回答 1
有り難し 4私は、過去に沢山の苦しい事がありました。
虐め、虐待、ネグレクト、性被害、沢山苦しい事があり、幼少期から重い精神疾患でした。苦しいことが沢山あった中で、「私は幸せになってはいけない」という価値観で自衛するようになりました。それは今は呪いになってて「ダメ出しの存在」として私の中で、私の主導権を奪っています。だから今の私から見える世界は全て呪いの目から見たものになってて辛いです。
4年前に信頼できる精神科の医者に出会え、そこから努力と周りのフォローもあり、どんどん病は良くなるものの、自分ではそれを認められず、最後の最後にある「ダメ出しの存在」という存在が、私の幸せを踏み荒らすのを許してしまってます。
幸せなのに「お前は不幸だ、一生不幸だ、幸せになんてなれない」と呪いの言葉を何度もぶつけて、その存在と一体になってしまってます。
私は幸せになりたい、この4年で支えてくれた人達と幸せでいたいし、幸せなのに、呪いの言葉で私は不幸、という思い込みが消えずに辛いです。
人生は苦という事を何度も医者からも教わっていて、
呪いの言葉で私は、「自分は不幸だからもっと頑張らないと」と、頑張ることを止められず、人生は苦という事から逃げ出そうとして苦しむし、
不幸じゃないのに不幸だという妄想で苦しんでます。
人に感謝して生きてきたい。ありのままの自分を愛していきたい。
どうかアドバイスを頂けませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
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ぐり 様 相談ありがとうございます。
確かに人生は苦しい。思い通りにならないのが当たり前でしょう。
そして、あなたの過去の相談内容も読むと、言いようもないほど辛い思いをしてサバイブしてきた。他人にわかろうもはずない苦労をしてきたのだと思います。
よく耐えて、今、「人に感謝して生きてきたい。ありのままの自分を愛していきたい」と思えるようなっていることが、私は本当に素晴らしいことだと思います。
しかし、自分に思いやりや優しさを向けるところでブロックを起こしていて、「お前は不幸だ、一生不幸だ、幸せになんてなれない」の言葉が頭に浮かんでくるのでしょう。
実はその「幸せになれない」と（おそらくあなたが無意識のうちに）思い込んでしまっているその奥に、仏様の心が眠っている。あなたの中に仏性が有る。と信じてください。仏様の心が有るし、仏様になる種があるのです。
その種を発芽し成長させる。あるいは仏性が有ると思っていくには、まずは、信じることが大事です。仏性が有ると信じ切ることが大切です。
そして瞑想です。
心を落ち着けて、ゆったり座り、自分の心地よい深くゆっくりとした呼吸とともに、他人から受けた思いやりや優しい気持ちを思い出しましょう。心が温かくなったとき、その時を思い出して、その優しさを吸う息とともに体の奥に取り入れていきましょう。そして充分に取り入れたと感じたら、その思いをあなたの身体全体に吐く息とともに、いきわたらせるのです。それを繰り返してください。
信じ切ることと、優しさを充分に取り入れることで、あなたのブロックがほどけていくでしょう。さらに「私が幸せになりますように・喜びが溢れますように・平穏でありますように」と祈りこめて慈悲の瞑想をすることで、ありのままの自分を愛せるんじゃないかなと思います。最初は慣れないかもしれませんが、出来る範囲で実践してみてください。一礼
追伸：お礼メッセージありがとうございました。心は揺れるものだと思います。一人で抗うより、辛い時、瞑想が上手くいかない時、思いやりが向けられない時、その時々にどうぞ遠慮なくご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
ありがとうございます…。染み入るご回答、本当にありがとうございます。
私がもってる、私は幸せになれないの奥に仏様がいらっしゃると言うお言葉に涙が出ました。
私は、「信じる」ことをしてこなかったように思います。
そして同時に、私がこの世で1番の不幸者だと思い込んでました。
その概念が仏様を信じる気持ちを見えなくさせていたのかなとも思いました。
自分が1番の不幸という気持ちは怖いですね、何も見えなくなってました。
瞑想、かしこまりました。
慈悲を自分にも向けられるよう、精進いたします。
本当にご丁寧でお気持ちのこもったご回答を、ありがとうございました。
