回答 1
有り難し 21・私は、人間関係を形成する時もいつも嫌いな人や苦手な人とは、はっきりと距離を置くようにしています。
みんなのように愛想付き合いが出来ないのです。なので、友達は少ししかいません。
ご飯に誘って行ってくれる人は1人くらいかなと思います。仕事終わりに友人と飲みに行ったーとかってみると少し羨ましいなって思います。
また、ここ3年間で一番仲の良かった友人と疎遠になってしまいました。最初は寂しかったですが、楽しかったこともいっぱいあったけど、嫌なこともあったしこれで良かったのかなと思います。
・勉強していてもこのままでいいのかと思います。
大学に行ったこと、後悔してしまいそうです。
・言いたいことも6割くらいしか言えません。いつも弱気です。
前の方が自分らしく言いたいことは言えてたように思えます。
・中学高校の時の方がもっといろいろ頑張ってたように思えます。
兎に角、自分に自信が持てないし、色々ダメなこともしてきたし、同じような間違いを繰り返してしまいます。
過去の自分が今の自分を見たらきっと悲しむと思います。
どうしたらいいですか？
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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はじめまして。亀山純史と申します。
以前にも、他の相談者からの「自分に自信がもてない」という相談に答えたことがありますので、そのときの回答を基に、お話をさせてください。
実は私は、無理をしてまで、自分に自信を持とうとしなくてもいいのではないかと思っています。これは、「自信を持つことを目的化しない」ということです。自信とは多くの場合、他との比較の上に成り立つものです。仕事での自信を例にとれば、自分が他の人よりも効率よく仕事が出来れば、その仕事に対して自信を持つことでしょう。しかし、自分よりもさらに効率よく仕事をする人が現れれば、それまでの自信は揺らいできます。あるいは、他人とではなく、過去の自分と比べることで、自信を持ったり、自信を失ったりすることもありまあす。たとえば、今、自分の言いたいことの６割位しか言えなくても、以前は内気で言いたいことの半分も言えなかったとしたら、今の自分に自信を持つことになるでしょう。逆に、以前は雄弁であっても、他人から「一言多い！」と言われ、話すことに臆病になれば、話すことに自信を失うことになります。このように、自信とは、常に何かとの比較の上に成り立つものだと思います。そして、比較とは相対的なものですから、安定性に欠けます。
そこで私からのアドバイスは、「自分が自分のことを認めてあげること」、つまり、自信ではなく「自分を肯定してあげること」が大切だということです。そのためには、自分が出来る範囲のことを、精一杯やっていくことです。過去の自分との比較も含めて、他との比較をしないで、自分が出来る範囲内で誠心誠意取り組むことです。そうすれば、他との比較の上に出来上がる自信以上の自己肯定感が生まれてくるのではないでしょうか。
最後に、自信がある人の上にも、自信がない人の上にも、仏様は微笑んでくれていることを忘れずに。
ありがとうございました。
自分を肯定するのは、簡単そうで難しいですね。
でも、なんだかホッとしました。
