し 19
回答数回答 1

生活環境の変化と母の死が重なり苦しいです

転職・引っ越しによる環境変化と母の死が重なり心身ともに辛いです。 先日、母が癌で亡くなりました。1年前から入退院を繰り返しており、余命が短いことは覚悟していましたが、やはり悲しいです。母が病気の苦しみから解放されたのは救いですが、この先母がいないと思うと人生がつまらなく感じます。まだまだ母とやりたいことがたくさんありました。 母の死は時間が癒してくれるのを待つしかないのですが、ちょうど転職と引っ越しをした直後に母が亡くなったため、新しい仕事を頑張れる気がしません。一人暮らしでホームシックにもなっています。まだ結婚もしておらず、一人っ子でもあるので孤独感が大きいです。 新しい仕事は私が目指していたことで、母も生前応援してくれましたが、母が亡くなった今となっては前向きになれません。これから新しい仕事のためにたくさん勉強しなければならないのに、無気力で頑張れる気がしないです。 母の癌が発覚した1年前から精神的にしんどく、診療内科に通うほど体調も崩しました。そのような状況下で頑張って転職し、これからというときに訪れた母との別れは新生活の不安と二重の苦しみで耐えられる気がしません。これからどうやって日常生活を送り、前向きに人生と向き合えばよいでしょうか。

有り難し有り難し 13
回答数回答 1

故人の魂はどこに?

先日大好きな妻が亡くなりました。妻は本当に僕の全てで大事な大事な宝物でした。 子供もおらず、独りぼっちになってしまい、今は絶望しています。生きる目的、意味が全く無くなりました。 僕の唯一つの願いは最愛の妻の魂にずっとずっとすぐそばにいてもらい(お骨も手元に)、自分が亡くなるときに一緒のお墓に一緒に納骨してもらい、そしてあの世でまた会えることだけです。 質問なのですが、49日に審判され遠くへ行ってしまい最終的に極楽浄土を目指すという理解をしているのですが、疑問があります。 白木の御位牌から本位牌となり、魂を入れて頂くと思うのですが、位牌に魂が宿るとするならば、極楽浄土などに魂は向かうのに、魂はいったいどこにいるのでしょうか? 魂は分割され2か所にいるのでしょうか? また、お盆には年に一回戻って来るという話しも子供の頃から聞いており、迎え火で迎え送り火で送り帰って行くということでした。帰ってしまったらいないということなのでしょうか? 極楽浄土等、御位牌、お盆、魂の居場所をわかりやすくご説明頂けますと幸いです。 僕は妻にずっとそばにいて欲しい、遠くへ行って欲しくないと考えております、魂の居場所によっては仏教と考えが合わないのでしょうか? 実はそのように悩んでいる間に49日が過ぎてしまいました、49日の法要は過ぎては良くないと聞きますが今から行って頂くことは難しいのでしょうか? どうぞ宜しくお願い致します。

有り難し有り難し 14
回答数回答 2

父親亡くなる

父93歳母90歳姉64歳私57歳で、姉は実家からバスで30分の所に住んでおり、私は埼玉県に住んでいます。母は専業主婦で家事全般をやっていた人です。父母共に病気をして入院した時は、どちらかが実家に帰って寝泊まりをしていました。母が心臓の手術を10年前にしてから、家事全般を最小限しかできず、それでも父母と2人で頑張っていましたが、2年前に母が転倒して頭を打ったのですが、頭の中も異常なく、骨折もしておらず、ただ筋力が落ちて、やる気も出なくなり、父が母に変わって家事全般を最小限やってくれる事になり、父は、家事をやった事がないので、味噌汁の作り方を一から母が教えていました、しかし父の作る物にしょっぱいだの、と父と姉に話していたそうです。父も指示されているみたいでイヤだとは姉に話していたそうです。母か転倒して、動けなくなった頃から、愚痴がおおくなり、姉は、母は要支援2の認定を頂いていたので、訪問ドクター訪問看護ディサービスを利用し、少しでも愚痴の数を減らしていこうとした時に、父が脳梗塞でたおれ、悪性リンパ種も見つかり、入院して1ヶ月で亡くなりました。愚痴をこぼす所もなくなり、母は、私や姉が手続きや、お墓仏壇等をやっていると、私達に攻撃しはじたのです。ただそれが午前中に始まり夕方には、穏やかになり、母の今後の事もあり、ケアマネに来てもらい話をすると、老人うつ病をかられると言われ、私達も確信ではないが、そうではないかと思うと伝えました。前から少しずつあったものが、今になって大きく出てきたのではないかとも言われました。姉は知識がないので、精神的な事が書かれている本を前から読んでいますし、私も資格はないですが、施設で長く働いているので、少しは知識があります。ただ姉が言うには、父が生前の時母は、とても穏やかな人で先々を考える人だったと話し、母が転倒して何もできなくなってから、人が変わったようだと言うのです。うつ病があるかもしれない事を少し頭に入れて対応していこうと姉と話していたのですが、姉もわかっているが、ウンウンとは聞けずついいってしまう、母はエスカレートしてしまう、なので第三者に入ってもらって、近くにおばがいるので、母の話しを聞いてもらうなどして、対応していますが、これからどんな事に気をつけたらいいのか、対応はどうしたらいいのか、母自身も、自覚がないので困っています

有り難し有り難し 19
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ