それではおばば様。霊視をお願いいたします。
👵
あなたの心理を霊視し透視します。
あなたは霊や霊能力者なんていない、と思っているわね。
でも、一方ではまだまだそれを信じられない。
だから、僧侶たちの意見を色々聞いて結局、自分が自分に都合良い意見を言ってくれる人の意見だけを採用して確信をしたい。
ところが、アナタがそれをする結果、どっちに転んでもそれが為に世の中に負の働きを生みだす可能性があることをまだご存じないようね。物事をより良い方へ導く精神が不足しているからヨ。
今のあなたではそれを知っても結果的に、霊能力や洞察力・人の心を瞬時に見抜く力が高い人達が生み出す「良い働き」すらも台無しにしてしまう方向に向かっている。科学オンリーの唯物ドライ主義はやめた方がよいでしょう。世の中のどんな職業もその人次第。仕事もピンキリ。プロもいれば、詐欺師もいる。
でが、霊能力があるのかないのか？答えはそれを知りたい・調べたい貴方にも「↑そこ」が一番問われる。それが答え。
それを調べた結果、なにをどうしたいのか？それがない。坊主の意見を都合よく利用されても困ります。私達が言わずとも「我こそは霊能力者」みたいな人はみんな怪しい人ばかり。ですが、物事の本質を知る、見抜くとは、その一面を見抜いて裁く力を持つだけではなく、全体作用を知るべきなのです。
それは、その力によって世界のある分野においては、迷える人々をより良い方向へ向かわせる働きが「ないわけではない」ということも知っておきましょう。
また一方で、あなたが期待する様な霊能力を持っている人がいるとしても、それを人の心を救うことに用いている人もいれば、お金お金で人をたぶらかして自分たちの業界の利益をあげるような人も「いないわけではない」。その事実は誰でも知っているはず。
では、霊はない、いないのか。
ある。作用がある。霊の作用があるからこそ亡き人が生きている人を時代を超えて突き動かす。どこにその作用が無いと言えようか？
神仏も神仏の存在、作用、働き、活動が「ある」からこそ、日本は他国よりも穏やかで治安の良い国となっている。我々もあなたがより良い心、より高い人間性に目覚めて頂きたいと思うのです。
神仏とは人が自身の内に増大させるべき精神のことです。自らが自らの心をこの上なく豊かな心に導くその精神を神仏と言わずしてどこに神仏を描いているのか？

丹下　覚元（たんげ　かくげん）

安穏寺 （天岑寺）

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あなたのおっしゃるように、霊や神仏がいないなら賽銭泥棒でも何でも「警察にばれなきゃやったもの勝ち」と考える人もいるのでしょうね。
そうであるならなおさら、霊や神仏が存在することにしておいた方が、社会秩序や道徳の維持には都合が良い気がします。
「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれるよ」などと同じで、閻魔様が実在するかどうかに関わらず、人間には閻魔様を想像して感情を変化させる能力があります。
梅干しやレモンの味を想うだけで唾液の量が変わるなど、心のイメージは肉体をも変化させます。
霊を「情報」だと考えてみれば、たとえばフェイクニュースであっても、その情報（霊）にはトイレットペーパーの値段を高騰させたりする実力があるのです。
そしてときには、情報（霊）が独り歩きすることもあります。
霊能力者とは、情報を操り、人の気持ちを操作する能力がある一流のプレゼンデーターなのかもしれませんね。
仏教的には、修行を積んで神通力や禅定（精神集中力）を手に入れた者にしかわからかい世界はあると考えます。
また、海外には前世の記憶を語る子供が実在し、幼い子供にはあり得ないような仏教的な智慧で大人と質疑応答している事例もあるようです。
ただ、それと、いわゆる霊能力者とを一緒くたにはできませんね。
仏教的には、輪廻転生を考えますので、死者は別の新しい生き物に転生するので、いつまでも幽霊みたいに死人の時間が止まっているとは考えにくいです。
仏教で死者の冥福を願う場合、実は、死者が生まれ変わった先の、新しい生き物の幸せを願っているのです。
亡くなったお婆さんが、街ですれ違うベビーカーの赤ちゃんになっていたり、極楽浄土の菩薩様になっていたり、マグロやミミズになっていたりするかもしれないので。

願誉浄史

がんよじょうし。浄土宗教師。｢○誉｣は浄土宗の戒名に特有の｢誉号｣です。四...

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