僕は般若心経を最近覚えました。
ここで般若心経について質問です。
ネットなどでよく「般若心経を唱えると霊が寄ってくる」などいろんな事を聞きますが、本当に霊は寄ってくるのでしょうか?
また、その場にいる霊をはらったり、人についている霊をはらったりはできますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まず、冷静に考えて自分自身に問いかけてみましょう。
そもそも霊とは何でしょうか?
あなたの中で霊とはこういうものであろうという思いが先立っています。
それは人から言われてそう思い込んだだけのものではないでしょうか?
実際に存在するものですか?
それはあなたの思いで描いたものでしょう?
根拠もないわけですし。
まず出発地点からして、妄想からスタートしています。
人間はこの様にありもしないことを自分の頭の中でいつの間にかあると妄信して、存在を認めてしまっている、と気づいてください。
般若心経とは、そういう思いの創造物が一切なくなることです。
みんな自分の作った物語、ストーリー、想念は大事にとっておきたがるものです。
霊が寄ってくるという図式、霊をはらうという図式が、そもそもあなた自身が作りだした想像であるということを見極めてみましょう。
それが本当に霊を払う、ということです。
それがこのお経に書かれた仏の教えです。
霊が寄る意味を考えたことがありますか。
霊は助けを求めています。
現世へのこだわりが不成仏となるのですから、この教えを聞いて救われたいと寄ってくるのは当然。
よし!今救ってやるぞ!
その迫力をもって救ってあげてください。