本立寺の住職をしながら、臨床心理士として医療・教育現場で活動しております。
仏教も心理学も、智慧は生かさなければもったいない。
より生きた智慧を伝えるためにどうしたらよいか、日々思考する毎日です。
kosaza_honryuji@yahoo.co.jp
お父様が突然亡くなられ、色んなお気持ちがあることでしょう。
ショックがあったり、信じられなかったり、自分や誰かを責める気持ちが湧いてきたり、何も考えられなかったり、やる気が起きなかったり…その...
僧侶・臨床心理士としての見解を一つ。
占いに限らず、対人面接には色んなテクニックがあります。
まず顔色や対面したときの雰囲気から、様々な疾患の見立てが立つことがあります。
赤ら顔でなら...
なすさん
仏教では不安に対して「諦めなさい」と説きます。
それは、何もかも放り投げてしまえという意味ではなく
『自分にどうにかできることと、できないことの境界を明らかにしなさい』という...
>mmmさん
「自分」というものについて考えながら、苦しい思いをされているのですね。
それでも、40年以上生きてこられて、13年も夫婦生活をされ、子育てもされている。
それは紛れもなく立派...
みるく。さん
これまでのご質問も拝読しました。
ご自身がしてきたことへの後悔や反省の気持ち、人の幸せを願って生きていきたいという立派な思いもお持ちなんですね。素晴らしいお気持ちだと思いま...
ご質問の内容から、部下をお持ちのそれなりの立場の方だとお見受けします。
「職場では他者とのコミュニケーションを一切断ち」とのことですが、「私を通り越してさらに上の上司との指示のやり取りを行うこ...
大島新島さまはじめまして。
色々と考えてしまう性分で、だからこそ苦しいのかなと受け取りました。
私も同じく色々考えてしまう性分なので、あなたの表現を参考に少しいじわるな書き方をさせて頂きます...
質問:自分が死んでも誰も困らないのではないかと考えるのがつらい
savantさん。
色々と勉強されているようですね。
そしてそれをここでぶつけてくれている。
そう、そうやって一つずつ確かめていけばいいと思います。
思考が完成したと思った瞬間に、停滞は...
まだ起きていないことに心を囚われることは意味のないことだ、とお釈迦様は説いておられます。
多少の解釈の差はあっても、多くのお坊さんはそのことを知り、不安が妄想であると考えているものと思います。...
くじらさん、はじめまして。
ご質問、プロフィール等拝見いたしました。
>自分を変えたいと思うほど気持ちを強く持てず、無力感、無気力、どこにも居場所がない、疎ましがられているに違いない、生...
ご自身で書かれているように、記憶を掘り起こして嫌な気持ちを膨らませたり、内緒でSNSを見ていることを暴露してしまうより、そっとしておくことがよいのではないかと思います。
また、SNSで言語...
普段、発達障害のお子さんへの支援に携わっている立場からお答えします。
『差別じゃないけど、発達障害者は凡人か犯罪者にしかなれないから』
これは明確な差別ですし、はっきりと間違った認識であ...
チロさんこんにちは。ご質問拝見いたしました。
大切なご友人と自分が「不釣り合いだと笑われているような気が」していて、そしてそれが自分の被害妄想だとも感じられているんですね。
チロさんはご...
わたなべさん、はじめまして。
「友達」と呼ばれる関係にどこまでを求めていらっしゃるかにもよりますが、私は今からでも遅くないと思います。
人との関係づくりに大切なことは、相手への「興味」と...
他人のことを「地獄に落ちた」と断言する人はどんな人なんでしょう?
地獄を見てきたのでしょうか? 証明はできるのでしょうか?
『「先祖が地獄に落ちた」から「宗教活動を積極的」にする』という論理...
普段相談を受けている立場から、発言させていただきます。
(お礼文の内容を受け、回答を編集・追記させていただきました)
大切なことは、すでに葡萄茶さん自身が気付かれています。
相手の立場...
お釈迦様だったら「誰かを評価する心は妄想だから、離れなさい」って言うと思います。
目の前の人たちを評価して、タイプ分けして、そうすることで得られることは何でしょう?
もしかしたら、一時的...
青空さんはじめまして。
「申し訳ない」という気持ちが強くて、それを行動で示されたのですね。
懴悔する気持ちを持つこと、それをちゃんと形にできたこと、それを許してくれた相手、全て尊く有難いこと...
きゃらめるさん、初めまして。
「愛犬が夢に出てきてくれて何かを伝えてくれようとしている」ということはあるかもしれませんが、そこに見える「辛そう」な姿は、きゃらめるさんご自身の後悔が投影されてい...
僧侶の道徳観や笑顔に憧れた。というあなたの気持ちは(自分のことではありませんが)とてもうれしく思います。
私もかつて「逃げ」ようとしていた自覚があります。
小さな頃より周囲から僧侶になる...