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緊張で眠れなかったので、その緊張と向き合ってみた。

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今回の質問のため、プロフィール書き換えてます。
プロフィールをご参照ください。

というわけで、昨日の夜から緊張が、今までに経験したことのないような緊張が、時間とともに度合いを増しています。

緊張すること自体は悪いことだとは思ってません。
緊張しない人間はいないような気がします。
ただ、「ポジティブな緊張」と「ネガティブな緊張」があると思います。

いつも、舞台の出番前は緊張するのですが、結構その緊張感は好きです。(ポジ緊張)
頭が真っ白になるような緊張とは違うので、それさえも楽しめる感じです。

ですが、今回の緊張はヤバイやつです。(ネガ緊張)

この緊張の最大の要因は、「準備期間がなかった」こと。(これは言い訳?)
それなのに、「評価されたい」、「認められたい」、という気持ちがある。(これは欲?)
下手だなぁ…とか思われたくないのです。(これはプライド?)

で、結局「失敗したらどうしよう」というネガ緊張が起こってしまう。

まだ起きていないモノゴトをあれこれ考えるから不安になる、という考えかたもある。
でも、起こりうるリスクを洗い出し、対処法をあらかじめ考えておく、というリスクマネジメント的な考えかたもある。

そんなことをグルグルと考えていたら、何も解決しないまま、ネガ緊張を保ったまま、ただの寝不足の状態で...
ここに書き込んだら、少しは落ち着くかな、なんて思ったのですが、無理っぽいです。
でも、「今できる精一杯」でやるしかない!

緊張って何なのでしょうね?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

適度な緊張感をもって

拝読させて頂きました。そうですね、緊張して眠れなくなってしまうこともありますよね。それでかえって心身ともに疲れ果ててしまうこともありますよね。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。

私もさきほど今日午前中に公的なお仕事の面接でしたので、沢山の知らない方々と知らない場所でお会いしてお話させて頂き大変緊張しましたね。
昨日の夜はなかなか眠れなかったのでやっぱり疲れてしまいました。そしてちょっと余計なことを言ってしまったように思い今ちょうど反省しています。
とはいえまあまた明日気持ちを切り替えて頑張ってみようと思います。

そのように人生は一度きりとりあえず当たって砕けろですね。何でもやってみなければ挑戦してみなければ始まりません、失敗してみなければ何がいいのか悪いのかも自分が今どのレベルなのかもわからないですからね。

できるだけ心を落ち着けて今自分ができることを一生懸命にしっかりとやるべきことをやることが大事です。初めからみんな何でもできる訳ではありません。何度も何度もやって挑戦し、失敗を繰り返し乗り越えていく中で、場数を踏んでいく中で自分自身が成長していくんですからね。
恥ずかしがっていたりものおじしている時間はありません。

あなたの大切な人生です、未来です。ストレスを抱えるのではなくて適度にアドレナリンが出る位の緊張感をもってどうか取り組んでくださいね。
適度な緊張感や一生懸命やっている姿は見ている人の心に訴え心を動かしいつかそれが感動に結び付いていきますからね。

どうか心を落ち着けて頑張って下さいね!あなたを心から応援してますね!

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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私も葬儀の時はいつも緊張します。今日も緊張しました。そんな時に思うのは、亡くなられた方の為に、ご遺族の方々の為に精一杯のことをやる、という事です。
あなたも、あなた自身が思うように、見てくれる人の為に精一杯のことをやればいいと思いますよ。
プライドや自分への評価は一旦捨てて、相手の期待に応える為に、相手に感動を与える為に。
緊張は真剣に向き合っている証拠だと思ってくださいね。
ご健闘を祈ります。

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おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

【Kousyo Kuuyo Azumaさま】
ご回答ありがとうございます。

「人生は一度きり、当たって砕けろ。」
本当にその通りだと思います。
私の場合、砕け散ることのほうが断然多いですが、失敗から学ぶことは多いですし、挑戦できることがとてもありがたいことだと思っています。

眠れないほど緊張していたのに、始まってみたら今までの緊張は何だったのかと思うくらい、いつも通りでした。
役に入ってしまえば私ではなくなるので、役に助けられました。

よい方向に進めそうです。
関わってくださった方々に感謝しかありません。
そして、hasunohaでいただいたコメントにも助けられました。
本当にありがとうございました。

【三宅 聖章さま】
ご回答ありがとうございます。

「プライドや自分への評価は一旦捨てて、相手の期待に応える為に、相手に感動を与える為に」
分かっているようで、分かっていませんでした。
自分を優先させてしまって、そのような考えに至っていませんでした。
相手があってのことなのに、なぜそのように考えられなかったのか…
教えていただき、ありがとうございます。
今後の私の人生で、この言葉は何度も思い出すことになりそうです。

よい方向に進めそうです。
関わってくださった方々に感謝しかありません。
そして、hasunohaでいただいたコメントにも助けられました。
本当にありがとうございました。

「緊張してしまう」問答一覧

料理に緊張しないで集中するには?

結婚前は毎日料理を作っており、ひどく怒られる事はありませんでした。 それが、義母が主人に「ご飯は毎日(私が)作ってるの?」と聞いて、主人が「毎日作ってるよ」と言った時の義母のびっくりした顔が印象に残っており、それが私には料理に自信のある義母が仕事もしてて、料理も私がするとなったら自分の存在価値がなくなってしまうから困るというような顔に見えてしまい、料理を上手く作ると義母にマウント取られるから、作らないほうがいいんじゃないかという気持ちが湧き上がってきてしまいました。 でも本当は上手く作ったほうがいいのはわかっているのです。なのにその時の気持ちが料理をするときの気持ちを邪魔してしまい、主人にまずくて怒られるということが何度もあり、私の作った料理を捨て、主人のご飯のために真夜中義母のところに主人を連れて行き、義母に料理を作らせ、義母が私に「何やってるの?」と言ってバカにしてきたこともありました。 義母は「料理を捨てられて悔しくないの?」と言いますが、悔しいのは当たり前ですが、料理を捨てるというような行為をするような育て方をしたのは誰なのだと料理ができないことを棚に上げて文句を思ってしまう自分もいます。 義母も捨てられるような料理を作るのが悪いという態度なのです。 同じ料理でも日によって主人は「味が濃い」「ちょうどいい」と違うことを言ったりします。それはその時の体調によるものだと言う事はわかってます。 ですが味見をしててこの前はこう、その前はこうだったと考えてしまい、わからなくなってしまいます。 結婚後は主人が食費を負担してくれているので、お金を払っているのにおいしいものが出てこないと言うことで少しの味の偏りも許せないのだと思います。 それだけ味に厳しいと私においしいものが作れるのか?と緊張してしまい、集中できなくなってしまって悪循環なのです。 毎日義父母の面倒をみるため予定がわからず、買っても材料を無駄にするといけないと思い、買い物も満足に行けなかったりするので、残り物で作ろうとなってしまい、それだと主人の好きなものを毎日出すと言うわけにはいかず、食が唯一の楽しみだと言う主人には人のことを考えてないと言われてしまいます。 私のことを主人に相手のことを考えてないと言った人の言葉をそのまま主人が言います。私も嫌いな人だったから相手のことを考えてませんでした。

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