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考えすぎて自分だけどころか他人も傷つけてしまう。

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有り難し有り難し 34

私は親に色々尽くしてもらったりしてても
自分が自意識過剰で考えすぎで人の事をすぐ疑ったりしてしまいます。

ついさっきもそれで親のせいみたいな言い方をしてしまって
親に「もうどうしたらいいかわからない」と言われてしまい傷つけてしまいました。

ゴメンねって謝って「いいよ。気にしなくていいから。」って
言ってくれたけど本心ではない感じがしてます。

私はこうやって人の事をすぐ疑って人も自分も傷つけて
人からもっと心を閉ざしていってしまうのでしょうか。

しかも母親がテレビ観て私が自意識過剰で自分に自信がない人は
いっぱいいてそういう人はこうしたらいいみたいだよって
いい話してくれたのにまた同じような事を言ってしまって
「なんか言っても意味なかったね」って言わせてしまいました。

あそこで私は素直に受け止めればよかったのにって後悔してます。

でもまた明るく楽しくしていきたい気持ちはあります。
なんか自分勝手ですよね。

どうしたら
人の事を素直に受け止めて信じていけるようになるでしょうか?

どうしたら
変な考え方をしたり
自分を苦しめたり他人を疑ったりしなくなりますか?

自分をうまくコントロールする技ってありますか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自意識過剰の処方箋

こんにちは。
私は高校時代、太宰治の人間失格を読んで「あわわこりゃ自分の事か」と思って自分の背中に「自意識過剰」という言葉を貼っていました。(本当)
自意識過剰について私なりに考察します。
・人の眼が気になっている
・人からの評価が心に刺さりすぎる
・頭の中の自分に関する情報活動が盛ん過ぎて発熱して疲れる
・人が私の事を悪く思っていないか
・悪く思われたくない
・これ以上立場が低くならないためにもすましてしまう、スカしてしまう
・立場の浮き沈みが苦しい
・ネガティブ
・心の中で思っていることが表に出る事が恥ずかしい
・単に親とうまくいかない
・単に親しく関われる本当の理解者がいない
前回の回答の方が自分的には面白くて好きだったんだけど🙍スベッたみたいだったので(-_-;)チェ。よって再回答しました←自意識過剰。
まずは親と何でも話せるまで相談するべきです。お母さんごめんね、と。素直になりたい、と。(ソレガデキリャクロウシナイカ)
まずは高く評価したいと思います。ここまであなたは自分の事を文字化して表明できる分析的な頭脳を持っているのですから素晴らしいことです。きっとあなたは早熟タイプなのですね。でも現実の会話の中ではスムーズに自己表現がしづらい。それは何か引っかかていることがあるからです。人目にさらされたくないことを。あなたは早熟タイプですからさらに飛躍するためにも親と何でも話せる関係を作る事でさらに爆発的に飛躍します。多くの方が親とうまくいかないとそこでコケます。
でも、親と上手に話すことが出来ないならば、もう一度自分の内面を掘り下げて具体的なお悩み相談を投げかけて頂けませんか。こちらとしても具体的な方が答えやすいもので。
以下、自意識過剰を打ち消すマントラです。
「何も増えない何も減らない」「自分一人ぐらい世界にとっては大したことない」「何も引かない何も足さない」「自分の評価なんてその時その場その状況だけのこと」「評価は風。風邪なんてつかめない、吹いている間だけが風」
思いの中の風(情報)に振り回されない心をつくる事が仏の生きかただよ。

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有り難し
おきもち

縁起と空

aki様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

自意識過剰・・当然に誰もが一番に自分の事に関心があって当然であり、自意識することは、当たり前と言えば当たり前です。

しかし、私たちは一人で生きている、また生きていける存在ではありません。必然的に他との関係、繋がりにより成り立っている存在であります。このことを仏教的には「縁起」的な存在と申します。

そのため、人間関係においても、一体、自分は他人からどう思われているのだろうか、嫌われていないだろうか、変なようにみられていないだろうかと気になるのも、良好なバランス関係を保つためにはある種の自己防衛的な反応と言えるのではないだろうかと存じております。

もちろん、あまりにも過剰すぎると弊害もあるかとは思いますが、自意識が自己向上や自己改善、他との関係向上、関係改善に役立つこともあるため、一概に悪いとは言えないものであるとお考え下さい。

問題は、様々な関係性へのマイナス要素となる場合でございます。もちろん、親子関係であれば、それ程に問題にはならないかとは思いますが、やはり他人とのコミュニケーションのバランスを考えると、過剰な反応がマイナスになってしまうこともあるかとは存じます。

そこで、過剰な自意識へのとらわれの悩みを解消するために、仏教的には、少しずつでも「空」の理解を進めることで、強い自我意識へのとらわれを離していくことが求められるものとなります。「空」と言っても難しいですので、例えば、「自分が、自分が」では成り立たないという存在であることを理解していくということであります。

そして、「自分が、自分が」となってしまっている意識を、その「自分が」という存在は、他との関係性の中で成り立っている、自分一人では到底に生きてはいけない、存在できない立場であり、他との関係性をより良く大事にして、意識的に他のことをもっと思い遣れるようになっていこうとして、言動に注意を払うようにしていくということが大切になります。基本的には、自分のされて嫌なことは他にしないということを心掛けることでも随分と変わってくるのではないだろうかと存じております。

もちろん、すぐには難しいことですが、少しずつでも経験していく中で、失敗もしながら、成長していければ良いのではないかと存じます。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
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