昨晩、飼っていたペットを踏んでしまい、殺してしまいました。
私が一番お世話をしていました。一番可愛がっていました。なかなか懐かない子で、いつか手に乗せてなでなでするのを夢見て毎日お世話をしていました。
多分不慮の事故です。それでも自分が殺してしまったという思いが消えません。
家族は事故だから私のせいではないと、仕方ないのだと慰めてくれますが、心の整理がつかず、眠れず、あの時こうしていればという後悔が無くなりません。
今までの人生で一番苦しいです。
一緒に飼っていた弟にも申し訳なさでいっぱいで、謝るしかできません。
どうやって気持ちの整理をすれば良いのでしょうか。とてもしんどいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
この世は苦しみに満ち溢れた世界ですね。
こんさんの体験を通し、私はより深くそう感じました。
ペットさんは苦しかったでしょう。
でも、見落としていませんか?
あなたもまた、苦しみの中でもがいているのです。
どんな慰めも通じないほどに。
いやいや、そんなの死んでしまった動物と比べたら・・・・
と、お考えでしょうか・・・・
「事故だけど、これは殺したんだ」
「弟に申し訳がたたない」
「心の整理をしたい」
など、自分の論理や感情に振り回されるのではなく、、、
事実と見つめ合っていただければと私は思います。
ペットが亡くなったという事実のみと向き合うのです。
もしそうだったら、どう感じられてましたか?
「寂しい」「悲しい」「もう会えない」じゃないでしょうか。
これはあなたの失敗です。
上から物が落ちてきて、落命したのと同じです。
なのに・・・
あなたが殺したと思えば思うほど、その子は飼い主に殺された子になってしまうのです。
だからこそ、私はペットの死に向き合ってくださいと書いているのです。
世話をしてもらって、愛情をかけてもらって・・・
そんな「人間こんさんに」ペットは喜んでます。
少なくとも私は、そう思います。
手のひらと手のひらを合わせ、合掌を作って下さい。
そして、愛らしい顔と、同じ時を過ごせたことに感謝するのです。
今すぐそのような心境になれないかも知れませんが、ゆっくりゆっくりと・・・
こんさん、こんにちは。
大切なペットを誤って亡くしてしまったのですね。辛いですね。
まずはペットのご冥福を祈ってお念仏を108回唱えましょう。そうすれば阿弥陀さまが救ってくださいます。安心してください。
人は、他の生き物を殺さないと生きていけません。牛も豚も鳥も魚も殺して食べているのです。しかも毎日歩いていると、アリだって知らずに踏み殺しているでしょう。殺虫剤で蚊やハエ、ゴキブリを殺していると思います。石鹸で手を洗うのは、手についた生きている菌を殺しているわけです。でもコンさんは、辛いとは思わないでしょ?
生きるためには他の犠牲がなければなりません。だから苦しむのではなく感謝して命を頂く。その恩返しは自分が立派に成長することなのです。
今度のペットの事故は辛いことですから、そのご縁でコンさんはもっともっと動物を愛する心を作ってください。育て方も注意するようになるでしょう。それがペットへの恩返しなのです。
合掌
供養してあげたらどうでしょう。お経をあげてもらいましょう。あなたの気持ちはきっと楽になりますよ。許されます。
そのペットちゃんもあなたを恨んだりしません。全部ゆるしてくれてますから。