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不安と恐怖の思いを去ることが出来ません

年が明けても、過去の辛かったことや後悔や自責の念を思い出してしまいます。
元旦だけはと何とか頑張り切ったのですが、気持ちが切り替わりません。
過去の負債を取り返そうと完全主義になり過ぎてしまうことが多かったのです。
頑張ったつもりでも、まだ足りない、まだ足りない、もっと、もっとの繰り返しでした。
断ち切らなければと思ってもこの20数年の癖を断てないのです。
自然体でいればと思うのですが、面と向かうと家族でさえも顔が緊張するのが自分でわかります。
常に緊迫感を持っていないと不安です、相手の心を傷つけることを恐れるあまり表情を観察しすぎたり、心の裏の裏まで書いて話をしようとしたりしてしまいます。
他人に従順になりすぎたり、自分なんて2の次3の次になったり、とにかく嫌われるのが怖く、自分では頑張ったつもりでも一つ失敗するごとに台無しになった気がして、それを取り返そうと必死になったりしています。
家では洗濯も、風呂掃除も、炊事も、買い物も、家族の一員のペットの世話も、灯油などのことも、全部自分が引き受けなければとなってしまいます。
失敗とは、買い物した時に一品買い忘れたとかのこともありました。過去の良い行いがそれでリセットされた気持ちになるのです。
言い訳かもしれません、幼少期から生真面目な性格でした。学校の消雪パイプを踏んでしまい、同級生に水がかかった時は自分の服がびしょ濡れになるまで浴びましたし、テストでは100点でなければ納得しませんでしたし、中学や高校の時の読書は宗教書や自己啓発書などでしたし、先の従順さもあり、利用されることも多くありました。高校の担任の先生はもっと高校生らしくハメを外すくらいの気持ちを持ちなさい、もっと遊びなさいと注意を受けました。
何か一つ失敗するのがトラウマになり、失敗しない人生を送るという気持ちが起きてしまい、日々落ち着かず自分の気持ちと向き合ったり、自分を愛し大切にすることすら長いこと忘れてきました。
過去の習慣を断ち切り、新しく生きたいのですがどうしたら良いですか?
感謝日記、瞑想、自分褒め、温泉などでのリフレッシュ、ウォーキング、色々試したのですがどれも上手くいかず困っています。
よろしくお願いします、乱文長文失礼致しました。

後悔・自己嫌悪
有り難し 8
回答 2
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。
回答僧

常福寺

Yosyiaki O

頑張らなくっていいんだよ。

あなたのコメントを読んで、なんか自分の若い頃を見るようでした。10年ほど前、母親が認知症になりました。「実の母親の介護くらい、自分がやらなければいけない」と決意し、それなりに頑張りました。が、4か月程で小生がうつ病になってしまいました。結局、知人に頼み込んでグループホームに入居させて頂きました。
その経験を踏まえての結論。
❝頑張らなくっていいんだよ❞
あなたは何か宗教を拝んでいますか?。どの宗教にも「ご本尊」や「お祖師様」がいらっしゃいます。そのミニチュア版を「お守り」として身に着けて、心のより所にしてみて下さい。

中道、バランスが大切となります

しょう様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

過去のことを断ち切りたいとされるお気持ち、誠に理解できます。

しかし、今の自分が過去から繋がってある以上は、断ち切ろうにも切れないものもございます。仏教的には、業・カルマの問題でもあります。

だからといって、諦めないといけないのかと申しましたら、そうでもありません。

過去の業・カルマは、それはそれでもはや取り返しがつかないもので仕方ないのですが、しかし、これからの自分は、これからの自分における業・カルマの因縁(原因と条件)次第において、過去の業・カルマごと変えていけることができるものとなります。

イメージとしては、まさにおっしゃられているように借金みたいなもので、過去の業・カルマの負債を、仏道に少しずつでも精進することで、返済すると共に、いずれ、努力によりプラス(善の業・カルマ)に転じていけるものにもなるという感じでございます。その因縁次第により、人生も、後生も良い結果へと向かって参りたいものでございます。

とにかく、あまり完璧完全を求めすぎも、逆に極端なことになってしまいかねません。この世は、(実体的に)有るか無いかではなく、縁起により成り立っている世界であり、人生も中道、バランスが大切となります。

中道を歩むためのヒントが仏教にはたくさんございます。是非、これから少しずつでも修習されていってみて下さい。

良い因縁(原因と条件)を調えていくことにより、良い結果へ向けて、共に頑張って参りましょう。

川口英俊 合掌


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