回答 2
有り難し 41自分の愚かな行為により、数年前に罪を犯してしまいました。
警察の方にもお世話になり、結果的に刑罰を受けることはありませんでした。
おそらくは不起訴処分という結果になっているかと思います。
本当に愚かな行為で、迷惑をかけ、情けないことをしたと思います。
今でも申し訳なくてどうしたらいいのかが分かりません。
常習性の高い罪であったのですが、家族の後押しもあり、その後は仕事や勉強に意識を充て、生活をしてきました。
５年以上はそうして生活することができています。警察官の方も「二度としないように」「立ち直っていくことを望んでいます」と仰って頂き、その言葉も励みとして生きてきました。
ここ最近、仕事や私生活でも先のことを考えていかなければならない場面が出てきてしまいました。
こんな罪人が普通に生活をして良いものか、将来のことを考えて良いものか、本当にどうしたら良いのか悩んでいます。
お腹が空いたらご飯を食べ、トレイにも行ってしまいます。
会社では仕事をして、時に家族のもとに帰ります。
好きな方ができてしまうと一緒にご飯を食べたりもしてしまいます。
友人とも時に普通に遊んで会話をしてしまいます。
家族は優しく接してくれています。
本当に心の底から感謝しています。
親も高齢になり、どのように償っていけば良いのかと考えています。
兄弟もおりますが、どう謝罪をしていけば良いのかと考えています。
罪を犯したものがどう生きていくべきなのか、それとも、生きていてはいけないものなのか、本当に分からなくなってきました。
前科前歴は死ぬことで消えるらしいので、もし、私がいなくなれば、家族は普通の家族に戻れるのかもと考えています。
それでも、おそらく私がいなくなると悲しんでくれるとも思うので、どちらの選択が正しいのかが分かりません。
将来、自分に家族を持つ権利などないので、生きていくとしたら一人で生きていくことになります。
大切に思って頂ける人もいたのですが、過去のことを考えると私ごときが幸せにできることもないと思っています。
色々な人が支えてくれていたのに、それを裏切るような行為をし、そして身勝手にもこの先を考えてしまう自分がとても情けないです。
もし何かお言葉を頂けるのであればとても助かります。
本当に自分勝手なお願いで申し訳ありません。
お坊さんからの回答 2件
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質問読ませていただきました。
過去の罪を悔い、そして自分を責め続けておられるのですね。
心中お察しいたします。
さて、自分には幸せになる資格などないと考えておられるようです。
果たしてそうでしょうか。その幸せになる資格は誰が許可して与えるものですか？そんな絶対的な存在はいません。誰しも幸せに生きて良いんです。
過去を悔い、自分を省みる謙虚さがあるなら、必ずや周りが力になってくれますよ。
また、幸せな将来を夢見ることが「身勝手」だと自分で責めておられます。
しかし、その幸せな将来を放棄して生きることは、助けてくれた親や兄弟や、仲の良い恋人や友達を悲しませることになります。自分の罪の意識を晴らすために周りを悲しませる・・それも「身勝手」と言えませんか？
同じ身勝手なら、みんなが幸せになれる「身勝手」を選びませんか。親、兄弟、恋人、友達、そして自分自身、みんなが幸せになれる「身勝手」なら素敵じゃありませんか。
だから、あなたは幸せになっても良いんです！！
ちなみに、「前科前歴は死ぬことで消えるらしいので、もし、私がいなくなれば、家族は普通の家族に戻れるのかもと考えています」とのことですが、これは大きな勘違いです。
たしかに前科前歴は消えるでしょう。しかし、あなたが存在した事実は消えることはありません。死んでいなくなったところで、みんな安心して普通の家族に戻るなんてことはないのです。
「家族は優しく接してくれています」とあるので、ご家族はあなたのことを大切に思っているのでしょう。そんなあなたがいなくなれば、家族は悲しみに沈むでしょう。ひょっとしたらバラバラになってしまうかもしれません。
あなたは死ぬことで罪の意識から逃れられるという逃げの気持ちを少なからず持っているのではないですか？そして自分の死を、「自分が死んだら、みんな幸せになる」と周りに責任転嫁することで正当化しようとしてませんか？
それはあまりにも自分勝手な発想です。本当に罪滅ぼしがしたいなら、頑張って生きて幸せになって、あなたの大切な人たちを安心させてあげて下さい。喜ばせてあげて下さい。
それがあなたの本当の罪滅ぼしだと思いますよ！
何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。
過去の前歴は消えようの無い事実です。
周囲の方々を悲しませたのも事実です。
でも不起訴処分になったということは
あなたの反省と将来を認められたのです。
その期待に応えて
この５年間あなたは頑張ってこられました。
あなたを支えてくれた方々のためにも
あなたは幸せにならなくてはいけません。
もちろん好きな人が出来たら
一緒になってください。
あなたはこれからも
その生活を続けていって
縁のある方々の役に立ち
ちゃんと納税して
社会人として生きてください。
本当にありがとうございます。
幸せになっていい、ならなければならないとのお言葉、気持ちが少し楽になりました。
私の犯したことはとても卑劣でして、女性を撮影するという本当に愚かな行為でした。本当に被害を与えた方には謝っても許されるような行為ではありません。
今になれば何故そんなことをしたのかと毎日後悔していますが、自分の中に狂気のようなものが潜んでいるような気がしてとても怖いです。
とても情けないです。
もしかしたら事件化そのものになっていないかも知れないのですが、確かにその事実はありました。こんな私でも大切な人と一緒になって良いのかは本当に分かりません。また不幸な結果にしてしまうことがないかとても不安です。
不安な気持ちから死ぬことに逃げてしまっていたのかも知れません。
苦しい方向から逃げてしまっているのかも知れません。
自分が幸せになる方向、見つけられるか分かりませんが、できるだけ頑張ってみようと思います。
今更になってですが、日常がどれだけ幸せなもので溢れていたのかと思います。
話せる相手がいること、毎日ご飯を頂けること、寝る場所があること、働ける場所があること、当たり前のようで本当に大切なことだと改めて実感しました。
帰り道で風が気持ち良かったり、草木が青々と茂ってるのを見たりするとこんな大切なことに気づけなかったのかと後悔してしまいます。本当に馬鹿なことをしました。温かい家族を見ると、愛情を注いで育ててくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
お言葉、本当にありがとうございます。
前を向けるように頑張ってみたいと思います。
なんとお礼を申し上げて良いのか分からず、拙いお礼の仕方で申し訳ありません。
