hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

ヘルプマーク

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

皆様は「ヘルプマーク」というものをご存知でしょうか?

パッと見、元気そうな人でも、何かしらの病を抱えていたりして、周りの人たちの手助けが必要な人が付けている、赤いタグのようなものです。

※まだご存知ない方は、是非「ヘルプマーク」で検索してみて下さい。

ようやく認知されるようになってきたなぁというのが、率直な私の感想です。

最近、ヘルプマークを付けている人を、結構な確率で目にします。

「お困りのことはありませんか?」
「何かお手伝いしましょうか?」

ヘルプマークを付けている人を見かけたら、ちょっと勇気がいるかも知れませんが、そっと声をかけてみて下さい。

例えば、目の前にお年寄りが立っていたら、座席を譲ったりしますよね。

それと同じです。

ヘルプマークを付けている人がいたら、座席を譲ってあげる。

もちろん、これは一例ですけどね。

私も今は、ヘルプマークを付けている人を見かけたら、とっさに声かけしようかな?と思います。

でも、実は私もヘルプマーク付けている側なんです。

でも、つい自分自身のことより相手のヘルプマークが気になって、大丈夫かな?困ってないかな?という気持ちが先行してしまいます。

付けなきゃならない立場なんですが、堂々と付けられないのも現状なんです。

ヘルプマークを知らない人たちからしたら、何あんたみたいな若いモンが座って!席譲りいや!みたいな顔をされてしまいます。

目に見えないところに病気や障害を抱えていている人もいる、若くても立って移動するのが困難な人もいる…

というのが、やはり伝わらない。ヘルプマークを付けていてもいなくても。

一応、助けての目印は付けているのですが…

お年寄りでも元気な人がいて、席を立つと「いや、結構ですよ!」と言われた経験のある人も多いのでは?

でも、若い人に座席を譲るという発想が浮かばない、これ仕方のないことなんですが…

でも、それって本当に仕方のないことでしょうか?

超高齢化社会。老若男女問わず、助け合いや譲り合いの精神が必要な時代になってきているのではないでしょうか?

私の母でさえ、障害者って強いよね!とか、だから障害者って嫌い!とか言っています、そのあなたの娘も障害者なんですけども…

hasunohaのお坊さまの中で、ヘルプマークを付けている人へ積極的に声かけしている方はいますか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

質問者からのお礼

大忍貫道様、はじめまして。お返事ありがとうございます。

確かに、まだまだ知られていないと思うからこそ、こちらのhasunohaに書かせていただくことで、いろんな方に知ってもらえたらなぁと思ったのもありますので、こうしてお一人でも知っていただけたことに感謝致します。

見えないものを形にしたのが、ヘルプマークです。

SOSのサインがキーホルダーになったようなもので、私は、ある種の「御守り」のような存在に感じています。

ヘルプマークを付けているからと言って、助けてもらうのが当然だ!みたいに思っている訳ではなく、察してもらえたらなぁという感覚。

もっともっと知られていけば、そのうち、傲慢な考えの人も現れるかも知れませんが、今の段階では、知っている人がいたら「ありがとう」と思うのではないでしょうか。

時々、初めて声をかけられた、とか、声をかけられて嬉しかった、と書かれている記事を目にします。

私は…まだ一度も声をかけられたことがないです。

元気そうに見えるのでしょうね。

でも、どうなのでしょう、実際に声をかけられたらドキッとなり、ビックリしてしまうかも知れません。

ヘルプマークをきっかけに、もっと自然と助け合えるような社会になったら良いですね!

皆を大切に想う気持ちを、私も忘れないようにしたいものです。

「心・体の障害と向き合う」問答一覧

発達障害の娘を育てています。

長女は、もうすぐ20歳になります。産まれた頃はまさか障がいがあるとは分かりませんでした。気がついたのは、1歳を過ぎても単語を話さない。指差しをしない。偏食。同じ年齢の子に興味がない。人を見ない。まるで1人の世界で生きているような子でした。こだわりがある。すごい多動で、1秒も目が離せない。旅行で静岡の熱海に行ったのですが、迷子になり3時間も見つからない事がありました。診断の結果は、知的障害を伴う自閉症でした。2歳で保育園に入れ、療育センターで保育園に通いながら週2回のリハビリ私も週3日パートをしていましたが、私の給料はほとんど療育センターの給食費と、旦那は平日仕事でしたので、私が連れて行き電車で往復1時間半の交通費に消えました。本当に辛かったです。3歳で奇跡的に言葉を話せるようになりました。そんな娘も今月成人を迎えますが、成長とともにこだわりが強くなり暴れる。娘を育てるのがますます大変になってきました。平日B型作業所に通っています。一生懸命働いています。施設外就労があり工賃もいくらか多く頂き、娘はお金があると無駄使いをしてしまうので、少し貯金をして生活費にもしてくれていて嬉しく思います。今土日は、デイサービスの空きがなく利用がほとんど出来ません。支援学校に行っていた頃が、落ち着いていました。作業所では外食が多くて太ってしまい将来成人病が心配です。今ダイエット中です。親が先に亡くなる事を考えると不安です。この先娘をどう育てたらいいでしょうか?旦那も難しい人で、会話が噛み合わず。毎日喧嘩になります。辛いです。娘のこれからの幸せを願っています。

有り難し有り難し 11
回答数回答 1

逆エンパス

閲覧いただきありがとうございます。 僧侶の皆様の見解を知りたいと思い相談させていただきます。 世の中には逆エンパスなる性質を持った人がいると最近学びました。 逆エンパスの特徴の一つとして ①知的障がいを持った人。介護者が必要なぐらいの障がいがある人。 ②社会的にきちんとしていない人(一般的に言われる変な人・異常者)正義感や純粋なエネルギーを浴びると居心地が悪くなり怒って反発したくなるようなタイプの人。反社会的な人。 (出典:阿倍野まことカウンセリングルーム) ①②に絡まれやすいという特徴があります。 私自身、上記のような人に遭遇しやすいと感じています。 外出すれば、3回に1回は見ず知らずの人に絡まれます。 具体例を上げますと、家族とスーパーで買い物中 「これ安いね。買おうか。」などと話していると、いきなり見ず知らずの人が近寄ってきて「うっせーな!」と去りながら捨て台詞を吐いて行かれることが良くあります。 その際、決して大きな声で騒いで話しているわけではありません。むしろ、こういった事がよく起こるので声量はかなり小さくしています。 絡んでくる人の特徴は •母娘。娘が突っかかてくる。娘は母親にピッタリくっついている。 •母親の方は我関せず。知らないふり。 •娘の年齢層は10代〜30代と幅広い。 •見た目は異常者に見えない。 このような感じです。 対処法としては 逃げる。気づかないふりをする。が 取り入れやすい方法のようです。 実践している最中ですが、 余りに酷いとつい睨みつけてしまいます。 頭では 「こいつは異常者」「私が悪いわけじゃない」と言い聞かせつつも感情が落ち着きません。 正直なところ、外出も怖くなってしまいます。医療機関などには相談しています。 家族は私以外鈍感で、私が言うまで気付かなかったり こういった事を経験したことがなく理解者はいません。 僧侶の皆様の中で似たような経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか。 また、この逆エンパスについて見解を伺いたいです。 長文失礼しました。よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 20
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ