私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な者ではありません。むしろその逆で、しょっちゅう周りの方々にお尋ねして、教えてもらって生きています。質問について考え、答えようと悩むことで私自身が学び、僧侶として少しでも成長していけたら、と思っています。
youtube法話を始めました。私の名前ですぐ見つけていただきます。
私が住む滋賀県湖東地方は明治大正期、カナダ移民を輩出しました。私の村からもアルバータ州南部に移住し、その地で熱心に宗教活動をなさった方がおいででした。その方の事績を調べるうち、同じ地方に多くおいでになった沖縄出身者たちと本土からの移民との交流に関心を持つようになり、細々と調べ続けています。
もう二度とない結婚式ですから、それだけ大きな失敗をされたら誰でも泣いてしまうし、許せないのは当然です。簡単には許せません。
でも、だからといって訴訟を起こし、慰謝料をもらおうとまではお考え...
結婚して後悔する、ということはほぼ皆に当てはまります。私もそうです。はっきりいって後悔しています。
ただ、結婚さえしていなければもっといろいろなことができる、というのはちょっと違うと思いま...
お父さんにDVや暴言を受け、ずっと苦しんでおられる人(何故か多くは女性)からのお尋ねはhasunohaでよく見かけます。普段、外で大人しくしているお父さんがお酒を飲むと暴れるというケースが多いと...
進学校に入ったらみな秀才ですから、ついていくだけで大変です。私の恩師がお坊さんの大学である龍谷大学から東京大学の大学院に進まれ、世界観みたいなものが変わったとお感じになったらしいです。
し...
私はカナダの日系人の歴史に興味を持っています。だから、何度か現地に行って日系人のお年寄りを訪ねてお話を伺いました。日本では子育て中でもあり、ラジオ講座で英語を勉強する程度のことしかできず「駅前留...
文面を読ませていただいて通帳の写真を撮ったところで恐怖しました。また、あなたにパートナーが既にいるなら、ということをお話しになったというところでも恐怖しました。世の中にはそんな人間もいるんですね...
後悔先に立たずといいますが、じゃ、後で後悔すると分かっていたら過ちを犯さないのかというとそんなこともないと思います。分かっていてさえ過ちを犯すことすらあるのが人間の性だと私は思います。
私...
私は学芸員のバイトをやっていた頃、あなたと同じようにイジメられていました。一人しかいない正規職員がホントは女性を採用したかったのに私が来たから気に入らないとずいぶん酷いことをされました。一人だけ...
人間って怖いものだと思うことが多々あります。hasunohaに何度も書いていますが、私たち夫婦の仲人夫婦は私たちには嘘とカネをよこせとウザイ消えろの3つしか言いません。仲人のうちオバサンの方はう...
うちも夫婦で考え方が違いすぎ、困っています。そして半分諦めています。言うてもしょうがない。理由や根拠を示して話そうとしても感情に走ります。嫌なものはどうしても嫌だと受け付けません。会話が成立しま...
私は料理好きです。今日も自作の酢の物ともお漬物ともつかない料理を檀家さん数人に差し上げました。よろこんでくださる方も多いです(お世辞かもしれません)。
子ども食堂もやっていまして、今は料理...
幼い子の人見知りはよいことだそうです。それは、誰が自分を愛してくれているか知っていて、この人なら、と思うので親なら親、お祖母さんならお祖母さんだけに寄り付くそうです。愛されていることが分かってい...
自分はしょうもない人間で、というのは仏教では卑下慢といいます。意外に思われるかもしれませんが、それって一種の慢心なんです。慢心なんですからまともに悩まず、右から左に聞き流すのが一番良いです。黙っ...
結婚とは新しい親戚を持つということでもありましょう。少なくともそれがついてまわるものではありますよね。
だからといって、どうしても嫌いな連中と無理して付き合う必要はありません。本当はそうで...
あなたはよく自分の過失を自覚しておられ、済まないと反省しておられる。10代なのにご立派です。私は当時、あなたのようには考えられませんでした。若いあなたはきっとこれ以後立派に成長し素晴らしい大人に...
よく「あの人は酒さえ飲まなければいい人なんだけど」という声を聞きます。これは表面上はそう見えるだけです。いつもは穏やかな人でいられるのと、酒を飲むと暴れる・暴言を吐く・性格が激変るするなどはセッ...
お子さんが自死なさっただけでも消えてしまいたいほどお辛いのに、まして喧嘩の直後に亡くなったのですから、ご自身を責めてしまわれるのは無理からぬことです。本当にお辛いですね。私があなたの立場なら同じ...
たいへんな状況のなかにおられること、お尋ねの文面からありありと伝わってきました。たいへん的確な言葉の使い方をなさいますね。
さて、では、どうなさるのがよいか、となるとなかなか難しいですね。...
浪費壁は母上のお年ではなかなか解消されないでしょう。もっと若い人でも簡単ではありません。そして現状もさることながら、いずれは必ずお祖母さんも亡くなるわけでそうなると年金もなくなりますから母上はも...
なかなか難しい問題ですね。ふつうに考えますと生まれてくるお子さんは婚外児となるかもしれませんから、無責任に産んでくださいとはとてもいえません。育てていけるか不安であるとおっしゃっているのですから...