hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

今度は自分が癌になりました。

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

今年の始めに乳ガンが見つかり、手術と放射線治療を終えました。
今はホルモン治療中でまずは5年続ける予定です。
昨年は彼が癌で他界し、今年は自分が癌になるとは…。会いたがっているのかしらと思うこともあります。
こんなに色々盛りだくさんな私の人生はどこへ向かうのでしょうか…。
もっと、平々凡々な人生が送りたいです…。
お坊さんの有難い言葉が聞きたいです。

2021年6月11日 23:25

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

有り難くはないですが

大変なご苦労されていますね。
さやさんはお身体を労り大切に過ごされているのでしょう。

私たちはこの身体をお借りして生きているわけです。死ぬるまでこの身体とともに生命を全うします。
生老病死という逃られない苦しみと誰もが向き合わなければなりません。治療をしつつ、しかし今の事実を受け入れられないと苦しくなります。つまり身体の機能のままに受け入れるほかないのです。あなたの身体は全てを受け入れています。そして赦しています。思いは、ジタバタします。悲しんだり、苦しんだり、喜んだり。私たちは身体のように事実に学ぶのです。受け入れっぱなし、赦しっぱなしです。
生きている限りは生きぬく。これしかないのです。

病気が治り穏やかな日々が過ごせるようお祈り申し上げます。 合掌

2021年6月12日 7:12
{{count}}
有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺副住職。 悩みを吐き出す事で、ちょ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
この身体とこの人生を受け入れ、赦せるようになりたいです。この身体はお借りしているものなのですね。大切にしてきれいにお返し出来るように努めようと思います。

「癌・末期ガンと向き合う」問答一覧

癌の母、現実逃避の父

末期癌の母がいます。 あちこち転移していますが去年までは普通の生活ができておりました。ですが年始に足が腫れ歩けなくなり、骨転移が神経に障っているのと下肢の血栓で入院中です。 月末の退院後は元通りの生活とはいかず、幾分か歩行に問題が出るとのことです。抗がん剤も打ち切ることになるので、終末期の準備と覚悟も必要になります。 コロナ禍では入院すると面会もできませんので、できる限り在宅でと思っています。 なのでヘルパーさんを入れることも視野に入れ病院と相談をしておりますが、実家は物が溢れており、まず掃除から先にと思っているのですが、父が拒否します。 父は私と仲はよい方ですが、気持ちの弱い方で頑固。母が元通りになって帰ってくると信じて…信じようとしていて、掃除して手すりをつけることを退院してからと言い張って、話も聞いてくれません。 父が冷静に話を聞けないので病院との調整役は私が全て引き受けていますが、限界を感じ病院の相談機関には相談をしています。 退院前に父と私と看護師さんで面談をし、説明と説得をお願いしています。 多分今の時点でできることは全てできていますが、今後、父の気持ちを尊重しつつ母の生活の質を維持していけるのか?その調整が上手くできるのか不安です。 弟がおりますが、義妹は第二子妊娠中ですし、弟と父の仲が悪い為そこにも注意を払わないといけません。 今日もやんわり掃除の話をしましたが、退院したら!と話を聞いてもらえず、その度に無力感に襲われます。 向き合わない父に腹が立つわけではありません。ただ、困り果てています。 私だって、母がいなくなる準備なんて少しだってしたくない。全部投げ出してしまいたい。泣いて泣いて眠れない日もあります。 でも最後まで母が母らしくいられるように努力したい。 父に時間が必要なのはわかっていますし、ゆっくり進めるしかないのでしょう。 ただでさえ、父は一昨年長年介護してきた母(私の祖母)を亡くし、最近やっと立ち直ったところです。また失うことなど考えたくないのでしょう。その気持ちは痛いほどわかるのです。私も大好きな祖母でしたので。 でも、母について気持ちを共有できるはずの父がこの状態で、私一人先を考えなくてはいけない、この状況が叫び出したいほど辛いのです。 私はどのように両親と向き合うべきでしょうか。

有り難し有り難し 22
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ