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インスピレーションで子どもの名付けをしてはいけませんか

あと1ヶ月ほどで子どもが生まれます。
性別は男の子です。

わが子にどうしてもつけたい名前があります。
いわゆるキラキラネームや流行りの感じではなく、どちらかと言えば古風な名前です。
しかし、なぜその名前にしたいのか、どんな思いが込められているかを問われると、うまく答えられません。
その名前にしたいと思ったのは、全くのインスピレーションだからです。
ある日突然その名前が降ってきて、わが子をこの名前で呼びたい!と思いました。

もともと物事を決めるのに、そういう感覚的なものを大事にする方なので、今回もできれば変えたくありません。
夫も気に入り、賛成してくれています。
しかし、名前は一生背負うものなので、もっと真剣に、意味合いや画数を考えてつけたほうがいいのかとも思います。
一方で、子どもはどうせ親の思い通りになんかならないのだから、あまり色んな思いを背負わせすぎるのもな…とも思います。

その名前につけられている漢字の意味は、もちろん知っています。
決して人の名前としておかしなものではありません。
また、強いて言えば歴史上の人物と同じ名前なので、その方にあやかって立派に育って欲しいと言うことはできます。

わたしは、わたしの思いや感覚に捉われすぎでしょうか。
子どもの立場に立った名付けとは、どのようなものでしょうか。

有り難し 20
回答 5
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

インスピレーションでも大丈夫ですよ。

 どちらかと言えば古風な名前なんだし、歴史上の人物にあやかって立派に育って欲しいと言えるのであれば、全く問題ないです。

 私が子どもの名前を考えた時、幾つか候補が挙がりましたが、一つに決める時は、やはりインスピレーションでした。理屈で名前の優劣の差なんて無かったので、最期は親としての感覚で決めました。

 子どもの名付けは、先ずは親の感覚・願いで考えるものだと思います。子どもの立場で考えるなら、せいぜい名前でいじめられないかどうかくらいではないでしょうか。

子どもにとってはどちらも一緒

>子どもの立場に立った名付けとは
子どもが望む名前という事でしたら、それは本人に聞くしかありませんので難しいですね。そもそもPOPOさんはなぜインスピレーションで名付けをすることを躊躇されるのでしょう。例えば、一生懸命考えて付けた太郎という名前も、ひらめきで付けた太郎という名前も、太郎は太郎で、子どもの立場に立ってみれば変わりはないからです。

もし私が子どもとして親に言うことができるのなら、キラキラネームでも流行でも、自信を持ってつけて欲しいです。もちろん、その自信が周囲から過信や妄信と言われないためには、親子ともどもイキイキと日々を送ることが必要でしょう。

また、自信は簡単に得られるものではありません。なるべくたくさんのご親戚や、友人、イエスマンではない第3者に意見を求めた方がいいと思います。外国語で変な意味の言葉に似ていないかも調べておくといいかもしれません。大勢の意見を聞いたという事がそのまま自信になるのではないでしょうか。

最後に補足です。歴史上の有名人物の名はそのほとんどが誰かにあやかって付けられたものではありません。僧侶の世界では、誰かにあやかる時は名前の1文字だけいただきます。

願いを込めて

自分がその名前で嬉しいかどうか。
余りにも個性的過ぎると年頃になって問題にすることも多いと思います。
名前にはいろいろな願いが込められると思いますが、それもあくまで親独自のエゴがあまりにも出過ぎないように致しましょう。(^O^)
どのような名前であれ、ああ、私は親から、これこれこういう理由で愛されてきたのだ、と、名づけられた名前の意味を善意で感じ取れるようりなるとイイですね。
年頃になったらちゃんとした形で愛情が伝わるように教えてあげることが大事であると思います。
ちなみに禅宗僧侶の名前の多くは、心の最上の在り方、知恵や慈悲、仏法の意味を込められたものが多いです。

インスピレーションは大事です

「結局のところはインスピレーションである」

そう言った作家がいました。ボクも深く同意します。

ただし今回の場合、将来お子さまから自分の名への疑問を投げかけられたときに、親であるあなたの想いをちゃんと説明してあげられることがベストかと思います。

そういうシーンに対応できる自信があるなら、何の問題もないと思いますよ。

合掌

安産を祈念申し上げます

POPO様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

もう臨月となられて出産へと向けていよいよでございますね。。まだまだ暑い中ではございますが、どうかご安産を祈念申し上げます。

命名、名付け・・誠に難しいものでありますよね。。名前占い、画数、由来とあれこれと悩んでしまって苦しむよりかは、インスピレーションでスパっとお決めになられるのも誠に宜しいのではないかとは存じます。

但し、昔に子どもに「悪魔」という名付けで問題となりましたが、子どもの福祉を害する恐れがあるものであれば、考え直す必要もあるかもしれません。そうでなければ全く問題はないでしょう。

時にインスピレーション、ひらめきは誠に大切です。余談となりますが、仏教の世界でも思考や思念を超えた直感を重視する場合もございます。特に「空」に関する理解において、空性を直接知覚する現量了解が悟りへと向けての重要な要素になります。

もちろん、だからといって論理的思考、理知的思考を無視するというわけではなく、両側面からのバランスのとれた理解が大切となります。

とにかく、名前だけで何かが決まるわけではなく、要は、親御さんや子育てにおける周りの皆様による適切なサポート、支援によっての健やかなる成長、人格形成が何よりもお子様の将来において最も大切になるのではないかと存じております。

以下の問いの拙回答は「名前」繋がりにてのご参考までに。

問い「呼び名について」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002970057.html

川口英俊 合掌


質問者からの有り難し - お礼

ご回答ありがとうございました。
この名前がいい!と思った最終的な決め手が「音の響き」でした。
誰でも読めて、愛称も含めて呼びやすい。
たくさんの人に名前を呼んでもらい、愛される子になってほしいのです。
でも日本は漢字文化なので、もっと字の意味とか、画数とかを重視したほうがいいのかなと心配になっていました。

インスピレーションでも愛情がこもっていれば大丈夫と言っていただき、安心しました。
子どもが大きくなったら、ちょっと人とは違うかもしれないけど、こんな願いをこめてつけた名前だよと自信を持って伝えてあげたいと思います。

ちなみに…
これは後付けと言うか、たまたまなのですが、同じ名前の歴史上の人物の名字に、昨年妊娠が分かるに亡くなった祖父の名前の字が入っています。
それも気に入っている点です。

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