回答 4
有り難し 109一般素人がお経唱えても大丈夫ですか？
前にどこかで、般若心経を一般素人が唱えると幽霊が寄ってきて危険。みたいなのを聞いたんですが、本当ですか？
また、除霊効果のあるお経や、霊感上げる効果のあるお経ってあるんですか？
よろしくお願いします
ない
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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質問①
＞一般素人がお経唱えても大丈夫ですか？
大丈夫です。一般の方でも、僧侶でも何も変わりありません。お経の内容によっては難解で、独解により苦しみを生むということもあるかもしれませんが、唱えるだけでしたら何の問題もないのではないでしょうか。
お経というのはお釈迦様の言葉（教え）、あるいはお釈迦様の言葉（教え）を聞いてきた方の受け止めた内容が編纂されたものです。呪文ではないですから大丈夫ですよ。
質問②
＞前にどこかで、般若心経を一般素人が唱えると幽霊が寄ってきて危険。みたいなのを聞いたんですが、本当ですか？
本当ではありません。
質問③
＞また、除霊効果のあるお経や、霊感上げる効果のあるお経ってあるんですか？
ありません。
質問②③は幽霊の存在が前提の内容ですね。
幽霊がいると思い込んでいる人が、お経によってそれが消えると思い込んでいる場合に、思い込みが思い込みによって解消されるというパターンはあるかもしれません。
あるいは、幽霊がいると思い込んでいる人が、お経の内容によって幽霊などいなんだと気づき、幽霊への恐怖が解消されるというパターンもあるかもしれません。それらのパターンを除霊と称することはできるかもしれませんが、個人的には好ましくない表現だとは思います。
「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。－車をひく（牛）の足跡に車輪がついていくように。」ダンマパダ１
これもお経です。
幽霊の存在の有無は科学で証明されない限り断定はできません。しかしその科学的な有無ではなく、あると思い込んでいる人にはないものも見えるし、ないものによって実際に苦しみます。それをお釈迦様は「心にもとづく」とおさえられているのです。
だからこそ苦しみにつかれないように正しい眼でものごとを見なければなりません。
こうだろう・こうにちがいない・こうであってほしい
という「思い」が先行すると危険です。まずはどうなのだろう？と「事実」をあきらかに確かめてまいりましょう。
危ない知識を鵜呑みにしないよう要注意です。
あかさん、こんにちは。
よく霊能やスピリチュアルを誤って受けて止めている人が、そんなことを言う人がいますね。
般若心経を含む仏教経典は唱えて危険ということはありませんし、霊が寄ってきて危険なんてことはありません。
もし霊が寄ってくるのであれば、それはお経が原因ではなく、その人の性格が霊を呼ぶのです。経は文字の羅列でしかありません。唱える人によってそのお経の力は出るのです。
だから、除霊効果があるお経は何でもいいのです。あなたの心の清さに比例するのです。もちろん般若心経も大丈夫です。
もし霊感をあげたいと思うのであれば、仏教の心の修行をしてください。その修行とは八正道、六波羅蜜です。間違っても超能力に憧れてはいけません。霊能力は超能力ではありません。それは仏教の本質ではないからです。お釈迦さまはむやみに不思議な力を使うことを戒めています。もし霊能力や超能力を自慢している人がいればそれは怪しい人と思わなければなりません。心が向上すれば霊能力は自然につくのです。
合掌
( ﾟДﾟ)一休よ、毎晩このTVから貞子が出てくるようで怖いのゃ。成仏させてくれんかのう。
('Д')はい。将軍サマ。それではゲオで「貞子」系の映画を借りてきてください。
( ﾟДﾟ)借りてまいれっ。
(゜o゜)ハハッ。
家来の一本足りない凡下はポンタカードを持ってゲオで怖そうな映画を借りてきました。
('Д')それでは、再生お願いします。
(゜o゜)ハハッ
(;'∀')(;'∀')ひー…
📺
(-"-)続きは後で…
まず、お経という「真実を説く教え」の前に「一般素人」とか坊さんだからとか、そんなもの はありません。
お経は坊さんだけのものではなく、誰もが救われる「法薬」ですから、いつでも服用できる薬のようにもっと身近なものとしてください。
その人はお経や仏教のことを全く知らないだけで、誤解と推測だけでものを言っている名前も上げずにいい加減なことを言っているネット民と同じです。
ネット情報によると、時々「明日がXデー」でこの世が大変なことになるのだそうです。
そういうガセ情報はいつの時代にもありますが、今日も世界も我々もぴんぴんしてます。
除霊とはこのように心のネガティブな想念（霊）を払うことでもあります。
全てのお経は坐禅や念仏、仏道修行によって達成された「さとり」の説明書、効能書き、到るあり方、そして、悟りに到った心の世界観か説かれています。お経は読むもんじゃなく、やるもの、行ずるもの、おこなうものです。
「霊感をあげる」ということも、その考え自体が間違っている・憑かれているのです。
ありもしないものを人から言われて「霊感」というものがどこかにあるかのように思っていませんか？あなたは騙されやすいタイプです。霊感のある人ってなんでしょうね？なぜ、新聞やまともな報道で霊感のある人が呼ばれないのでしょうね？バラエティどまりの信憑性のない情報は信じるべきではありません。そういう嘘も見破れることこそ本当の意味で霊感といえるでしょう。
('◇')ゞそれでは将軍サマ、再生を。幽霊でも貞子でも成仏させて見せましょう。
PLAY▷
('Д')
(;'∀')(;'∀')
(゜-゜)
「…再生できません」
凡下はうっかりブルーレイを借りてきてしまいDVDプレイヤーでは再生できず貞子も出てこれずに済みました。めでたしめでたし👻
(；-"-)斬れっ！
(;'∀')ひー！完
💀
あか様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お経はお唱えすることも大切ではございますが、それよりも、その内容をしっかりと理解して、実践していくことが求められるものとなります。
お経は私たちを悟りへと導いて頂ける道しるべ、暗闇を照らす灯明でございます。「法灯明」です。
お経を頼りとして、しっかりと自分自身の行いを、悟りへと向けて、より善く、正しくに調えて参りたいものであります。「自灯明」です。
般若心経は、最高の「智慧」を説示されている内容がございます。それは、「空」の正しい理解となります。
是非、正しい「空」の理解により、悟りへと向けた資糧に努めて参りたいものでございます。
下記は拙論となりますが、ご参考まで。
『般若心経における「空」について』
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/93cd51b49c2264eb00fcc00a904a3392
川口英俊 合掌
