回答 2
有り難し 26お世話になっております。僕はもう人生に絶望しました。とにかく今は死にたい気持ちです。人間関係にも疲れました。僕は昔から人間不信でした。その影響か友達を信じられません。いや、本音を言うと友達とは思えていないでしょう。しかし、間違いなくいい人達なんです。けど信じられません。本当に愚かです。僕ももうじき嫌われ、おそらく孤立することでしょう。コミュニケーション能力もなく、もはや会話ができません。自分のあまりの無能さも含めて絶望です。さらに僕はhsp(ハイリーセンシティブルパーソン)です。おそらく、母親が精神病なので、遺伝だと思います。アトピー性皮膚炎もあり、他人の目が気になります。ただでさえhspが辛いのに、重度のアトピーで他人からは引かれる目をされてきました。すれ違いざまに鼻で笑われたり、もうまるで他者からバカにされるために生まれてきたとしか思えません。他者の醜さも分かり、絶望しかありません。恋愛だって一生涯できないでしょう。本当に理不尽な世の中ですね。いい人生にしようと勉強もしました。阿弥陀仏の教えを知り、とても成長できたと思ったのですが、ただただ真実の自分に絶望するばかりです。念仏を唱えたところで浄土に行けるのか分かりませんし、そもそも死後どうなるかなんて人間の知恵では分かるはずもないのに、浄土の存在なんて信じられません。他にも禅やアドラーの教えについても触れてみましたが、「人間関係によって幸福を得られる」と説く。これは最悪でした。僕は人間関係なんて築きたいとさえ思いません。事務的に仕方なく作ってるんです。俺、最低ですね。本当に。でも今まで人間の醜さを見てきたので仕方ないのです。
禅の教えやテーラワーダ仏教では自我を無くせと説く。どう考えても不可能ですよね。もはやそれは「死」しか思い浮かびません。
１，生きる
２，死ぬ
この二つの道で迷っています。
いろいろ書きましたが、これが僕の本心です。不愉快になられたら、申し訳ないです。
全てに絶望した僕は、これからどうすれば良いのでしょうか？どうかアドバイスをお願いします。
HSP気質で生きづらく、人目を気にするあまりすごく不器用な人間です。 しかしデメリットばかりではなく、生きづらいからこそ、生きづらさを解消するために色んな本に手を出しましたし、仏教に出会うことができました。 人生において様々な悩み事があり、お坊さんのご意見やアドバイスをいただきたいと思いました。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
斉木さんこんにちは。
ずっと浄土真宗の教えを中心にご相談いただいていましたが、今回はご自身のことをお話しくださりありがとうございます。人には話したくないような内容も、話したいけど話すのに勇気がいるような内容もあったことと思います。
本当にありがとう。しっかりとお聞かせいただきました。
さて、困難な境遇を抱えておられるのですね。そしてそれによって周りの他者の見え方も辛いものとなっておられるのですね。
斉木さんが苦しい現実は斉木さんだけの問題ではありません。重度のアトピーやhspだからといってあなたを差別していいはずなどないのです。
でも現実には周りを変えるのは難しい…。すると困難な境遇の只中におられる方は、そこからもう立ち上がっていけないのか。
そんなことはあってはならないはずです。そして現に困難の中でも立ち上がり、「救い」というものを見出してきた人たちがいるのも確かだと思います。
斉木さんにとってそれがどういう形で実現するのか。それは私が勝手に薄っぺらい理解と言葉で言えるようなものではないのだと思います。
でもきっと、お念仏の教えに出会えた方は人間の醜さだけでなく、その人間が必ず仏になる人間だという阿弥陀仏の誓願に照らされた視点がいただかれてくると思うのです。
大乗仏教の救いは私一人だけが救われるものでなく、全ての人が、具体的には私と目の前のあなた（斉木さんにとっての他者）が共に救われるものであるはずです。
それはけして他者と仲良しこよしの人間関係を築けるようになるということではないのでしょう。
むしろいがみ合ってでも、避け合ってでも、そこにそれでもこの人も仏になることを約束されているのだというものが共存されるのではないでしょうか。
けしてそれが観念的なものだけに終わるのでなく、その阿弥陀仏の誓願を拠り所として、現実の関係や境遇を課題として主体的に引き受けていけるのだと思います。
私の言う事を「そうなんだ」と無理やり自分を押し込める必要はありません。
嘘をつかなくていいのです。怒りや愚痴や不平不満をそのままぶつけてくださっていい場です。hasunohaも阿弥陀仏の前もそういう場。
あなたが蔑む他者も、あなた自身の反応も縁により与えられたもの。それと阿弥陀仏の誓願とどちらが確かなものか。
これからも一緒に問うていきましょう。
お早う御座います。
仕合せそうに見える人も、TVで活躍する芸能人でも・・生きている人は誰もが、大なり小なりの悩みや不満を抱えて・・それらを心に秘めて二度とないこの瞬間を生きています。
生きる事の意味は、こちらから求めなくても自然と自ずと現れてくれます。そして、一人ひとりが与えられた課題があるのです。
人により耐えられる強さや、力も違います。それらは自分の強さや力により違うと思います。私も、絶望所ではない何故私だけがこれだけ苦しい問題を次々に突きつけるのか！と神も仏もないと、生きる事だけでなく全てが飽きれ嫌になるほど沢山、沢山・・難儀する問題を与えられました。追い込まれて自殺もしました。一度だけでなく、二度も・・愛した人を病気や震災で失いました。家族の死もです。
不平や不満、愚痴・・それらばかりをつぶやき、眉間にしわを寄せて過去ばかりを追う人生でしたが、きっかけを与えられ・・思考も視野も広がり、それらを一切口にしなくなりましたら・・自ずと人生も運命も自分自身も取り戻し変わりました。
人には見えない力だけでなく、それぞれにしかない良さを持って生まれてくるのです。人生は思うようにならないです。それでいいと私は思います。思う通りで時々困難が訪れる世の中では・・有難みを今よりも、もっと忘れて自分勝手な世の中になってしまうのです。困難、時々善き事が訪れると・・有難い＝有難うとなるのです。
人生は冒険旅行。その人生を周りに無理に合わせて、作り笑顔や眉間にしわを寄せて窮屈で、無理に枠に留まっているよりも・・自分らしく堂々と笑顔で折角、与えて頂けた奇跡である人として生まれ、この瞬間を生きれること、比較的に恵まれた地で暮らす家も、綺麗な服を着て、温かいご飯を食べられる事・・目の前にある目に映るものこそが仕合せなのです。色々言う方もいらっしやいますが、あなただけにしかない良さを必ず見てくれる方が居るのです。絶望に嘆くよりも、私のように工夫をしてそれらを好転させて絶望から自分らしく過去でもない、未来でもない、一度きりのこの瞬間を自分らしく過ごして頂きたいです。結果をすぐに求めずに、これだけ頑張ったのですから、ほどほどに変えて過ごしてください。きっと何かが変わり、いつも見ている物が違ってみえるはずです。
あなたらしく人生という冒険旅行を仕合せに歩めますように。
合掌
永寛様、回答ありがとうございます。思い通りにならない現実を目の当たりにし、いつまでも嘆いていては仕方ないですよね。昨日は、どうやら精神が参っていたようです。今朝起きたら、案外頭が冷静になっていました。
当たり前の生活が当たり前ではないのですよね。食事だって他の生き物を犠牲にしてまで生きているのに、生きさせてもらっている僕がこんなに嘆いていては申し訳ない。この自分なんだから、この自分のまま、自分らしく生きようと思います。これから一歩前に進めそうです。
吉武さん。いつも回答ありがとうございます。昨日は冷静さを失ったまま、ただ書きなぐってしまいました。でも、これが本心であることが分かりました。
仏教を学んでいる者として、人生は思い通りにはならないのは分かっていたはずなんですが、そのまま地の底に落ちてしまいました。
しかし、他人を変えることなんてできませんよね。他人の態度には本当にイラっとしたりしますし、醜いと思いますが、結局自分も同じなんですよね。
昨日の夜、自分はどう生きたらいいのか自問自答していました。出た答えは、「現実を引き受けながら生きること」でした。生きる時は精一杯生きさせていただく。死ぬ時は死なせていただく。それでいいじゃないかと思えました。そして浄土真宗がまさにそれを体現した生き方だと思いました。
自分の考え方を少しずつ変えていって醜い自分を受け入れながら、より成長できるように精進させていただきます。
南無阿弥陀仏
